スタート直後、5番手スタートのロズベルグがロケットスタートを決めて1周後にトップに立ったり、後方で多重クラッシュが起きたりしつつあったが、その後は、抜くのが下手糞と言われ続けていたベッテルが地道にオーバーテイクを展開して優勝、そして2位には、途中で後退する事もあったがこれまた終盤のオーバーテイクで上がってきたウェーバーが入り、更に3位は、予選でアタックに失敗して13番手に落ちていたバトンが来た!
これでポイントランキングが、
259 ベッテル
167 ウェーバー
157 アロンソ
149 バトン
146 ハミルトン
ベッテル久し振りの優勝により、1回優勝しても25ポイントなのに、残り7戦でウェーバーとベッテルの差が92ポイント。
そしてハミルトン、せっかく上位を狙えたのに、小林と絡むクラッシュで痛恨のリタイヤにより大きく後退。…この二人が同じところを走る状況って実力の差的にあんまり無いんだが…クラッシャー同士が邂逅した結果こんな事に。
で、現在、数字の上でまだチャンピオンの可能性があるのはこの5人だが…現実的には、もうベッテル以外のチャンピオンの可能性どころか、韓国か、下手したら日本あたりでベッテルのチャンピオンが決まっちゃいそうな状況に。