シューマッハのエンストでフォーメーションラップやり直しになるという、最近のF1では珍しい事が起きつつ始まった決勝。
ポールのハミルトンは順調にスタートを決め、そして2番手スタートのグロージャンはベッテルに抜かれそうになるもなんとか耐え、その後は抜きにくいサーキットであるが故にコース上ではなかなか順位変動が起きず、かたやピットストップでは、2回目のタイヤ交換の時に、グロージャンとライコネンがチームメイト同士のバトルを展開し、ライコネンが前に出て、ハミルトンを追い回すもやはりコース上では抜けず、けっきょくハミルトンが優勝、あとはそのままライコネン、グロージャンの並びになり、今回ロータスが表彰台に二人乗るという結果に!
そしてランキング。
164 アロンソ
124 ウェーバー
122 ベッテル
117 ハミルトン
116 ライコネン
アロンソが5位に入り、着実にポイントを稼ぐのに対して、ランキング2位のウェーバーは8位でわずか4ポイントの加算に留まり、これでアロンソは更に差を広げ、これでついに40ポイント差!
そしてハミルトンが本当に優勝して上位に迫ってくるという展開に。
…これから長い夏休みに入るが、夏休み後には勢力図は一体どう変わるのか、まるで想像がつかない。