まずはスタートで、マルドナードがフライングで飛び出すと、グロージャンが周りを見ていない幅寄せでハミルトンを撃墜、1コーナーに向かっていた上位のクルマを次々と巻き添えにするという事をやらかした!
これによって、ランキングトップのアロンソを始めとする、ハミルトン、ペレスを巻き込んでリタイヤ、その他の多数のクルマもダメージを負う事に。
そんな事で、上位で巻き込まれずに済んだバトンが独走状態になり、一度もトップを明け渡す事無く優勝。
2位には大幅順位アップのベッテル、3位には上位に居ながらクラッシュに巻き込まれずに済んだライコネンが入った。
因みに、予選2番手の小林は、クラッシュに巻き込まれて最下位まで落ち、けっきょく13位フィニッシュで、『予選Q3に進出したレースではポイントが取れない』というジンクスがまたもや守られた。
そしてポイントランキングは、
164 アロンソ
140 ベッテル
132 ウェーバー
131 ライコネン
117 ハミルトン
101 バトン
トップのアロンソがノーポイントだった事で、ベッテルが優勝1回分圏内にふたたび迫ってきた。
そしてリタイヤのハミルトンが5位転落、開幕戦以降パッとしていなかったバトンが6位に上がった。
グロジャンに厳罰。出場停止と500万円の罰金
…そういえば昔、危険走行したって理由でシーズン途中でスーパーライセンスを剥奪された日本人ドライバーが居たけど、そんなのは目じゃないくらいに酷いクラッシュを今シーズン散々やらかしてるグロージャンがたった1戦の出場停止で済んじゃうんだ?FIAも随分と寛大になったもんだな。