できるだけ修正はしていますが、以下の記述は現在の状況を正確に反映しているとは言えません。(2002.9)
“パズル通信ニコリ”をはじめとした、ニコリ出版物を紹介します。
1980年8月に創刊しました。ということはあと少しで20周年、となりますね。なにかあるのかな?
1998年4月から月刊として続いてきましたが、1999年7月発売号をもって月刊にピリオドをうち、9月発行号よりまた季刊になりました。
2002年9月発行号でついに100号を迎えました。
の各10日に発売です。
というわけで、総合パズル雑誌としての展開を進めるのがパズル通信ニコリなのです。純粋にペンシルパズルを解きたいパズルファンから、ぢつはペンシルパズルはそれほど解かないのだけど、ニコリの世界が好きだから読んでいるという“ニコリファン”まで広く愛されて20年 。産まれたときにすでにニコリがあったという読者もずいぶん増えたようで...
雑誌としての「パズル通信ニコリ」がニコリの世界の中心にあるのですが、ニコリ読者のいろいろな期待、趣向にこたえて、以下のような本が出版されています。
お気に入りのパズルをもっと解きたい、という需要に答えた、同じパズル ばかり載っている単行本(すべて新作)。
一冊に90問程度載っているが、大きいサイズの問題も多いので、かなりボリュームがある。もっとも2〜3日で全問題終わらせてしまうという、末期症状の読者も少なからず存在ようです。
サイズも新書変形版で持ち歩きに便利なので、通勤通学や旅のお共にもおすすめ。
今までのところ、
のタイトルが出版されています。(かっこ内は発行されている巻数。2002年9月現在)
2001年11月のペンパ本は「カックロ」と「推理クロス」だそうです。
詳しくは
公式ページのペンシルパズルページをどうぞ。
本誌では少ししか載っていない、ジャイアントサイズの問題をいっぱい解きたいという欲望にこたえた、ジャイアントサイズの問題ばかり載っているニコリ別冊。
サイズは本誌と同じB5縦長サイズですが薄い。
しかし内容は濃いのです。
「1〜25までの数字を使った数独」という恐ろしい問題も載っています。
毎年1冊ずつ発行され(新刊は1月発売)、2000年1月にはVol.10が発売されました。
そして、2000年より積年の願いかなって年2回刊行(1月、7月)となるそうです。
しかし、年一回に戻るそうです。
「ああ、もうジャイアントやスーパージャイアントでは我慢できない、死ぬほどサイズが大きいパズルが解きたい、しんぼーたまらん!」、という、ニコリストのとどまるところを知らない欲求を満たすために作られた(?)、新聞見開き大に展開された一枚物の超特大サイズのパズル。
1997年5月にカックロ・1とスリザーリンク・1が発売されました。
大方の予想を裏切り、2001年2月にカックロ・2とスリザーリンク・2が刊行され、それと同時に1も再販されました。1の時には折りたたみの回数が多く、書きづらいという難点がありましたが、折りたたみ回数も少なくなって遊びやすくなっています。
カックロ・スリリンともに10000マス以上あり、上級者の目標タイムは十数時間。解ける人にはなんなく解けるようですが、観賞用に買った人も少なくないとか?
1999年刊行。漢字を使ったパズルが多数掲載。B5変形版(ニコリと同じサイズ)
2000年9月刊行。
2000年10月刊行
いろいろなナンクロが掲載されています。
クロスビーは約10年前までニコリが出していたクロスワード専門誌です。別冊の形で発行されました。 中身はもちろんクロスワードばかり
A4サイズの別冊です。広い紙面を活かし解きやすくなっています。
スリザーリンクばかりが120題載っています。れーにん氏やアセトニトリル氏へのインタビューなどもあり、読み物も充実しています。
各県見開きのクロスワードです。当然カギはご当地にちなんだものばかりで、他にも様々な趣向があったり読み物も充実しているなど、密度の濃さと完成度の高さではニコリ出版物の中でも群を抜いていると思います。
ニコリ本誌に未掲載の数字パズルが多数掲載されています。3ヶ月に1度の本誌で満足できないかたにおすすめ。vol.4まで刊行されています。
スリザーリンク | カックロ | ぬりかべ | へやわけ | 黒マスはどこだ |
ひとりにしてくれ | 四角に切れ | フィルオミノ | 橋をかけろ | ナンバーリンク |
カントリーロード | 波及効果 | バッグ | やじさんかずさん | マックロ |
サムライン | 数独 | ケイスケ | ナンスケ | カナオレ |
ニコリが出版していたクロスワード専門誌(他、サムセレクションや漢字みえかくれシークワーズ、カナオレ、ナンクロなど言葉系のパズルも載っていました)。25号をもって、ニコリ本誌に吸収されました。今となっては幻の雑誌です。
かつて不定期刊だったころのニコリ本誌をまとめたもの。NG5まで出版された(ニコリ16号まで収録)。
現在は入手不可能です。
再版やNG6以降を出版したりする予定はないとのこと。いま出せばそれなりに売れそうなんだけど……。
語源は“ニコリの合体本”の略。