次に目が覚めたのは9:30。体温は37.5℃。
とはいえ、ずいぶんと楽にはなっている。体温がそんなに高いとは思えないくらい。
着ているものが重くなるほど汗をかいていたので、着替えてまた眠る。
次に目が覚めたら暗くなっていた。
食料が全然なかったので、近所のやる気のないFamilymartでレトルトの雑炊などを買ってきて夕食にする。
まだ熱が下がっていなかったので、夕食を食べたらすぐ寝るつもりだったが、ついつい「踊る大捜査線」を観てしまう。
16:30頃、目覚める。熱は36.3℃まで下がっていたので、無理矢理実家に帰ることにする。
ちょっとした用事があったので、少なくとも1月中には一度帰らねばならなかったのだ。
実家に着いたのは20:30。夕食はとろろそば。
ここで体調を崩してしまうわけにもいかないので、22:00には就寝。
夕食に焼き肉を食い、大宮への帰路へ。明日から通常勤務なので、帰らないわけにはいかない。
大宮着は21:30。シャワーを浴びてすぐに寝てしまう。
中継を聞いている間には良く判らなかったのだが、JobsはiCEOじゃなくて正式にCEOになったようだ(中継の最後に、一旦Jobsが引っ込んでまた出てくる辺りの音声が、1秒おきに途切れ途切れに聞こえるみたいな酷い状態でまったく意味を取れなかった。どうやらその時に発表したらしい。当然映像もぐちゃぐちゃ)。まったく、2年以上もなにやってたんだか。
Appleのネットワーク戦略のキモは、20MBytesのネットワーク上の領域がFinderからシームレスにアクセスできる(つまり、20MのHDDボリュームが一つ増えたのと同じ感覚でアクセスできる)iDiskサービスと、username@mac.comというメールアカウントを無料でMacOS9ユーザに提供する、というものらしい(ちなみにsteve@mac.comは取れないらしい)。他にも、子供のアクセスをフィルタリングするソフトとか、Web Page上で組み立てると送ってくれるグリーティングカードとかもあったか。うーん、どれもあまり目新しくはない。
ついでに言えば、この手のネットワークサービスは、北米大陸在住者にのみ提供されるのが常で、今回もその例に漏れない。日本にまでサービスがやってくるまでにどれくらい掛かるのかは不明だし、そもそもやってくるかどうかさえも不明だ。
そういえば、私が未だに使い続けているClarisWorks改めAppleWorksのメジャーアップデートがあるという話もあったか。でも日本語版は出ないだろうしなぁ。
MacOS Xのデモは、新しいFinderのインタフェースがどうにも気に食わない。アイコンがこれまでの4倍の大きさ(縦横2倍ずつで)なのは良いとしても、完全に色のみに依存したインタフェース(リアルタイムで説明を聞いている時は、WindowsのUIを揶揄してるものだとばかり思っていた)や、演出過剰な点が気になる。ダイアログウインドウが、それが属するウインドウの幅からアニメーションで拡大されつつ表示されて、なにか嬉しいか? ウインドウの最小化時に内容がウインドウが歪むのと同様に歪んで表示されたところで、何が嬉しいのか(いや、きっとそれが標準になったらなったで、慣れてしまうのだろうけど)。
しかし、リアルタイムで聞いていても、その情報を反映するのがこんなに遅いんじゃ、速報性というものは全然ないなぁ。
あれ? MacWorld EXPO Tokyoって、2月なんだっけ? 3月じゃなかったっけ?
……そういえば、レポートのファイルの日付が2/20になってるなぁ。それじゃ来月の下旬か。むぅ。
一つの問題が解決すると、それで今日の分の仕事が終わってしまったような気になって、何も手につかなくなることが多い。
やはり、きちんとスケジュールを立てて、いつまでに何をやるのかをはっきりと決めておかないのがまずいのだろう。
しかし、昔はそれなりにスケジュールも立てて仕事をしていたわけなのだが、スケジュール通りに進んだ試しがないので、なんとなく虚しい気がしてやる気にならないのである。
本当は、こんな事が原因であるわけはなくて、単に私が怠け者であるのが問題なのだろうが。
午後になってから、活動できないというほどではないが、作業に集中するには邪魔な程度の頭痛がしてくる。
こういう時は、何もしないでぼーっとマンガでも読んでいるか(小説も一部のものを除いてはそれなりに集中力を要求されるので、マンガでなければならないのである)、回復を期して思い切って寝てしまうのが良いのだが、平日の昼間ではそうも行かない。
只でさえ集中力がないのに、こんなことでは作業など出来ようもない。仕方ないので、鎮痛解熱剤を服用してみる。
しばらくすると、いつもの副作用である、鼻の奥の薬品臭がしてくるが、果たして頭痛はそのままであった。結局寝不足なのだろうか。
昨日は頭痛に負けて、日付が変わる前に眠ってしまったというのに。
ついぞ、fast foodをファーストフードと発音するのは変なのではないかと思っていたのだが、fastって、"ふぁーすと"とも発音するのね。ややこしいぞ!
久々に会う友人達(および、ちょくちょく会っている友人達)と、しばし歓談。
結婚祝に持ってきたDCを渡して(私の友人間で、いつの間にやらそういう習慣が出来上がってしまっているのだ)、「シェンムー」初見。……やっぱこれは金の使い方を完全に誤っているソフト以上の何物でもない。ゲーム的な手続きが依然として残っている状態で、見た目だけリアルを追求すると、ただのしちめんど臭い作業感を増大させてしまうだけである。
デザイナーの恣意によって削られた「現実にはできること」と、これまたデザイナーによって作られた「現実とは違うインタフェースで動かすもの」の存在を、ことさら鼻につくようにしてしまって、何の意味があるのか。
もし、CMで謳われているだけの予算が本当につぎ込まれたのだとしたら、それをシナリオだけにつぎ込んでいたらどんなモノが出来上がっただろうと考えると、なんとなくそっちでも破綻していたような気がするので、この辺で止めて置こう。
DCのGet Bassがコントローラ付きで4000円まで値引きされているらしい。これは買いだ(そんな話題しかないのか)。
近所のスカイラークで夕食を摂った後に解散。風邪気味な私はさっさと大宮に帰還することにする。
恩田陸「木曜組曲」読了。
小説であるが故にかなりの誇張はあるのだろうが、こういうメンタリティを持った人たちでなければ"ものかき"にはなれないのだろうか。
18:00頃から街中へ(本当はもっと早くから出て床屋に行くつもりだったのに!)。
目的のものは見つからなかったが、本など、他のものを大量に買いこみ、資金が尽きたので帰ってくる。
長年、買わなきゃいかんなぁと思いつつ放置していた「虫の味」をようやく買った。さっさと読むことにしよう。
荒木飛呂彦短編集「死刑執行中 脱獄進行中」もようやっと買う。第二刷になっているところを見ると初刷は売り切れていたようである。「デッドマンズQ」とか、もっと描いて欲しいなぁ。
帰ってきたら(というか、買い物をしている最中から)、頭痛がしてきたのでさっさと寝ることにする。
そうこうしているうちに、テレビ朝日で恐竜の番組が始ったので見る。
最新の学説を追っかけてれば、別段どうということもない内容の番組であった(いちいち「あなたの恐竜の常識が変わる!」と煽ってからCMに行くので、それ相応の内容があるのかと思ってしまった)。一般への啓蒙という意味ではこういうものも必要なのだろう。人間が絡まない分、変に宗教がかった話にならない点では安心して見ていられる。
番組の最後辺りで頭痛がぶり返してきたので、寝ることにする。