世迷い言

基本的には毎日更新。でもたまに更新されません。
  その場合、

のうちのどれかなので、各自勝手に理由を想像しましょう。

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2003/2/1

 中断している間にもいろいろあった。
 書いてないことは書きたくないことであるとは限らないのだが、書こうという意欲を起こさせないことであったのは確かである。  閑話休題。
 なんでまた中断していたものを再会する気になったかと言えば、私にとっての大事件が起きたからである。
 よほど世間からの情報を遮断している人でもなければ知っているだろうが、スペースシャトル、コロンビアがミッションSTS107を終え、帰還する途中、大気圏内でなんらかのトラブル(この文章を書いている時点でははっきりした情報は何もないので、具体的なことを書いてしまうと単なる憶測になってしまう)を起こして墜落、というよりは空中分解したのである。
 ニュース速報で、通信途絶の報を知り、各局をザッピングしてまわるも、最初の15分間はそれ以外の情報は全くなし。このような事件や事故が起きた場合に頼りになるはずのNHKは、放送開始50周年記念番組を流し続けてやきもきさせる。
 ようやくニュース番組が始まるも、テキサス州上空を、まるで大きな流星のように輝き、煙の航跡を残しつつ、いくつかのキラキラ光る破片をばらまきながら空を横切って行く映像が流れるのみで、具体的な情報はまるで判らない。
 それからずっとテレビに釘付け、Webで関係のありそうなページを逍遥する。午前3時半頃にNASAの記者会見があり、正式に墜落したことが発表される。
 スペースシャトルが大規模な事故を起こしたのは今回が2度目である。前回のチャレンジャーでは打ち上げ時、今回は大気圏突入時ということで、シチュエーションは全く異なるが、スペースシャトルミッションは、前回同様3年近い中断を余儀なくされるだろう。スペースシャトルの輸送力に大きく依存している国際宇宙ステーションの建設はもっと遅れることになるだろう。
 前回よりも、私の宇宙開発に対する心理的距離が近くなっていることを感じる。
 今回の事故で亡くなられた乗組員の方々の魂に安息の訪れんことを。


2002/11/14

 なんかえらい旧聞に属することにいつの間にかなってしまった。これは体育の日の前の事柄である。
 実際行ってみてあんまり必然とも思えなかったのだが、韓国まで三日間の出張に行ってきた。
 仕事なので仁川空港からソウルへ向かい(なんでソウルだけ漢字表記がないんだ?)、自由時間はほとんどなく、その間も遊びまわる元気もなくホテルでぐったりしていたのだが、結構ソウル市内での移動が多かったので市街は見ることができた。
 ソウルは、ハングルの看板がなければ、どこか日本の都市であると言われたら私は信用しただろう。それくらい日本に似ている。
 走っている車は韓国製だが日本車とあまり変わらないデザインだし、街のそこかしこにはセブンイレブンやファミリーマート、スターバックスやケンタッキーフライドチキン、言わずと知れたマクドナルドなど、日本で見慣れたフランチャイズチェーン店がある。まぁこれは主にオフィス街を自分の足ではなく自動車で移動したためかもしれないが。
 日本と違っているのは、道が車道も歩道も日本の(と言っても私は関東圏以外の都市はほとんど知らないのだが)道幅の倍以上あることか。とはいえ、私は行ったことがないが名古屋も道は広いらしいので、たいした相違ではないかもしれない。
 私は活字中毒なので、文字があると読みたくなり、意味を知りたくなる。少なくとも発音してみたくなる。んが、ソウルで目にする文字はほとんどがハングルである。アルファベットもほとんどない。というわけで、文字だということはわかってもそこに何が書いてあるのか、なんと発音すればいいのかもさっぱり判らないのである。これには私は自分で考えている以上にダメージを受けた。日本に帰ってきてすごくほっとしたのは、ハングル表記しかない状態から開放されたことだというのは偽らざる感想である。
 子供の頃から私は旅行らしい旅行をしたことがない。関東地方で生まれ、関東地方から出たことなど数えるほどしかない。そもそも、日常生活以外で移動するのは、両親の実家(どちらも関東地方である)に盆と正月に行くくらいなものだった。
 つまり何が言いたいかといえば、私は極めて出不精な人間であり、旅行に対してストレスを感じることがありこそすれ、旅行そのものを、自分が見知らぬ土地にいるというシチュエーションそのものを楽しく思わない人間なのである、ということなのだ。
 今回の渡航では、改めてそれを思い知った。どうも10月からこっち、精神状態が下向きになっているようなので、その影響が多少あるかもしれないのだが。

 積読状態だったソウヤーの作品をぽつぽつと読んでいる。「ゴールデン・フリース」、「さよならダイノサウルス」、「フレーム・シフト」を読了。
 「ゴールデン・フリース」と「さよならダイノサウルス」は手放しで絶賛できるほど面白かった。これは読まないと損である。「フレーム・シフト」は、つまらないとはいわないが、前の2作品に比べると落ちる。個人的にはなくてもいいストーリーが入っていて、その分長くなっているという印象で、そのためにメインのアイデアもなんとなくピントがぼやけてしまっている印象を受けた。とにかく、持ってるものは全て片付けて持ってないものは早急に入手するとしよう。


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 自由に使えるコンピュータさえあれば、誰でも最新の宇宙探査計画に参加できるSETI@homeやってます。SF作家野尻抱介氏Team Yellow Dwarfに参加すれば、自分が貢献している感がもっと高まること請け合い。あなたの受け持ったユニットに、地球外知性の痕跡が見つかるかもしれない。

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Mac World EXPO Tokyo 2001レポート(要QuickTime4.0以上)

 

Mac World Expo Tokyo '00 レポート(要QuickTime3.0。QuickTime2.5でもテキストトラック以外は再生可能。4.0のプレイヤーで見る場合は、2倍のサイズにするとコメントをちゃんと見ることができます。)

 

大宮公園の桜の写真

 

東京ミネラルフェア'97で見かけた化石の写真(解説なし)

 

Mac World Expo Tokyo '97 レポート

 

Mac World Expo Tokyo '99 レポート(要QuickTime3.0。QuickTime2.5でもテキストトラック以外は再生可能)

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