02年4月中旬の世迷い言


2002/04/11

 昨日書いた証人喚問つながりで、加藤紘一氏の証人喚問は、ちょうど昼食のために入った店でNHKの中継が始まり、どうせ毒にも薬にもならんことしかやらんのだからと思って聞き流していたのであった。
 それとはあんまり関係ないが、加藤紘一氏、私は警察官僚上がりだとばかり思っていたが、二世議員だそうで、父は加藤清三。ガルバトロン様とは別人(当たり前)。彼はその五男。五男に紘一はないだろうと普通の人は思うだろうが、私の父が紘一という名前で(長男だが)、その由来を私は父親から聞かされて知っている。あれは「八紘一宇」の途中二文字を抜き出した名前なのである(八紘一宇の意味は辞書でも引けばすぐに判る)。つまりは、別に生まれた順番は関係無しに付ける人が居てもおかしくない。私の祖父は大正二年生まれだから「正二」だそうで(長男か次男かは知らない)、私の血筋はそういう思考形態の家系なのかも知れない。ここで名乗っている名前は筆名であるが、私の名前にはそのような由来はないようである。もっとも、私の父親が付けたわけではないのだが。
 閑話休題。
 そんなわけで、太平洋戦争当時に生まれた人々には「紘一」という名前が珍しくなく、他の年代にはあまりいないのである。何となく加藤紘一氏はちょっとずれているような気がしないでもないが。


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