02年5月下旬の世迷い言


2002/05/22

 風邪が気管に入ってしまい、咳が出続ける。このような状況に陥ると、回復まで長い期間を要するのは子供の頃からの通例である。
 今朝、目を覚ますと、喉が全体的に炎症を起こしていて声がほとんど出ないような状況だったのだが、朝食を摂ったり身支度を整えたりしているうちになんとなく治ってしまった。どういうわけだろうか。

 そんな状況で出勤するだけでも結構な気力を要するというのに、信号機故障とかいう理由で埼京線がむちゃくちゃ遅れる。
 大宮にいる時点で知らされていれば、まだ対応のしようもあったのだが、大宮から通勤快速に乗り、赤羽が近づこうかという頃に知らされても最早どうしようもない(武蔵浦和で知らされてもそこから迂回しようという気にはあまりなれないと思うが)。赤羽までたどり着いてくれればまだ何とかしようという気も起こるが、北赤羽で臨時停車して延々と待たされる。この時点で、大宮駅を私が乗った通勤快速の3分後に発車する湘南新宿ラインには抜かれていたようだ(そちらに乗っていたら、赤羽で死ぬほど詰め込まれた挙句に池袋の直前で停車されてしまっていたかもしれないが)。
 定刻より20分ほど遅れて(いつもならそろそろ恵比寿に着こうかという時間である)赤羽に着いてからも、この先へは動きそうもないようなアナウンスが繰り返しされるので、仕方なく京浜東北線で田端まで行き、山手線に乗り換えて恵比寿に向かう。大変な遠回りである。結局一時間近く遅れて恵比寿に到着することになった。
 話は戻るが、池袋を過ぎてから並行する埼京線の線路を観察すると、どうも赤羽→新宿間で列車が詰まっていてどうにもならん状態らしい。池袋を出てから一度新宿行きの列車に追い越され、新宿の手前で抜き返した。ここは、一つの複線を多数の路線(埼京線、湘南新宿ライン、成田エクスプレスの一部)で共有している区間でもあるので、トラブル時にここがボトルネックになるであろうことは明らかである。
 まぁ、それはどうでもよろしい。5月になってから埼京線が遅れたのはこれで2回目で、三週間で2回というのは利用者の多い鉄道路線としては多すぎるような気がするのだけれども、これもひとまず措く(最初の遅れは、東海道線沿線に発生した濃霧、つまりは自然現象のためでもあるし)。
 しかしながら、埼京線は直前の19日に運行を止めて工事を行なっているのである。これを看過することはできない。運行を止めたということは、運行中にはできない点検を行なう事ができる絶好のチャンスが訪れたということであり、そのような機会があった直後に信号機故障が発生するということは、点検を行なったとは考えにくいからである(もし仮に、点検を行なったにも関わらず故障が発生していたとすれば、それは点検の手法もしくは信号機のメカニズム自体に問題があるというさらに良くない事態を示すことになる)。
 そもそも、鉄道の信号というのは道路に設置された交通信号に比べてやたらと故障率が高いような気がするのだが、これは単なる気のせいなのだろうか。私は大規模な停電以外で、交通信号が動作していないという状況を目撃したことがない。鉄道と道路では信号機故障の与える影響範囲があまりに違うので比較自体に意味がないのだろうか。
 いずれにせよ、このような冗長度が低い路線にやたらと長距離を結ぶ列車を詰め込んで、一度トラブルが起きるとそこら中に影響が及ぶような編成を作り上げたのは他ならないJR東日本なのだから、低い冗長度を補償するようなシステムをきちんと構築してくれないことには安心して利用できない。埼京線の利用率からして儲かっていないわけはないのだから、さっさと改善してくれることを祈る。


2002/05/23

 風邪はようやく回復基調。とはいえ、多少喉の違和感が減った、程度のことでしかないので、依然予断は許されない。普通に起きて普通に暮らしているのだから、そんな大仰な話ではない。
 問題は、多少睡眠障害と思われるものが残っていることだろうか。眠れないこともあるし、早く起きてしまう(1:00過ぎに就寝して、6:30位に目を覚ますのは、普段の私の生活リズムから言って、明らかに早く起きすぎてしまっている状態である)。今回の風邪も睡眠障害が引鉄になったという感は否めない。
 就寝前に36.8℃程度の微熱が出て眠れない、ということもままあるのだが、これはどちらが卵でどちらが鶏か、という問題かもしれない。
 多少の睡眠不足程度ですぐさま風邪を引く体力のなさが一番の問題なのだろうけれど。

 どういうわけだか、すいんぐあずまんが3は「よみ」と「榊さん」の2つがダブっただけで早々に揃ってしまった。主にLOFTに設置されているベンダに投資したのが良かったのか。
 それに比べて、HGIFのあずまんが大王2は、最初にやったまんがの森のベンダで三回連続「とも」を引き当て、今日、会社の近所にあるのを発見したホビーショップ(というかなんというか)でやったら、「よみ」「とも」で、早くも「とも」が3つもダブってしまった。
 まんがの森のベンダは、かき回さないで投入していることが明白なのでもう連続しては絶対にやらない。
 それにしても、私は説明書を見るまで「とも」をずっと「神楽」だと思っていた。顔が似てない。

 PowerBookのHDDを流体軸受けのものにしてから3ヶ月。動作音がほとんどしないことと、OS X化をしたことが相まって、それからはずっと連続稼動状態にあった。私がPowerBookの前にいない間は、SETI@homeが動いているのだ(前にいても大抵は動いているのだが)。
 で、その無理がたたったか、HDDから異音がするようになってしまった。具体的には、突然摩擦音のような音を発してだんだんとその音程が低くなる。
 そうすると、OSがHDDへのアクセスリクエストを出すタイミングで、ヘッドの動作音がして、ディスクが回転し始めようとするがなかなか回転し始めずに、何回かアクセスを繰り返すと何事もなかったかのように動作を始めるのだ。
 どう考えても軸受けの不調である。流体軸受けは耐久性に難あり、と聞いてはいたがよもや自分に降りかかってこようとは。
 キーボードを外してHDD本体に触ってみると、かなりの高温になっている。何故か本体のファンは回らないのだが、これくらいは許容範囲なのか。
 2.5" HDDの値段も馬鹿にならない。安全側に倒すなら、即刻新しいドライブを買ってきてデータの移植を行なうべきなのだろうが、現状ではOS Xの起動ドライブの完全なコピーができる環境がきちんとしていないこともあり、しばらく連続稼動を控えてだましだまし使って見ることにする。当然、バックアップは頻繁に行なわなければならないが、PalmのデータはOS X起動ドライブにあるのであった。どうしたもんだか。


2002/05/26

 3月からこっち、週末にまともに外に出たことが数えるほどしかない。
 昨日の午前中はほぼ直りかけと思われていた、ここ2週間の風邪も、今日に入って未だ予断を許さない状況であることが判明(つっても単に微熱が出るくらいなものだが)。結局洗濯だけして後は溜まりまくったビデオの消化と眠ることで時間を消費する。
 ビデオはようやく2001年の分が終わりそうで、年末にやっていたRed Dwarfの再放送に掛かっていたりする。スクライドがようやく最終回。最初から最後までスタンド番長以外の何ものでもないなーこれは。
 本来ならば調子の悪いVAIOを修理に出したり、「朝霧の巫女」のドラマCDを買いに行ったり(大宮では微妙に手に入りにくそうなところがなんとも)、X-FileやTRICK2のDVD Boxの予約を入れにいったり(金ないんじゃなかったのか)しなければならないのだが(その前に部屋を片付けろという話もある)、全て先送り。とにかく平日に休まないようにするのが目下のところの優先事項ということになる。自分でも書いててなんだかなーと思うことしきりだが。

 F1 モナコGP。
 予選では、ブリヂストンのタイヤメークが明らかに失敗していて、ミシュランに比べて明確に出ているアンダーステアを如何に押さえ込むセッティングを施すか、という勝負になっていた。事実、予選結果で上位にいるのはミシュラン使用チームばかり。
 そして、最後の最後で驚異的なタイムを叩き出してPPに座ったモントヤが、本戦でどのような戦いを見せるのかがある意味楽しみな決勝。フジの放送は野球延長で30分遅れ。おいおい。んなところで水を差すなよ。

 しかし、モントヤはスタートダッシュがいまいちで1コーナーでクルサードにやすやすと抜かれる。逃げるクルサードと追うモントヤというよりは、逃げるクルサードとミハエルに追い回されるモントヤという図式。フェラーリのマシンは、予選のときよりは明らかにアンダーステア傾向は改善されているようだ。それでもグリッドに着いた時点で前輪は明らかに使い込まれているという、珍しい光景を見ることになった。
 結局、レース中盤からモントヤのペースが上がらないことに業を煮やしたミハエルが最初にピットに入り、単独でプッシュしてピット作業の合間に順位を上げる作戦に変更。モントヤは追い回されたダメージがマシンに溜まっていたのかエンジンブロウでリタイア。1分18秒台という脅威の追い上げを見せるミハエルを見たクルサードは予定を繰り上げてピットイン、なんとか首位を守る。
 コースの性格から、マシン同士の距離は近く、今にも抜かれそうに見えるのだが、やはりこれもコースの性格で、前のマシンが抜かせようとしない限りはほとんど抜けない。心無しか、ミハエルのプレッシャーもモントヤに対するそれよりもかなり緩かったような。いや、クルサードのペースがきちんと速かったことの現れだと思おう。
 というわけで、クルサードが今期初優勝。1年ぶりですか。マクラーレン凋落の激しさを物語る。2位ミハエル、3位ラルフと表彰台はほぼいつものメンバー。
 予選からクリアラップがさっぱり取れないなど良いとこ無しだったバリチェロは7位。ライコネンに追突して10秒ストップペナルティまで受けていたのでこれはしょうがないというべきなのか。

 PowerBookのHDDは、1日休ませてみたら何ごともなかったかのように快調に動く。
 しかし、今度不調になったらそのときが最後のときだろう。早めにバックアップを取っておかなければならないのだが、FireWireディスクモードでYosemiteにつないでバックアップを取るくらいしか、OS Xパーティションのバックアップ方法がないらしいところが憂鬱。
 Firewire to Firewireのデータ転送をやっているとほぼ確実にフリーズするので、Yosemite側のファイルを少し整理してやらないとバックアップのためのスペースがないことと、Firewireディスクモードでの起動が上手く行ったためしがないのである。やったら一日仕事だろう。はぁ。


2002/05/27

 ガンダムエースを買う。
 「シュミレーション」! もう21世紀なんだから勘弁して下さいよ。


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