00年4月中旬の世迷い言


2000/04/12

 なんか一月近く中断してしまったが、これは腰痛持ちになったことが大きく原因している。
 私のメインマシンであるところのG3 B/W 450は、床に座り込んで使うようなレイアウトになっている。部屋が狭くて机を置くと色々不自由なのだ。
 この、床に背もたれなしで座り込むという姿勢は腰に良くないらしく、腰痛が始まったそもそもの原因というのも、Mac World Expoで買ってきた450MHz G3 ZIFカードの挙動が変なおかげで、マシンの前に長いこと座り込んで、筐体を引っ張り出してはまた引っ込める、などという作業を繰り返していたことにあるのだ。
 基本的に、ここの更新はデスクトップ環境上から行うことにしていたので、腰痛が治るまでは、腰に負担を掛ける作業はなるべくしたくないという事で、中断もやむなし、との判断だったのだが、こんなに長引くとは思わなかった。

 長引くことになった発端は、忘れもしない有珠山噴火の3/30、床に取り落としたものを足を伸ばしたまま拾おうと、腰を90°折り曲げたとたんに、ぐきっと(音こそしなかったが、痛みが始まったのはまさにそんな感じだった)腰に痛みが走り、身体を起こしているだけで痛みつづけるようになってしまったことにある。
 痛みに唸りながら会社に電話を入れ、イエローページで近所の整形外科を探し(ロードマップってこういう時には意外と役に立たない。医者の位置は分かっても、そこが何科なのかが書いてなかったりする)、ちょっとした地面の凹凸にも敏感に反応して痛んでくれる腰をなだめすかしつつ、そこまで歩いていく。さすがにキックでエンジンを掛けられる自信はなかったので、バイクを使おうとは思わなかった。
 医者はそれほど混んでいなくて、すぐに診察してもらえたのだが、横になって脚を伸ばしたまま上に上げられたり(身体が硬いので、腰より脚の裏側の方がよほど痛い)、レントゲンを撮られたりして、「軽い椎間板ヘルニア」という診断が下った。
 しばらく安静にしてれば、そのうち回復するでしょう、ということで、腰を引っ張って伸ばす機械と、低周波演芸治療器を掛けてもらい、痛み止めの経口薬と湿布薬の処方箋を貰ってくる。
 その日からほとんど一日を横になって過ごすという、私のようにぐうたらな人間には夢のように思えるが、実際にやってみるとさほど楽しくない日々が、5日ほど続いた。
 んで、そのぐうたら生活(楽しくはないが、身体はその生活にすぐ慣れてしまい、そこから普通の生活に戻るためにそれなりの努力を要するのは多分私が元々怠惰な人間だからなのだろう)によって、ようやく、ちょっと腰の辺りに違和感があるけど痛みは感じない、程度まで回復した。
 その前にも鼻風邪と花粉症の合併でしばらく休んでしまったので、とにかく会社に行かなければ話にならない。という訳で遅れている作業をやっていたら、夜になって違和感が痛みへと変わる。一晩横になっても違和感に戻ってくれないので、またぐうたら生活に逆戻り。

 なんてことを続いていたら、いつの間にやら一月ばかりが経過してしまったというわけである。
 身体のどこかしらに不調があると、気力も尽きてしまう根性なしの私が一番悪いのだが。
 たぶん椎間板ではなく周囲の筋肉に起因していると思われる腰痛は未だ健在(というか、朝から晩までずっと痛いぞ。低周波治療器でも買って来るべきなのか)なので、気力は相変わらず枯渇気味である。
 というわけで、これからしばらくはちょくちょく中断すると思われるが、別に死んでるわけでもないので、あまり心配しないでください。心配する人もそうそういないと思われるが。


2000/04/13

 寝坊した。
 どうも最近、目覚ましを無意識に止めてしまうらしい。
 それでいて、夜、寝床に入ると妙に目が冴えて寝付きが悪いのだ。
 寝坊ついでに、会社への道をちょっと遠回りして薬局により、切れてしまった鼻炎薬と湿布薬を買う。
 椎間板ヘルニアだという診断を下した医者には、二週間経っても痛いようならまた来い、と言われているが、明らかに性質の異なる痛みであるからして、条件に該当せず、と判断したのだが、間違っているだろうか。
 現在の痛みは、不快ではあるものの行動不能になるほどのものでもないことも影響しているが。

 もしかすると、鼻炎薬の副作用で昼間はやたらと眠いので、その反動が夜に来ているのだろうか。

 ちなみに、最近のパターンは、21:30くらいまで会社にいて、22:00くらいに帰宅。すぐさまコンビニ飯を掻き込み、そうすると耐え難い眠気が襲ってくるのでダウン。2:00頃目が覚めて、それ以降ちっとも眠れず、4:00頃にようやく眠る、というものである。


2000/04/14

 公式サイトから、the Lord of the Rings(つまり「指輪物語」)の予告編Movieを落としてくる。
 んが、プロテクトが掛かっていてファイルとしてセーブできなくなっていた。つまり、一度でもアプリケーションを終了させてしまったら、それでおじゃん、ということだ。
 酷いや。予告編くらい、保存しておいて何度も観たっていいじゃないか。
 というわけで、結果として宣伝になってしまう公式サイトへのリンクは敢えて張らないでおく。それでも観たいという人には自助努力を期待します。

 広辞苑で「叙勲」という項を見たら、例文として「秋の生存者―」とあり、これは戦争のことを念頭に置いて解釈すべき文章なのだろうけど、それを敢えて無視して解釈しようとすると、色々と変な想像が掻き立てられて少し楽しい。


2000/04/15

 久々に雨。週末に降られると、洗濯物が乾かなくて困る。

 目が覚めると、喉が痒い。
 夜は鼻炎薬は飲まないので、当然のごとく鼻水がしばらく止まらないこともあり、起き抜けが一番体調が悪いという嫌な状態がここのところ続いている。
 この喉の炎症も花粉症の症状なのだろうか。

 月曜に届いていたのだが、忙しさに紛れて回収にいけなかった、ターンSターンを回収するために、大宮中央郵便局へ行く。
 帰りに途中にあるセブンイレブンに寄り、ここにはあるという噂のPS2用メモリカードの在庫の有無を確認してみるが、無いとの返事だった。もとより対した期待はしていなかったのでさほど残念でもない。
 んでターンSターンだが、これはサターンの入力機器をDC用に変換してくれるというものである。様々な入力機器に対応していて、非常に具合がよろしい。
 久々にバーチャロンをツインスティックでプレイする。元から良くない腕はさらに落ちていて、中ボスにもたどり着けなかったが。

 書店に行って「ブギーポップデュアル」を買う。
 ……なんだかなぁ。これが許されるなら、なんでも許されるんじゃなかろうか。話の運びも小説とは完全に異なったものになっていて、このマンガにブギーポップの名前を使うのは原作、漫画家双方にとって不幸なんじゃなかろうか。


2000/04/16

 目が覚めると12時を回っている。いつもの通りだ。
 ぼーっとした頭が冴えてくるまで寝床でうだうだし、昨日の選択の続きをする。
 テレビ朝日でSONYを取材した番組をやっていたが、SONY全体を横断的に取材した番組だったので、踏み込みが浅すぎる。いまいち。

 いいかげん前髪が鬱陶しくなったので、床屋へ行く。
 そろそろ暖かくなってきたので、これまでよりも短めにしろと注文を付けたら、しつこいくらい確認を取られてちょっとうざったかった。
 いっそのこと、刈り上げにしろと言ったほうが良かったのだろうか。


2000/04/17

 何事にも身が入らない一日。
 こんなのが続くようだと非常にまずいのだが、回復の方法は見つからず。


2000/04/18

 ガイアマスターをちょっとだけやってみる。
 ファミ通のレビューは概ね当を得ている感じがする。
 とにかく、各キャラクタのLucky能力が強力すぎて、それだけで勝敗が決してしまうように感じる。
 特に、2回行動できるジガーや、空いている土地をランダムで取得できるティアラは強力すぎるのではないか。
 パーティーゲームとして考えるなら、丁寧に作られていて充分楽しめるだろうが、戦略的な思考を要求するボードゲームにはなっていない。そういうものを期待して買わないほうがいいだろう。


2000/04/19

 無茶苦茶眠い。
 会社に日付が変わるまでいても、翌日の朝に起きられないのでは、あまり意味はないのかもしれない。
 在席時間よりも作業内容である、と胸を張って言えれば良いのだろうが。(婉曲表現)

 MacOSを9.0.4にしてから(たぶんもうちょっと前からだと思うが)、CD-DAとCD-ROMの両方のデータが含まれているCD-ROM(うーん、データ領域の正確な名称って何?)を入れると、データ領域とDA領域が別のボリュームとしてmountされるようになった。
 つまり、1枚のCD-ROMを挿入すると、デスクトップには2つのボリュームが出現するのである。ゲームのディスクなんかはこうなっていることがある。BGMをCD-DAで鳴らすのだ。
 確かに、言うなればパーティションを切ったHDDの如く、別々のデータが1枚のCD上に記録されているのだから、こちらの方が理に適っているし、使う際も便利だろう。というか、こういう記録方式のCD-ROMのCD-DA部分には、これまでFinderレベルではアクセスできなかったのだが、これでアクセス方法が提供されたことになる。進歩と呼んで差し支えないだろう。
 しかしながら、VirtualPC等を使っていると、とても困ったことになる。
 なぜならば、VirtualPC上のWindowsからは、データ領域しか見えなくなってしまうからだ。すなわち、Windowsのゲームで、BGMをCD-DAで鳴らしているゲームは、ことごとく無音になってしまう。
 もっぱらWindowsのゲームをやるためにVirtualPCを利用している身としては、困った事態になってしまった。というか、ハードのエミュレーションをしてるんだったら、MacOSのドライバに依存した実装をしないで欲しいぞ。>VirtualPC


2000/04/20

 朝から雨。
 こういう日は花粉の飛ぶ量も少なかろうと思い、鼻炎薬を服用しないでみる。
 当然、それなりに鼻水が出るのだが、その他の症状(咳、体がだるい、等)が鼻水と複合して感じられると、これは単なる風邪なのではないかと思うことしきり。だいたい、アレルギー性鼻炎の時の鼻水はほぼ液体だが、今出てるのは粘液状だし。

 実は辛いのはそんなことじゃなくて、さっきから右肩から首に掛けてが痛くてしょうがないことだったりして。慢性的な背中の凝りをほぐそうとして変な風に捻ってしまったようだ。もう、年寄り一直線と言ったところだろうか。これで肩が上がらなくなったりしたらもう完璧。
 それにしても、一日14時間デスクワーク(当然、休憩時間だってちゃんとある)を3日続けたくらいでここまで壊れるかね。つくづく不摂生で弱った自分の身体を実感する。

 良く考えたら、ここ数年"背中を寝違えた時"に痛みを感じているのはいつもここなのではないだろうか。なにか重大な機能不全を抱えていたりはしないだろうか。(言ってるだけなのであまり心配しないで下さい)

 明確な証拠を持って人間に対する内分泌撹乱物質であると同定された物質は存在しない、と聞いた事があるのだが、これって大企業が保身のために流したデマ?(笑)


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