薬の副作用か、それとも効きすぎたのか、はたまたこれまでの疲れが出たのか、昼間に抗いがたい眠気が襲ってきて、一日中眠る。
いろいろとその手のWebサイトを回っていて見つけたここの自己診断で、正直に答えて54点という高いスコアを記録してしまい、思わず笑ってしまった。自分ではずいぶんと回復したつもりではあったのだが、客観的にはそうでもないらしい。
そういえば、この睡眠導入剤(精神科の人間が、初診の人間に対して「眠剤」という用語を使ったのには参った。「ミンザイ」という音列が「眠剤」という意味のある文字列に結びつくまでに1秒くらいかかった)の禁忌としてアルコールの摂取があるそうで、多分これから一月くらいは酒を飲めなくなるのだろう。
その説明は医者からは全然なかったのだが、それは多分私が酒をあまり飲まない、と申告したためだと好意にとっておこう(それでも、一滴も飲まないとは言わなかったのだから、説明くらいはすべきだと思うが)。
で、起床は9:47。……まずいじゃん。時間がまるっきり昨日とおんなじじゃん。また遅刻じゃん。
慌てて会社に断りの電話を入れ、調理パンを一つ無理矢理胃に押し込んで、SSRIと胃の薬とリタリンを飲んで家を出る。
身体が妙にふらつく(というか足に力が入らない感じ)のは睡眠導入剤のコンスタンもしくはレンドルミンの副作用だろうか。そういや、SSRIも眠気を催すと説明パンフレットにあったな。
SSRIの副作用である吐き気は、あまり私にはでないようだ。なんとなく胃の辺りに不快感があるような気がする、程度で治まっている。
会社にやってくると、何故か玄関のドアのペンキが塗り替えてあり、室内が溶剤の臭気で満たされている。
私はこの手の臭いは大嫌いなので、作業効率が上がらないこと夥しい。早く散って欲しい。……配られていた作業日程表によると、19日まで掛かるらしい。なんてこった。
こういう臭いが室内に満ちていると、近くで煙草を吸われてほっとする自分がいることに気付いたりする。
私は、新幹線の喫煙車両に乗っていると2,3時間でどうしようもなく気分が悪くなる程度(しばらくはなんで体の調子がおかしいのか解らなかった)に煙草の煙が嫌いなのだが、有機溶剤の臭いよりは好きらしい。人間の身体というのは不思議なものだ。
リタリンの効果ですぐさま仕事にやる気が出るというような劇的な効果は感じられないのだが(元々が怠惰な人間であることだし)、やたらと貧乏揺すりをしていたり、キー入力を取り落とすようになっている自分に気付く。取り落とされたキーは、触れてはいるけれども入力されるまで押し込まずにいるものがほとんどだ。つまり最後まで押し込むのが面倒くさいんだな、これは。
んで、これっていわゆる焦燥感という奴じゃないか? まだ自分の状態を観察して面白く感じているから大丈夫だろうが、実は結構ヤバイんじゃないだろうか。一週間くらい様子を見て、医者に電話で相談してみるとしよう。
でも、会社の席に座り続けることがそんなに苦痛じゃないんじゃないかという気分にはなってきたりする。これはなかなかの進歩だと思う。たとえ仕事はあまり進まなくても。
一方で、こうやって劇的な効果が現れなくてほっとしている自分もいる。もしも劇的な効果が現れたりするとそれは依存への一歩だと感じるから。
昼食時に、自分がヤバイ薬を服用していることを得意げに訥々と語ってしまう。
後から考えると、これはかなりおかしな人間の行動なんではないか。大体、こんな話は食事時の話題でもない。周囲の人々はさぞかし迷惑だったことだろう。反省。
マスコミで、たいして美味くもない店が紹介されてそこが繁盛していることに怒っている人がいるが、本当に美味い店がマスコミに紹介されて、その店のキャパシティを越える客が押し寄せて結果的に不味くなってしまうよりはずっと良いと思う。大抵の個人経営の店は、マスコミが相手にしている多数の人間を相手に出来るキャパシティなど持ち合わせていない。
というか、マスコミなんぞで情報収集する奴に本当に美味い店を教える必要はないと思うのだがどうか。
仕事で、プログラミングという仕事の進め方に付いて、基本設計が無意味であるようなことを言われる。
そりゃ、いままでの私の仕事っぷりを見ていれば、そんなもんは無駄だから止めよと言われても仕方がないと思う。
でもやっぱりそれって明らかに常識に反してるんじゃないか。仮令、プログラムが個人の作業で閉じていたとしても「昨日の自分は他人」というプログラマ界の格言を私は信じる。よって、他人に通じる言葉で基本的な構造を記録しておくことが無駄だとはどうしても思えないのである(それがいいかげんなメモ書き程度のものであったとしても)。
作業進捗の報告の際に、基本設計をやっていてもコーディング中だと答えることにすれば良いことに気付いて(コーディングの前段階なんだから嘘じゃない)、その以上の議論は控えたが(こういう態度こそが戒められるべきなのだろうか)。
朝松権「邪神帝国」(ハヤカワ文庫JA)読了。
別に朝松健づいているわけではなくて、積読キューの一番上だっただけの話。積読キューも、時折崩れたりするので時系列に沿って並んでいない。
閑話休題。
言うなれば、第三帝国版「クトゥルフと帝国」(って、こんなネタ誰が解るんだか)の連作短編集。関係ないが、本家はとうとう出ませんでしたなぁ。
前半の作品は結構楽しかったが、"狂気山脈"より後はいまいち。分析的にどこがどう、とは言えないので、もしかすると私の精神状態に依存した結果かもしれないが。いまいちとはいえ、「魔法戦士」よりは楽しかったことは確か。
隠秘学に興味があれば、目くるめく蘊蓄の世界で楽しむことが出来ると思う。ラブクラフト至上主義でダーレスが嫌いな人には向かないかも(それは私の事だってば)。
こことかを読んで思ったこと。
ある流通経路から問屋が必要でなくなる場面は、メーカか小売りのどちらかが非常に大きくて、全国規模の取り引きを木目細かくきちんとできる場合で、そうでない時に無理矢理問屋を取り除いてしまったら、都会にだけその商品が流通し、田舎ではほとんど入手できなくなるだろう。そして中小のメーカと小売店がほとんど死滅し、その結果として商品としての停滞が生じるだろう(その商品が成長性が高いなどの理由で、これからどんどん伸びる可能性を持っている場合は別)。
要するに、巨大メーカか巨大小売りが問屋業務を代行するだけの話だ。
巨大な問屋の怠慢が流通に悪影響を及ぼしている場合に必要なのは、同程度の規模を持つ問屋を新たに設立するか、その問屋を分割して問屋間の競争状態を作り出すことであり、問屋を廃止してしまうことではないと思う。もちろん、メーカなり小売りなりが代行として参入しても構わないわけだが。
Internetが巨大問屋及び小売店の肩代わりをする、という可能性もあるだろうが、少なくとも小売店としてみた場合、サービスが悪かったり在庫の一覧性に欠けたり現物を見ることが出来ない(例えば、私が今までネット書店で買った本の8割は、カバーのどこかしらが汚れていた)などの問題が解決されない限り、今の小規模小売店の完全な代替にはなり得ないと思う。
21:00を過ぎた頃、妙に荒い息をしている自分に気付く。
それを止めようとすると、歯を食いしばるしかない。自分でもそんな馬鹿なと思うのだが、とにかくそうなってしまう。食いしばった歯を開けば息が荒くなるし、荒い息を止めようとすると歯を食いしばっているのだ。
こりゃいかんと思って作業を切り上げ、家に帰って夕食を食べ、とりあえずSSRIと胃薬を飲む。
そこでとりあえず収まったが、これってリタリンの禁断症状? だったら薬を飲むと余計にやばくなってしまうのではないか。明日もこの調子だったら医者に電話しよう。
今後の方針。
今日もとりあえずリタリンは服用してみる。
昨日と同じ症状で眠れなくなったら、翌日からリタリンは止めて様子を見る。(仕事のある日だけ服用せよ、との指示だったので、服用を止める事自体に問題はなかろう)
それでも症状が続くようなら、医者に相談する。
問題は、予約なしで医者が相談に乗ってくれるかどうかだ。駄目なら医者を変えるしかない。
昨日から続く、朝の脱力感も問題といえば問題。
これはレンドルミンの作用である骨格筋脱力が続いている所為だと思う。資料によれば、レンドルミンは12時間程度持続するらしいので、少なくとも22:00前に眠るような生活をしていないと、午前中は仕事にならない。
ちょっと前に有名になったハルシオンは、作用時間がもっと短いらしいのだが、これには何か重篤な問題でもあるのだろうか?
仕事が23:00近くまで続くことがある、ということは医者に伝えてあるので、それでなおレンドルミンが処方されたのならその理由は聞いておかねばならない。
もしかすると、こういう風に劇的な効果を期待する事自体が間違っているのだろうか。SSRIが効き始めるまでには1週間程度かかる、という説明を受けているので、SSRIに関しては副作用しか気にしていなかったのだけど。
そんなこんなで、あまり医者に行く前と変わらない状況で会社に来るが、今日はもう昼頃には息が荒くなって歯を食いしばっている自分がいる。これがリタリンが切れたことによる症状だとはとても思えない(飲んでから4時間も経ってない)ので、少なくとも原因は"切れたこと"ではないのだろう。
リタリンがどういう薬理作用を持っているのか、詳しいことは判らないのだが、その投与によって変わったバランスを取るために起きているような印象もある。いずれにせよ、明日は飲まないことに決定。
土曜にぐっすり眠れたのは、偽薬効果なのではなかったかと思い当たる。
だとすれば、身体(脳も含めて)が何らかの機能不全を起こしているために不眠症状が現れているのではないのかもしれない。
それは素人考えだとしても、偽薬を使った二重盲試験では、偽薬を与えられた群のどれくらいが治癒もしくは回復するのだろう?
リタリンは飲まなくても通常生活に何ら影響しないことが判った。
もしかするとほんの少しだらだらした気分になっているかもしれない。午後になっても眠いのはそのせいかもしれない。しかし、困るほど酷いわけでもない。
「薬に操られている自分」というものを実感できなくて少しだけ残念。そんな事は最初に飲んだ時から判っていたことなのだが。
件の症状がリタリンのせいなのかどうかは分からない(息こそ荒くならないが、歯を食いしばっていることに気付くことはある)のだが、飲んでも飲まなくても良いものなら飲まないほうが良いだろう。
などと考えていたら、20:00を過ぎた辺りからどーんと気分が落ち込み、息も荒く、歯を食いしばらずにはいられなくなり、ついでに死にたくなってくる。
とても仕事なぞやってられないので、足を引きずるようにして家に帰り、無理やりコンビニの弁当を腹に詰め込んで、夜の分のSSRIを飲んで、布団の上にひっくり返って唸りながら過ごす。
これはもしかすると、SSRIが切れた反動なのではないか、と後になって気付く。とすると、きっかり12時間毎に飲まないと、いろいろまずいことが多いのではないだろうか。
やはり全てを医者に説明して判断を仰ぐべきなのだろうか。でも予約は6/30なのだ。
科技庁その他に送られた放射性物質のモナザイトだが、その後の調べで、一緒に送り付けられた文書で告発されていた人物は150tものモナザイトを輸入し、それが精練を経て40tになり、その中の1tは手違いで大宮市某所の造成に普通の土として使われたということだ。
ちなみに現時点で所在が明らかになっているのは18tあまりで、残りの20t以上は行方不明らしい。はてさて、告発文書の通りに某国に送られたのか(核兵器には使えない放射性物質らしい。たぶん連鎖反応を起こさないのだろう)、それともその辺の造成に使われたのか。
使わないで持っているだけなら法的規制は受けない、という法律のおかげで(そもそも使うってのはどういうことを指しているのだ?)、そんなずさんな管理を行う人物が放射性物質を持つことが出来るわけだが、こういうザル法の存在は、その上に成り立っている日本の原子力行政が如何にいいかげんなものであるか、ということを示す好例だろう。
一体、政府内の原子力利用を推進する立場にある人間は、原子力がどういう性質のものであるのかをきちんと理解しているのだろうか? それがなんであれ、科学技術というものは、その性質を正しく理解した上で使用しなければ手痛いしっぺ返しを食らうものなのだ。日本政府はこれまで何度かしっぺ返しを食らっているはずなのだが、まだ懲りないと見える。それとも永久に懲りることはないのか。
それはともかく、放射性物質によって造成された場所には正直住みたくないが、検出される放射線量では生体に実質的な影響がないレベルで、なおかつその事実によって土地がめちゃくちゃ安かったりしたら住みたいかもしれない。
そんなところに住んでいたら、もし障害が出たら申し訳なくて子供なんぞ作れないだろうが。
昨日、リタリンを飲まなくても緊張症状(荒い息と歯を食いしばらずには居られない、では長すぎるので、便宜的にこう呼ぶ)が出ることが確認されたので、私の仮説は間違っていることが判った。
リタリンの服用開始と同時に始めたのは、SSRIを夜だけでなく朝にも飲むようにしたことなので、次に考えられるのは、SSRIの作用が切れたことによるものだという可能性である。症状が出るのは20:00以降なので、SSRIの作用時間が12時間程度であるとすれば、合点が行く。
SSRIはその名の通り、シナプスによるセロトニンの再取り込みを阻害することで、脳内のセロトニン濃度を高く維持する薬である(と私は理解している)。これが切れると、急激にセロトニンの濃度が低下するのだろうか。
もし、この仮説が正しければ、脳内のセロトニン濃度が急激に低下することによる鬱の急発が、昨日までの症状の正体ということになる。あぁ、薬に操られている私(ちょっと嬉しいかも)。
しかし、医者に行くまでは不眠が主な症状で、緊張症状や自殺願望などは、ないか軽減していたのに、薬を飲み始めたことによって、不眠は軽くなった(寝るように努力しなければ眠れないし、夜中に目が覚めたりするので、相変わらず眠りは浅いようだ)けれども別の鬱の症状と思われるものが出てきたりするのは、仕方のないことなのだろうか。
とにかく、朝(9:00頃)にSSRIを飲むというペースは変わらないので、夜は苦しくなったらすぐにSSRIを服用するようにしてみるとしよう。だいたい20:00〜21:00くらいに件の症状は出るので、一日に2回服用する薬のペースとしては別段間違っていないはずだ。薬の袋にも「食後」ではなく「夕」と書いてあるので、問題はないと思う。
こうやって、現状に自分の納得できる説明が付くと、安定してしまって特に書くことが無くなるのである。ということはこの文章は私の不安の結晶体か。
辛口性格診断というのをやってみる。結果は、「天衣無縫タイプ」
似ている有名人は長嶋茂雄と岡本太郎だそうな。この二人から才能を取り去ったら、ただの迷惑な人ではないか。私が迷惑な人だとでもいうのだろうか。……その通りか。
結果には色々と文章が表示されるのだが、文章を読んで要約してみると「あんたはガキでわがまま」と書いてある。まぁ、実も蓋もないが、当たっている(もしかすると実も蓋もないのは私の要約かもしれないが)。
ようやく大宮でもISDNの定額接続サービスが始まるようだ。
私はテレホーダイ時間に長く起きているような生活をしていると、途端に身体が壊れるか、社会生活を営めなくなるような人間なので、これまでもテレワイドには入っていたがテレホーダイには入っていなかったのだ。それで通話料金が5桁に届いていたのだから、効果は推して知るべし。
発表から約一ヶ月でサービス開始とはえらく慌ただしいが、遅いよりはずっとマシ。サービス内容を良く検討してから……なんてことはしないでさっさと入ってしまうのだろう、多分。
身近に敵を置くことが結束の一翼を担っていた団体があったとしよう。ある日突然、その敵が急に消え失せてしまった場合、その団体の反応にはどういうものが考えられるだろうか。
なんとなく、これまで敵と見做していたものの次に身近なものを、新しく敵と見做して団体の結束を図るような気がするのだが、これって人間の性質を悪いほうに解釈し過ぎだろうか。
軽い頭痛がして身体が熱っぽくてくしゃみが出るという、風邪の引き始めみたいな症状が出ているのだが、気分が妙にハイ。酔っ払いに近いね、これは。というか、こんなに気分が高揚してるのに、なんで頭なんか痛いんだって感じ。頭痛がしていることがすごく理不尽なことのように感じる。
そのせいかどうかは知らないが、ポカミス連発。ミスしてもハイになってるから気にならない。反省のない人生。
これって、リタリンのせい? リタリンのせい? あぁ、SSRIがやっと効いてきたのか。丁度飲み始めてから一週間経つし。いやいや、二つの薬の相乗効果かも知れない。
リタリンを初めて飲んだ時にこんな感じになったら、その効果に空恐ろしいものを感じただろう。
それはともかく、薬に操られる自分って素敵(壊れるにもほどがあります)。
いや、良く考えてみると、私の人生はこういうハイな時期とロゥな時期がくり返しくり返し訪れるというものだったような気もする。
ハイな時にやった馬鹿なことをロゥな時に思い出して、思いっきり落ち込むとか。違うのは、ハイになっていることをしっかり認識しているかどうかくらい。馬鹿なことをやるような時は、自分がハイになっていることを認識していなかった。
見知らぬ方から、このページに関するメールを頂く。ちなみにそんなことは1年に1度、あるかどうかだ。
気に入っていただいたようなのだけど、具体的にどこが、ということは書かれていない。
signatureにあったその方のページに行ってみると、どうやら所謂ネットアイドルとして活躍されている方らしい。ページのデザインも非常に華やかで、レイアウトなどもとても凝ったものだ。
はて、一体全体、この地味で根暗なページのどこに、メールを書いてくださるだけの感じ入る部分があったのか。
感想を頂けるのはとても有り難いことだけれども、正直、困惑している。考え過ぎだ、という気もしないでもないが、性分なので仕方がない。コンタクトを頂けるだけでも十分ありがたいのはもちろんなのだけれども。
世の中の人がどう思っているかは知らないが、私は相手を脅すことを基本にしているコマーシャルは大嫌いだ。
現在流れているもので言えば、東芝のDynabookのそれだ。その脅しがどんなに馬鹿馬鹿しいもの(Dynabookを使わないやつは猿だって!?)であろうが、それが脅しであることに変わりはない。
同じ理由で日産のセレナのコマーシャルも嫌いだ。こちらは脅すというよりは罪悪感をあおるタイプのコマーシャルだが。
そういうコマーシャルを流して良しとする精神は、消費者への奉仕の精神とは遠く離れたものである。そんな企業の製品を使ってやるほど私は寛容ではない(私が寛容であるなどという言辞は噴飯物だと思うが)。
ZabadakのLiveがあるので、中野へ行く。
途中で、すっかり発売日を勘違いしていたモンティ・パイソンのDVD Boxを探し回り、無駄な時間を使う。19日ってこの日記にも書いてあるのに。ボケた?
なにぶんにも鬱の療養中であるので、もしかすると曲たちが心の表面を滑り落ちて行ってしまうのではないかと心配もしたのだが、杞憂だった。
新曲2曲を含む約2時間、きっちりと楽しむことができた。久しぶりに"Unreasonable Egg"を聞けたのも嬉しかった。
Liveが終わって、中野のアーケード街にあるスパゲティ屋でやまいし氏と夕食。
なんとなくはしゃいでしょーもないことを延々と喋り続けてしまったような気がするが、これはいつものことか。
食事が済んで、同じアーケードにあるゲーセンに寄るが、何とここにはMr.ドリラーがないのであった。信じられない! 世の中にそんなゲーセンがあるなんて!
帰ってくると、ル・マンが始まっている。
今回はテレ朝が自前のチームを出しているので、アナウンサーがはしゃいでうるさい感じ。
観てると不眠症が再発しそうなので全部観たりはしないが。
普段は見ないのだが、鬱病の特集だというのでフジの「あるある大辞典」を見てみる。
鬱病には、原因が特定できる心因性と、原因がよく判らない内因性のものがあるはずなのだが、心因性のものしか取り上げず、内因性の存在は匂わせもせずに番組が終わってしまったのには正直あきれた。
この番組で得られる唯一の正しい情報は、憂鬱状態の人を励ましてはいけない、という知識のみだったのではないか。
前々からうすうす感じていたのだが、この番組は、本当は複雑な世の中を、デフォルメやステレオタイプへの当てはめを行って、単純なものとして提示してくれるフィクションのようなものなのではないか。フィクションではないふりをしているフィクションは、有害でしかない。
AptivaのCMの鼻血が変わってしまったのには、何かあったのだろうか? ご逝去の影響?
朝から眠い。頭が重い。頭痛にまでは至らないが、不快感が肩から上に遍在している。
全然関係ないが、"へんざい"って、全く同じ読みで意味が正反対になりうるなぁ。両方に共通するつくりの「扁」は「平たい」という意味だから、片方は厚みに、もう片方は面積に注目したのだろうか。
金曜はあんなにハイだったのに。これがいわゆる鬱の回復期の揺り戻しか。
知識としてそういうものがある事を知っているから良いものの、知らないとこれは辛そうだ。希望側から絶望側への急激なシフト、しかも治療を受けているという自覚がある上でのそれは、何にも頼れないという感覚と、罪悪感を強く感じさせる。
知っていてもあまり冷静ではいられないのだから、知らなければ発作的に自殺してしまいそうだ。これについては、医者からは何の説明もなかったように思えるが、診察当日は半分寝ていた(当時は明け方まで眠れなかったのだから仕方がない)せいかもしれない。
午後になって眠いのは相変わらずだが気分は回復。
F1 カナダGP。
フェラーリの1,2フィニッシュ。良いレースだね(私はフェラーリ原理主義者である)。
雨が降ると、フェラーリ、マクラーレン以外のチームも善戦するので、見ていて面白い。
バリチェロのマシンのセッティングも固まってきたようで、これから後半にかけて磐石のフェラーリ体制を築いていって欲しい。
これも昨日の話だが、寝起きのぼーっとした頭でテレ朝のサンデープロジェクトを見ていて、田原総一郎の阿呆な質問のあしらい方などを見て、改めて不破哲三の頭の良さを実感したりした。他の党の代表とは段違い。共産党の政策にはあまり賛同できないことに変わりはないけれども。
ただ、この人の話は隙がなさ過ぎて聞いていてあまり面白くないのが欠点。やはり少しくらい弱点を見せないと人間的魅力には欠ける人物と映ってしまう。なぜだろう? 感情移入対象になり難いからか。
共産党が野党第一党になった場合の国会中継は、今よりはずっと面白くなるんではないか、とは少し思う。
しかしながら、そんな状態になったとしたら、ちょっとでも国民に道理が分かる頭があると、あっという間に共産党が政権を取ってしまうかもしれないが。まぁ、そんな国ならこんなことにはなってないか。
臓器移植に関して、上で書いたように、現代の人間は社会によって生かされているのだから、死した後に自分の肉体を社会に還元するのが道理である、という考えが頭に浮かんできた。
こういう思想は、突き詰めると全体主義や国家社会主義に行きつく道なのだが("道理"が"当然"に変わったりすると)、臓器移植を社会の仕組みとして根付かせるには、こういうコンセンサスが必要なのではないか。
現状で移植臓器が絶望的に足りないのは、やはり感情面に訴えて提供者を募る現在の方法では、効果が不十分だからだろう。
資本主義社会になってから、ずっと世の中の風潮は世知辛い方向に向いていたわけだから、そのベクトルが急に変わるとも思えない。一時的な流行としてそういう態度が格好良い、なんてことにでもなって、生活習慣として定着したりする可能性もないこともないが。
ちなみに私は、他者から移植するくらいなら自分のクローンを作ってそこから移植すべきだと思う。まぁ、技術的問題も色々あるわけだが、倫理的問題はこちらのほうが余程クリアしやすいだろう。
人間の遺伝子情報が誰のものかを考えれば、それはもう、その遺伝子を持っている人のもの以外の何物でもない。神などという抽象概念に属するものではもちろんない。日本政府が、臭いものには蓋方式で、人間の遺伝子を用いる研究全てを禁止してしまったのは大失策だと思う。
八房龍之介「宵闇眩燈草紙 弐」読了。
前よりもインモラルな話が増えているような気がしないでもない。
しかし、八房龍之介が男だったとは驚いた。ああいう絵を描けるのは女性しかいないと思っていたのに。
MMRパロディサイトがGeocitiesから追い出された時のGeo側とやり取りされたメール。
正直に「二次著作物は著作権の裁判に巻き込まれたらかなわないので、原則禁止です。でも禁止って書いておくと利用者が文句を言うし、原著作者にバレない限りは平気だから明記はしてません。検閲なんか下手にやって変なユーザに文句言われるのは嫌だし、そんな労力も勿体無いから、チクリ制にしてます」って言えば良いのに。
二次著作物を置いているサイトを片っ端から(1000件/日くらい)チクるとどうなるのか、試してみたい気もする。
20:00頃、具体的に調子が悪いというわけではないが、なんともいえない虚脱感が全身を襲い、何もできなくなってしまったので、仮眠を取ろうと思い、仮眠用の部屋に篭もる。
本当は少しは眠れたのかもしれないが、主観的にはちっとも眠れず。ただ手を胸の上に乗せて横たわっていただけなのに、何故か手が痺れてきたりする。
それでも、1時間以上もそうやって休んでいたので多少は回復。懸案事項を一つ解決して、新しい懸案事項が増えて、いい加減眠くなったので、退社。23:45。
プログラムの部品化が進むと、部品のメンテナンス以外にプログラマの仕事はなくなるか?
私はなくならないと思う。プログラマの仕事がなくなるとすれば、人間と同等のプログラミングが出来るプログラムが作られた時だろう。人間と同等というのは、仕様の入力に関しても同等でなければならない。
人間の発想の全てを予め予測しておくことはできない。つまり、その予測できなかった発想の部分をプログラムに置き換える作業をする仕事が残るのである。プログラムの仕事の量は新しい発想の量に依存することになるが。