自分が本当に好きなものを、言葉を使って論理的に説明できるだろうか?
「いや、俺はできるぞ」という人がいても構わない。私にはできないという話だけだから。
本当の感動を、直接言葉にして表現する事は私にはとても難しい事のように思える。間接的に、遠まわしに、別の表現物に込める事はできても。
だから、書評をやっている人というのは私から見ると驚異の存在なのである。
書評が出来るくらい本を読むのだから、本は好きなのだろう。でも、何でそんな好きなものを客観的視点から文章にして他人に説明できるのだろう。
今までここを読んできた人なら判るかもしれないが、私は、自分が本当に好きなものに関しては、急に言葉少なになる。
「とにかく良い。騙されたと思って買え」
これくらいしか、私が本当に好きなものを語る言葉はないのである。
シャワーを浴び、身支度を整えて、会社へ。
今週から開始した出勤時刻を11:00にしよう計画はとりあえず順調な滑り出しだと言えよう。仮令、熱が38.9度でも作業不能でなければ出るのだ。もう休みすぎた。
という訳で、現在勉強中のperlを使える環境が身近にないか聞いてみるが、答は否だったので、仕方なくネットから落としてインストールする。
久々にコマンドラインからmake installでインストールするプログラムを扱ったので、色々と勝手が違って戸惑うことしきり。
ようやくインストールが終わったかに見える(コマンドラインからperlを実行できる)状況になった時には一仕事終わった気分。だからまだ一日終わってないっつーの。
川崎康宏「ガンゴースト 革命暮れて皿洗い」(ファミ通文庫)読了。
あ、これは前回の冬コミでようやく手に入れた「川崎銃口6」に載っていた小説と同じ物ではないか。向こうには冒頭しかなかったが、こちらにはそれ以外の落ちまでちゃんと載っている。<当たり前
それはともかく、文章のリズムというかなんというか、そういうものはちょっと殺されているような気がしたりしなかったり。
一番拙いのはイラストで、主人公の一番の特徴をちっとも捉えていない幡池裕行のイラストは万死に値しよう。小説の可笑しさの大部分をこれが削いでしまっている。一番悪いのはきっと編集者だけどな。
まぁ、小説の分傷病者の方でもその特徴が完全にフォローされているかというと、……そうでもないような気がする。
景気回復が軍事予算にも影響を与えたか、唐突に陸上自衛隊大宮支部に90式戦車が略式とはいえ配備された。1/24でタービンエンジンじゃなくて乾電池駆動だけど。
なんで略式かというと、自分で接着しなければならない一部の細かい部品を取りつけていないからで、それは週末に回すつもり。
本当は日曜に新宿に行った時に買ってきていたのだが、パッケージを開けたのは今日なので、受領は本日という事にする。
近所の夜の駐車場で走らせていると、好奇心を全身で表した猫がおっかなびっくり近寄ってきたりして楽しい。いや、そんな事はなくても充分に楽しい。夜なので、主砲(BB弾)の着弾が確認できないのが悔しい限り。
週末は90式でと大宮公園へ行こう!
某所から、某掲示板(単にリンクを張るのが面倒なだけで、隠す意図はない。ここからリンクを3回クリックで行ける)に行き、古強者アマチュアモデラー三人の底力によっても、田宮のTiger-Iが組み立てに24時間かかかることを知る。よかったー、血迷って手を出さなくて。
野尻抱介氏は、90式にレーザポインタを装着したらしい。こんな工作でも私にはかなり無理。工具(主に電ノコ)がないし、私には物事を根気良く丁寧に進めるという、工作に必要な資質に欠けているのである。
工作も簡単な90式がやっぱ良い。やっぱ男は主砲をちゃんと物理的に打てなきゃな。<深読み禁止
LEGO MindStormに、衝撃センサがある程度の数あれば、90式演習用の自動移動的が作れるのではないかと妄想。
衝撃を受けた面に対して、水平方向に移動するようにする(90式から見ると、相手は横移動を開始したように見える)のだ。プログラム自体は簡単だろう。
実際にやってみるかどうかは別の話だ。大体、衝撃センサもしくはその代わりになるものなんか、あったかな?
今会社で読んでいるPerlの入門書(いわゆる「ラクダ本」)は、かなり面白い。
「プログラマの三大美徳、不精、短気、傲慢を身に付けて欲しい」などと書いてあったりする。
なんだ、やっぱ私って体力がない点を除けばプログラマ向きじゃん。
8bit, 16bit, 32bitの整数値を持つデフォルトのCの変数型名を間違って覚えていて、ちょっとはまる。情けない。
人間、一度楽をすると堕落するね。<それは違うぞ
でもさぁ、ドキュメントがぐだぐだで、明らかな嘘が書いてあるってのもはまった理由の一つだぞ。ドキュメントの記述が信用できないもんだから、誰が悪いか判らんのだもの。<そういう場合は大抵自分が悪いのだが
タバコ吸いが嫌われる理由ってさ「空気に余計な交ぜ物をする」という点においては、「風呂に入らない奴」とか「厚化粧でそばにいると匂いで気持ち悪くなる女」とか「いかなる理由かは知らないが、口臭がやたらと臭い奴」が嫌われる理由と全く等価だと思うんだけど、どうか。
「風呂に入らない奴」その他がそばに寄って来ても俺は全然気にしない、とか言われると困るのだが、一般常識的には前からそういうのが近づいてきたら慌ててよけるのが普通な訳で、歩きながらタバコ吸ってる奴がそういう扱いを受けてもおかしくないと思う訳だ。
また、一般的に自分から風呂に入らないことを選択している奴ってのは、一部の例外(数においてはこちらの方が多いかもしれないが)を除くと、自分が周囲の空気に及ぼす影響その他をちゃんと弁えててさ、なるべく誰かの邪魔にならないように振る舞う訳だな。
タバコ吸いに、そういう分別を付けろってのはそれほど過大な要求とも思えないんだけどね。ニコチンってのはそういう分別を持てないくらい脳細胞に悪影響を及ぼすものなのかね。
現在、仕事として本を読んでいるのだが、やたらと目が疲れる。
どういうことだろうと思っていたのだが、はたと気付いた。
手元が暗すぎるのだ。
私の頭上、2m強の高さを持つ天井に、60w相当のランプがある。光源として設置されている光源はそれだけ。こりゃ暗い。しかも、頭の影が手元に落ちるというおまけ付き。
という訳で、放置されていたZライトを導入することにする。
どうやら付いていた電球は切れているようだったので、新しくやはり蛍光管を使った電球相当の製品を買ってきたのだが、何故か点かない。
色々試しているうちに、やっと、その製品の形状とZライトのカバーが干渉して、最後までねじ込めていなかったことが判明。電球の尻に当たる板バネ電極を手前に捻じ曲げて、めでたくも点けることができた。
おぉ、明るい。自分が今まで如何に暗い環境で本を読んでいたのか実感できるくらい明るい。
モニタを眺めるにはちょうど良い明るさなのだが、本を読むには暗すぎた。逆に、Zライトを点けていると、モニタが見づらい。あちらを立てればこちらが立たず、という奴か。
会社に着くと、一頻り、昨日発表になった任天堂の新機種の話題が出る。
私はどちらも期日通りに出ることなんか絶対無いと思ってるし、GameCubeのデザインはダサダサだと思う。GBAも誉められたもんじゃない。普通だ。
ソフトに対する姿勢を変えない限り、GameCubeはN64とたいして変わらんことになりそうではあると思う。GBAはこのままの流れで売れるんでしょう。値段もまぁ安いし。
ところで、山内社長が言ってることが結果的にことごとく外れているという事実には誰も突っ込みを入れないのだろうか。お年寄りに強く当たるのは人として良くないから自粛? 現役でやってる人を年寄り扱いするほうが失礼だと思うが。
私は実は密かに、世界中のどこにも「ゲームとして優れたものを求めるマス」というものは存在しない(マスコミとかの「マス」。つまり、大衆だ。升だったり鱒だったりはしない)と思っているので、これからのゲームは、ゲームマニア受けを狙ってゲームとしてしっかりした作りにするか、子供受けを狙って見た目が派手派手しいものを作るか、そのどちらかの道が有望だと思っている。
山内社長発言に戻るが「軽薄短小」を求めているのは「マス」であって、本当にゲームが好きな人々ではない。「マス」に相当する人々は、もっと良いものが現れればたちまちそちらに向かってしまう移り気を絵に描いたような人々だ。
そういう「マス」をターゲットとして目指すよりは、ニッチであっても確実に客になってくれる人に質が高く、中身が濃いものを提供し続けたほうが、商売として規模を大きくはできないかもしれないが、堅実だと思う。まぁこれは、あちらの立場は考慮していない発言だけどね。
あらまぁ。
今日発売のファミ通、ファミ通PSに、ドラクエVIIのクロスレビューが載ってないよ。
ENIXがストップを掛けるような点やレビュー文章が付いちゃった可能性(ENIXとしては、プラチナ殿堂以外の結果は受け入れ難い筈だ)は充分にあるよな。邪推だけどさ。
レビューとかって、文章や点数単体にはほとんど意味がないと思う。だって、それを裏付けてくれるものがないのだから。
バイヤーズガイドに徹するなら、「今月(もしくは年間)にこれだけ予算があったら、俺はこれを買う」っていうリスト(ただし、予算以外のしがらみ−やる時間とか−はないものとする)を複数人数に渡って掲載してくれれば、それで必要十分だろう。実際にゲームをプレイした結果かどうかなんてのは実は関係ない。なぜなら、それは今でも保証されていないから。
結果として誰にも選ばれないソフトが必ず出るという、かなり洒落にならない企画ではあるが、それゆえの説得力はある。
それに、そのリストを長期にわたって観察し続ければ、自分と感性が重なり合っているレビュアーが必ず見つかる。後はそいつが買うといっているソフトを買っていけば良いのだ。読者も楽チン。
ゲーム批評なら月遅れくらいでやれそうだから、企画として持ち込んでみようか知らん。……実現できるマンパワーがないな、あそこには。
新城カズマ「狗狼伝承 精霊少女・ミュリエル」(富士見ファンタジア文庫)読了。
相変わらず良い。
この本があまり売れていないというのは、一体どういうことだろうか。世の中、どうかしている。
確かに少々クドいかもしれない、クサいかもしれない、アマいかもしれない。
だが、それがどうだというのだ。たまにはそういうものも読んでおかないと、心が干からびてしまう。
というわけで、こんなところを読んでいる暇があったらさっさと書店(大きめがよろしい)に行って、富士見ファンタジア文庫の棚を探すのだ。
大宮に帰ってきて、駅前のさくらやでドラクエVIIをポイントカードのポイントで買う(?)。
ついでにGBカラー専用の「マジカルチェイス」を買ったら、700円ほど足が出たので、それだけ払う。
家に帰ってきて、シャワーだけ浴びて汗を流し、ドラクエを始めてみる。
……グランディアをサターンで見た後に、同じようなシステムでこの絵はちょっと無いんじゃないかと思う。
そうまでして二頭身に拘るなら、拘ったなりの結果を見たい。こりゃ、大抵の人は失望するだろう。
それが本当かどうかは、本数が素直に表すと思うが。
晩飯を食いつつ、ビデオに撮ってあったF1 ベルギーGPを観る。
バックマーカー。(;_;)
私は他人の書評はその本を読んでからしか読みたくない。
つまり、本の売り上げに貢献する形で書評が私に何がしかの作用を起こすことはない。
私は、趣味が信用できる誰かが書いた「俺はこれを読む」という書名のリストさえあれば、それだけで良い。
そのリストを参考にして、自分の買い物リストをモディファイできれば、それが一番良い。
こういう需要は少数のものなのだろうか。意外と多数派だと密かに思っていたりするのだが。
Perlの教科書でモジュールをHTMLベースで検索できるようになっているサイトの存在を知り、Base64関連のモジュールを求めて右往左往。MIMEモジュールは、デフォルトでは存在しないモジュールを要求するのだが、readmeを読んでみても何を要求しているのかよく判らないので、エラーの出ているuseコマンドを見て、それらしいのを拾ってくるという、前時代的な作業をする。
こんなんで上手く行くのだろうか……。
ちょろちょろとドラクエを進めているのだが、各所で指摘されているように、細かいところで気が回っていない点が多いのが気になる。
全体マップ上で越えられない山の衝突判定が妙にでかくて通れそうな場所が通れないとか、町などの境界線が見えない上に場所によってまちまちなので、頻繁に出たり入ったりしなければならないことがある、とか、方向キーの上を押して、町から出た後に全体マップで町の下に出てしまうので、(その気はないのに)すかさずまた入り直してしまったりとか、そういう変な遠回りが妙に多い気がする。前からドラクエってこうだったか?
思うに、回転することのできる3Dマップシステムがまだこなれていないのだ。一体、何に時間を使っていたのやら。戦闘時間を除くと100時間かかるシナリオか?
グランディアという先人が居るのだから、それを越えろとまでは言わなくても、同じレベルのものは期待してもおかしくはないだろう。システム面では、明らかにグランディアよりドラクエVIIは下だ。
世間で言われているフリーズは私の環境では起きていない。たぶんプレイ時間が短いからだろうね。10時間もやってないのではないか。
舌の先にできていた口内炎はやっと収束方向。
全く痛くないとは言わないが、ものを食べるのに問題がない程度の痛みまだ収まった。あー、助かった。
しかし、昨日の就寝前に胃の辺りに感じた差し込むような痛みは何だったのか、未だ予断は許せない状況にあると思われる。
私の家から一番近い「やる気のない」Familymartにはないのに、会社から一番近いFamilymartにはある弁当があるのはどういう事か。
「やる気のない」Familymartの方が売場面積、棚面積共に、確実に広い。それなのに、いつもバイトは一人しかいないのだ。
どう考えても「やる気がない」としか考えられない。くそう、7-11がもうちょっと近ければ、そっちだけ利用するのに。麦茶は7-11が伊藤園の「薫り香る麦茶」でFamilymartがカゴメの「六条麦茶」なので、Familymartの方が好みなんだけど。弁当は7-11の方が確実に美味いしな。
最近、仕事でPerlの勉強をしているのは、ご多分に漏れずCGIのためなのだが、今日から、自分のサイトを使ってちょっとだけ実験を試みることにした。
最初のうち、何をやっても"Internal Server Error"が出ていて、PerlスクリプトにBugが有るのかと思い、散々悩んだのだが、何のことはない。
そのCGIスクリプトは、データ収集用のものだったので、単に出力を返していなかっただけの話なのだ。
何も出力しないCGIはInternal Server Errorですか、そうですか。そりゃそうだよな。
早売りの本を買って、その内容をちょっとでもこういう誰が見るか判らない場所におおっぴらに書く、という行為は、私にとっては許されるべきではない行為なのだが、当然人によってそのスレショルドは違うよな。
そういう事をなーんも気にしない人間が、早売りの書店とInternetにアクセスできる状況にある場合、私はそいつのサイトには近づかないほうが身のためなのだろう。
コンビニで、陳列商品以外のものを買う客が自分の前に居ると、無茶苦茶いらいらさせられる。
店員もそれに馴れていないからもたもたするし、やたらと無為な手続きを延々とやらなければゴールに辿り着けないようなシステムになっているのだ。
「全ての買い物をコンビニでやるようになる未来」がもし仮に我々の目の前に現れたとしたら、それはとても不便な世界であろう。嘘だと思ったら、ローソンでスーファミかゲームボーイのソフトの書き換えをやってみると良い。