00年10月上旬の世迷い言


2000/10/01

 引き続き、朝からだるい。
 こんな調子では来週が思いやられるので、昼飯に焼き肉を食いに行く。
 気持ち悪くなるまで肉を食いまくって、4000円に満たない。安い。

 しかし、気持ち悪くなってしまったのでその後の行動としては昨日とさほど変わらず。
 駄目人間。

 近所のやる気のないファミリーマートで、フルタのチョコエッグを発見し、驚く。
 ここがこんな商品を扱うとは。よほど売れる商品だという認識が出来上がっているに違いない。
 しかし、ここはやる気のない店であるので、再入荷されるかどうかは定かではない。

 秋田正人「カブトエビのすべて」(八坂書房)読了。
 日本の水田などに住む原始的甲殻類、カブトエビについての生物学的所見をまとめた本。
 中生代地層に見つかる化石と現生のカブトエビがほとんど変わらないとか、カブトエビの寿命が1ヶ月程度しかないとか、ある段階の幼生は三葉虫に良く似ているなど、なかなか刺激的な知識が得られた。

 樹川さとみ「楽園の魔女達 不思議の国の女王様」(集英社コバルト文庫)読了。
 いつもの調子で安心して読めるっつー事で。


2000/10/02

 最近、夜にまた良く眠れなくなってしまった。とはいえ、3:00位までには眠りに就いているようなのだが。
 という訳で、一度目が覚めたのは6:30だったのだが、それはあまりに早すぎると思ってもう一度寝たら、今度は11:00近くなってから目が覚めた。
 慌てて支度して会社へ。遅刻である。でもだるい。

 最近、すっかり暦の感覚がなくなっていて、払いわすれていた家賃を払うために銀行へ。
 雨の中、遠出をするのは億劫だが、仕方がない(というか、街中へ行くのが遠出だと認識される時点でかなり拙いのではないか)。

 イラストが重視される一連の小説(所謂ライトノベルという奴)において、本文とイラストの描写の一致というものはどれくらい行われる努力が為されているのだろうか。
 散見される例を見るに、あまり一致させなければならないという意識自体がないような気がするのは私の気の所為だろうか。
 例えば、本文中で鞄の違いをきっかけに二人の登場人物が会話をしているシーンで、イラストでは同じ鞄を持っている、などという例は枚挙にいとまがないように思える。
 所詮は挿絵は添え物なのだから、そんな事は気にする必要はない、という意識が支配的なのだろうか。


2000/10/03

 目が覚めると10:00を回っている。駄目人間。
 とにもかくにも、飯を食って薬を飲まねばならぬので、冷蔵庫から取り出したウィダーを口にくわえてまた布団の上に横たわったのだが(駄目人間2)、それだけの行動で眩暈がする。鼻水が出る出る。
 こりゃ駄目だと思い、午前中は寝ていることにしてその旨会社に連絡して、寝る。ここ最近の勤務状況は壊滅的なので、午後からは出社予定。夜より全然眠れるのはどういう事か。

 目が覚めると2:00を回っている。体温は36.8℃。絶対活動を始めると37℃を越えるだろうが、これで休んでいるときりがないので行くことにする。
 昼食は時間がないので毎日果実3パック。よく、医者に「食欲はあるか」と聞かれるが、こういう食事で我慢できてしまう状況は、食欲があるといえるのだろうか。
 美味いものなら食べたいが、面倒くささが先に立つ状況というのは食欲があるといえるのかそれとも無いのか。
 まぁ、一度、本当にものが食べられない状態というものを経験しているから、これでも食欲はあるほうなのだろう。

 支度して、とりあえず街中の本屋へ。SF Japanの2号と買い忘れていた日経サイエンスを買う。
 次にLOFTのWAVEに行って、「モンティ・パイソン 人生狂想曲」を買う。
 それから出社。社長に「顔色が悪い」と言われる。街中をちょっと歩いただけで汗だくになるくらい体力が落ちているので、それも宜なるかな。

 新しい仕事はプログラム関係ではない。
 目先が変わってこういうのも有り難い。私はどうにも飽きっぽい人格なので、仕事でも同じ事をずっとやり続けるのは持たないようだ。


2000/10/06

 二日間連続で死んでいた。
 目が覚めると、もう午後。別に夜に起きている訳ではない。精々が1:00くらいまでだ。それだって、それから寝る訳ではなくて、0:00前から寝る準備をして部屋を暗くしていてこれだ。
 理由はともあれ、身体が睡眠をものすごく欲していたということだろう。
 日がな一日寝ているもんだから、何も書くことはない。妙な夢も見たような気がするが、もう忘れてしまった。

 二日間もそんな調子で休んでいたので、体調はそれなりに回復。それなりと書くと、二日分の休息だけ回復したかのような印象を与えるかもしれないが、こちらはそれなりにあるニュアンスを持たせたそれなり(訳わからん)。

 ふと気づくと、舌の色が黒ずんでいる。
 はてさて、いつからこのような事態になっていたのか、これが何のどのような作用によるものなのか、さっぱり判らない。
 とりあえず、すこし荒れているような感じはするが、違和感も痛みも特に感じないので、放置することにする。


2000/10/07

 朝から何故か顎間接が痛む。
 ……なんで?

 洗濯をする。
 週のルーチンワーク。

 意を決してPHSの新機種を買いに行く。今更PHSでデータ通信もほとんどしないであろうから、やはり東京電話ASTELにすることにした。ポケベルを導入するかどうかは全然判らないが。
 機種は東芝のもの。後からカタログを見直して、スペックをちょっと間違えていたことが判ったが、まー良いや。

 Zabanetariumを観るために渋谷は五島プラネタリウムへ。
 吉良さんと小峰さんの二人構成。楽器はギターとアコーディオン(と、あとボランティアでリコーダ)。うーむ、こういうのも良い。
 暗くてステージが見えないというのも、替わりに星空が見えるし、席の善し悪しによるストレスが溜まらなくて良いね。

 青木和「イミューン」(徳間デュアル文庫)読了。
 それなりに良くできたSF青春小説。お勧め。ちょっと文章がこなれていなくて、誰が主格なのか判らないところが何個所かあったが、それさえ我慢できれば読める。
 誰だかが「ブギーポップ」シリーズとこの作品を比較して批判していたが、そんなことをする必要が一体どこにあるのか、私には全然判らない。SF的処理をした青春小説としては「ブギーポップ」が唯一無二のものという訳ではあるまいに。
 それでもこのタイトルは、判らない人には全然判らないし、知っている人にはバレバレといういまいちなものだと思う。


2000/10/08

 いやっっっっっっっほうぅぅぅぅ!
 シューマッハ! そして、フェラーリ! 優勝おめでとう!
 今宵は祝杯だっ!


2000/10/09

 朝から(と言っても、目が覚めたのは12:00を回ってからだが)鼻水が止まらない。
 熱はないようだが身体がだるいので、寝て過ごす。
 新しく買ったPHSは着メロが作曲できるので、さっそくZabadakのPolandを入れる。耳コピの状態から、まずSuper Studio Session(フリーのMac用シーケンサソフト。昔からあるソフトなので音源はMIDIではなくて内蔵音源である)を使って楽譜を起こし、それを入力する。うむ、良い出来じゃ。
 しかし、私のPHSに電話など滅多に掛かってこないのである(その方が有り難いが)。

 三匹いる野良の子猫のうちの一匹が、寒くなってきた所為か、上がり込んできて座布団の上に居着いてしまったのだが、寝ている間に何をされるか判ったものではないので、寝る前に退出いただく。部屋の荷物が崩れるのは一向に構わないが、濡れたりするのはちょっと拙い。
 よし。私は完全に連中に支配されている訳ではないことが証明されたぞ。


2000/10/10

 目が覚めたら9:10を回っている。
 慌てて支度して会社へ。ちょっと遅刻する。駄目じゃん。

 たびたびここで話題にしている近所のやる気のないファミリーマートに、フルタのチョコエッグなどという、売れ筋商品が入荷されてびっくりしたことは既に書いた。
 今日、その棚を見てみたら、チョコエッグは消えていて、代わりにキンダーサプライズが置いてあった。さもありなん。

 ふとしたはずみでベルトが壊れた。
 別に急に太ったとか、前から太っているのでベルトに過剰な負荷が掛かっていたとかそういうことは多分なくて、前からちょくちょく壊れていたのを直し直し使っていたのが、それが今日になってとうとう修復不能なまでに壊れたという、それだけのことだ。このベルトももう4年以上も使っている。たぶん老朽化が原因であろう。言い訳じゃないぞ、言い訳じゃないったら。
 こういう生活必需品に近いものは、オタクの常として、必要にならない限り、金を出して買ったりしない。
 というわけで、どういう場所で売っているのか、いまいち把握していないので、無難なダイエーなんぞで買ってしまったりするのである。
 その集大成が所謂オタクファッションになるのだと思うが、ベルトくらいで大勢に影響が出ることなどあるまい。これで良いのである。……なんか良い訳臭いな。

 自動車というものは、かなり簡単に人を殺すことができる道具である(いや、動力器械というのはおしなべてそのような性質を持っているが)という認識を持っている人は今の免許証取得者の中にどれくらいいるのだろうか、とふと思ってみたり。
 警察もスピード取り締まりとかそういうことをやってないで、人を殺すことが簡単にできる道具であるという認識を徹底させたほうが、交通事故死者は減るんじゃないだろうか。


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