01年1月中旬の世迷い言


2001/01/11

 OS9.1へのアップデート完了。およびiTunes導入。
 OS9.1は、インストール必要容量ぎりぎりのディスク空きでアップデート開始したら、途中でディスクが足らんとエラーメッセージを出して、にも関わらず再起動してみたら9.1になっているという不審な動作を起こしたが、ディスク容量を確保してからもう一度アップデートを掛けたら問題なく完了した。つーか、これインストーラのBugだろう?
 システムフォルダと同じ階層にあったディレクトリが整理されているのがぱっと見の変更点。後は、全てのウインドウが表示される"ウインドウ"メニューの追加とか、"ゴミ箱を空にする"にショートカットが付いたりと地味な変更。
 よって特に感動はない。高負荷を掛けたらIEを筆頭にして早速システムダウンしてくれたし。(IEが何の前触れもなく終了→他のソフトを使い続けていたらフリーズという流れ。どう考えても悪の根本はIEである)

 それよりも何よりも。iTunesである。
 今まで、主に手順が面倒くさいとか、わざわざソフトを買ってきてまでやることとは思えない、という考えで、導入を見送ってきたMP3なのだが、iTunesで目から鱗がぽろぽろ落ちた。
 音楽CDをドライブに入れてやると、勝手にCDDBを検索してタイトル情報を拾ってくる。ボタン一つでエンコード開始、エンコード中もその曲や他の曲を聴くことが出来る。意味はないが恰好良い画面エフェクトまで付いてくる。なんとこれが無料(私が支払う通信料は既に定額となっているので、その手の突っ込みは無意味だ)。
 はっきり言って、私はこの新しいおもちゃに夢中だ。いつまで夢中になっているかは神のみぞ知る、だが。


2001/01/12

 埼玉銘菓を求めて街中をうろうろ。
 流石に体力は前よりは回復しているようだ……って、階段を駆け登ったりしてないから判らないけどな。

 秋山完「ファイアストーム―火の星の花嫁―」(ソノラマ文庫)読了。
 ネット上での評判がいまいちだったので、どきどきしながら読んでいたのだが、面白いじゃん。
 文句を言っていた人々は一体何が気に入らなかったのだろうか。もしかして、フェミニズムの人?(そういう人が気に入らないであろう描写はいくつかあったので)


2001/01/13

 横浜まで赴き、シーバスに乗ったり、中華街で飯食いながら馬鹿話したり、中華街をうろうろして怪しいコーラ風飲料(実はアンメルツ)を飲んだり、新横浜でシャケ食ったりカニ食ったりという一日。
 倒れ伏したまま動きたくなくなるほど疲れたが、それ以上に楽しかったのもまた事実。(訳判らん)

 森博嗣「今夜はパラシュート博物館へ」(講談社ノベルス)読了。
 短編集、だがミステリではない。……幻想小説?
 「ぶるぶる人形」と「模型屋さん」はちょっと気に入った。


2001/01/14

 昨日の疲れで起き上がる気も起きない日。
 でも本は読めるんだぜ。すげー。以前の俺とは大違いだっ!

 時雨沢恵一「キノの旅III」(電撃文庫)読了。
 まぁ、いつもの感じで。とりあえず、まだ飽きは来ていないのでしばらくはこの調子でいってくれると読むほうとしても助かるかもしれない。
 口絵の話のタイトルと一話のタイトルが同じなのはなかなか面白い趣向だと思う。


2001/01/15

 いつまで続けさせて貰えるのかは非常に疑問だが、とにかく今日から仕事だ。
 朝は起きなければならないし、起きたら身支度を整えて出勤しなければならない。
 出勤に至るまでのスレショルドの低さでいったら、私は大概の勤め人に勝つ自身がある。言い方を変えればこうだ。私は日本中の勤め人のうちでもっともへたれな一人としての自信がある。
 そういった方面での自信が、なにか実質的な利益に結びつくことは皆無に近いので、へたれはへたれなりに迷惑だけは掛けないでやっていきまひょ。

 こんな時間に更新をしていて、明日からがどうなるかは定かではない。


2001/01/16

 どういうわけだか遅刻もせずに順調に仕事を続けている。
 いや、これは主観であって、客観的に見てどうか、などということは言わぬが花というやつである。(どういうやつだって?)

 まぁ、一日真面目に仕事をしてたら、それ以外の行動は殆どしないわけで、書くことも減りますわなぁ。

 夜は夜で地雷のことについて調べたり、スターリングエンジンについて調べたりとか。
 92式地雷原処理車って、不発だったらどうするんだろう? また同じところに撃ち込むのか。
 ちなみに92式地雷原処理車というのはここのページに載っている車両のことである。単なる移動ミサイル砲台に見えるが、こうやってロケット弾を地雷原に撃ち込んで、地雷をことごとく作動させてしまうコンセプトの兵器である。
 スターリングエンジンについてはここが詳しい。なんとなく"と"系の香りのする文章だが、ちゃんと作動するものらしい。


2001/01/17

 なんか知らんが神戸の震災の話題が多いなぁ、と思っていたのだが、6年前の今日に地震があったのだから当然である。
 ちなみに湾岸戦争が始まったのも今日である。
 ……嫌な日だなぁ。


2001/01/18

 今日も仕事だ。平日なのだから当たり前。(最近は平日泊まり、土日は出、というのが望まれる勤務体制のような雰囲気も感じられるが、そんなものに付きあっていたら私の脆弱な肉体と脆弱な精神はあっという間に音を上げるに違いない)
 普通に仕事をしていれば、一日の殆どを会社で過ごしているのだから、会社で起きたこと(半分くらいは守秘義務に抵触するだろう)くらいしか書くことが無いのだ。
 えーと、普通でないのは、うちの会社が毎日昼飯が出ることで、今日はメニューがSPAMだったことくらいか。
 缶には「減塩」と銘打たれていたが、しっかりしょっぱかった。これで普通のSPAMだったら、どんなことになっていたやら。一瞬にして浸透圧で体中の水分を吸い取られたりして。アメリカ人の食い物は恐ろしいものだ。

 夜は夜で濃い目のコンピュータ業界四方山話。半分くらいか付いていってないところがへたれプログラマの証左か。

 そーいやAppleがまた赤字だそうで。もーいーです。下がるとこまで下がっちゃって下さい。と思いつつ株価をチェックしてみると、米国市場では確かに下がっているが、日本市場ではむしろ上がっている。何故?(どっちにしろ私が損していることに変わりはないが)


2001/01/19

 電池が切れて30分ほど遅刻。
 何の電池かって? そんなもの、決まっているではないか。
 まぁ、のんびりと行きましょう、ということで。

 今期の赤字決算が発表になったというのに、Apple株は2300円まで戻している。アメリカでも$18台に。何故に?
 Adiemasの曲をCMに使っている、PowerBook G4が馬鹿売れするから?

 日テレでやっていた「エアフォース1」を見るともなしに見る。
 戦う大統領。アメリカ人が指導者に求めるのはああいう像なのだろうか。
 ほぼ水平を保っている飛行機は、あんなに急に高度を落としたりはしないと思うのだがどうか。フラップが開かないとかそういう事情があったのか知らん。
 しかし、ロシア人に見せたら憤慨しそうな話ではあるなぁ。


2001/01/20

 精神科の予約は来週の月曜だというのに、薬が底をついた。
 SSRIとNSRIは、ぼーっとして暮らしている頃に飲んだのか飲んでないのか判らなくなったことがあるので、二回飲んでしまった可能性があるのだが、睡眠剤についてはそういう記憶もないのに無くなったので、分量を間違えられた臭い。もしくは、これ以上の量は処方できないとか。
 医者が言うには快方に向かってるらしいので(あんまり自覚なし。仕事にも集中できてるんだか出来てないんだか良く判らんし、相変わらずビデオを見る気力は湧かないし)、飲んでみないで過ごしてみるというのも手だが。

 CM三題。
 私は、テレビ番組はNHKのものが一番面白いと思うのだが、CMは好きなのである。
 もし、CMだけ一日中流している局があったら、たまに観るかもしれない。

 最近やっているJUSCOのCM。
 「今が旬のカンブリア」と言っている。絶対言っている。間違いなく言っている。嘘だと思うのなら、自分で聞いてみるといい。

 どうも最近の車のCMにはムカつくものが多いのだが(日産のセレナのCMなど)、トヨタのbBとかいう車のCMのBGMは、聞く人間のことを不快にさせようという明確な意志が感じられてならない。
 最初に聞いた時にはTVが故障したのかとも思ったのだが、2度、3度と繰り返して見かけるうちに、確信して自覚的にやっていると悟った。
 え? それはお前の妄想だって? 馬鹿を言ってはいけない。鬱病の症状に妄想などというものは含まれていない。

 ジョージアのCMはずっと吉本のタレントを使って大々的にやっているが、最近の歌詞。
 自分のモチベーションが不明なままで労働を続けることが出来るという精神構造は、奴隷のそれではないかと思うのだがどうか。
 あれは、商品の宣伝をやっているのと同時に、資本家階級に都合の良い人間像が格好良いという意識を定着させようとする陰謀なのである。
 え? それはお前のそうですか二度はしつこいですかすいません。


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