清水文化「海底火山とラッコ温泉」(富士見ファンタジア文庫)[bk1で購入]読了。
何度も書いているが、このシリーズはタイトルとかおちゃらけキャラクターとか挿絵でそうは見えないかもしれないが、基礎部分はかなりしっかりしていると思うのである。
今回は海底火山の話で、地震のメカニズムに関してかなり突っ込んだ描写がある。私は気象学は門外漢なので、正しいのかどうかはさっぱり判らないのだが、少なくとも本文中で矛盾を起こしているようなことはないし、私が知識を持っている部分に関して間違った描写は見受けられない。
基本的には気象精霊記というシリーズ名から判るようにファンタジーなのだが、最低限の嘘しか吐いていない雰囲気が伝わってくるのである。
なんでこのシリーズがあまり話題にならないのか、私は不思議で仕方がない。シリーズ最初の解説を読んで敬遠している人(あの解説じゃ絶対いると思う)は、認識を改めて読んでみて欲しい。
同時に、Appleブランドとして販売されているモニタを全て液晶モデルに切り替えるという発表もされた。17インチで13万円弱というのは、映像品質を確認してみないことには分からないものの、かなり魅力的である。映像品質に関しては、Cinema Displayは別格として、現在店頭デモで確認できる15インチモデルでも私には十分な品質であると思える。
同時に、Cinema Displayも298000円まで下がった。現在の経済状況だとちょっと手が出ないが、ますます魅力的な製品になったということは言えるのではないか。
まぁ、Mac使いでない世界の大多数を占める可哀想な人々には関係ない話であるが。
Final Fantasy Movieの予告編が公開されている。
こうやってまとまってみると、世界の境界線を意識させないための手段としてはオールCGという手もありかな、と思う。しかし、ファイルに保存できない設定になっているのは腹立たしい。
それよりも何よりも。いちばんでっかいサイズのムービーのリンクをクリックしてみて欲しい。なに、すぐにダウンロードが始まったりはしないので、安心してクリックして良い。
そこに表示されている、マシンの要求スペックをよく見てみよう。AT互換機とMacの要求動作クロックにあまりに差がある。なんでこんなことが起きるかと言えば、動作クロックというものが、基本設計からして異なるCPUの性能を計る上でちっとも当てにならないということだからである。
なに? QuickTime形式だからPowerPCに最適化されているに決まってるって? それはある程度は正しいかもしれない(どちらにより開発リソースを振り分けるのか、という点において)。しかし、AppleがWindows版のQuickTimeの性能を故意に低下させたとして、それで得をするかどうかを考えてみれば、その影響はほんの少ししかない筈であることは容易に推測できる。ちなみにQuickTimeやこのムービーがヴェロシティエンジンを前提にしていない点で、より全般的な(ある特定の処理に特化していない)CPUの性能とクロックの関係を反映しているであろうことも推測できる。
君達は広告屋に躍らされて屑をつかまされている可能性があるのだ。それを防ぐには、何が正しくて何が間違っているのかを判断するための知識と知慧が必要だ。
ピーター・テラップ「レッド プラネット」(新潮文庫)[bk1で購入]読了。
昨年末に日本でも公開されたハリウッド映画のノベライズである。本当は映画を観に行く前に読んで、映画を観るべきかどうか決める材料にしようと思って買ったのだが、その頃の私には本を読む気力が無かったのだった。
んで、なんでまたいきなり読んだのかといえば、もうすぐDVDが2000円ちょっとという値段で発売されるからである。
最近のハリウッド映画で宇宙ものというと、最後のシーンで大爆笑を誘う「アルマゲドン」(最初から最後まで大苦笑という話もある)などのヘタレSFが連想されるが、なかなかどうして、これはきちんとしている。
突っ込みどころがないとはいえないが、少なくとも私には明らかに間違った描写を見つけることは出来なかった。
ストーリーの中核には、ハリウッド好みの色恋沙汰が入っているが、これくらいならげんなりする程のことも無い。
基本的には、事故が起きた有人宇宙探査計画(つまり、利用できる資源が非常に乏しい)に於けるサバイバルものである。よく判らない人は「アポロ13」と同じと言えば良いのか。
正直、小説中の描写をどれだけ映像で判りやすく説明できるのかとても疑問なところが沢山ある。そして、大抵の場合、そういう描写は無かったことにされてしまう。そういう削除行為が「きちんとしている」という印象を削いでしまうことが多い。
でもこれならDVDを買ってみてもいいと思えるストーリーだった。動いているAMEEも観たいし。
ちなみに、映画公開直前にやっていたCMの制作者は無能である。あれじゃこのストーリーの面白さを全く伝えていない。
ちなみに、私は小泉内閣の路線には期待するが、政権党に保守党と公明党が未だに加わっているので、政権としての小泉内閣は不支持とする。
以前話題にした「バターはどこへ溶けた?」が、「チーズはどこへ消えた?」の版元の出版社から訴えられたそうである。不当競争防止法がらみだと思われる。
当然の結果といえば、当然の結果。とはいえ、こういう余裕のない対応が起きるということはやはり不景気なのか。
私は両書とも未読だが、「チーズ〜」に関しては、各所から聞こえてくる複数の(好意的なものと否定的なものの両方の)風聞によって、糞下らない内容であると確信しているので、わざわざ読もうとも思わない。
しかしながら、これによって「バター〜」は速やかに市場から消えうせてしまう可能性が出てきたので、好事家の方は確保を急いだ方がよろしいかと思われる。
そういえば、現代日本の病根の一つである「結果平等主義」って一体どこの馬鹿がいつ頃から広め始めたのだろうか。
日本医師会がタバコの害についてPRするCMを放映するそうだ。
商売として考えたとき、人間を不健康にするものが世の中に蔓延していた方が医者は儲かりそうなものだが、より多くの人間がなかなか死なないで、細かい身体のメンテナンスを常に必要としている状態の方が実は儲かるかもしれない。人間の身体構造は、現在の寿命の期間だけ不具合なく機能するようには出来ていない、という記事は今月の日経サイエンス(2001年6月号)で読める。人間の寿命が延びれば、必然的に医者の仕事は増えるはずである。
ま、利益云々についてはどうでもいいとして、これまでそういう趣旨のCMを流さなかったのが「喫煙者の医師が多く、反対意見が大勢を占めていたから」というのが情けない。
仮にも医者であるならば、自分の健康を害するリスクを承知の上で喫煙しているのだから(家族や看護婦のリスクは知らん)、タバコが害悪であることを世の中にしらしめることは別に自分の喫煙行為とは無関係ではないのか。
もし、タバコが害悪であるという意識が世の中に広められてしまうと、喫煙者としての自分の肩身が狭くなる、などという意識があったとしたならば、そんな奴には医者をやって欲しくないと思うのは私だけではないと思う。
いらない法律が無くなることはあんまりない。
なぜなら、いらない法律はその存在を意識させることがほとんどないからである。
あると困る奴がいる法律も、その困る奴の政治力が大きくない限りは、無くなることはあんまりない。
なぜなら、困る奴がいるような法律は、大抵の場合、その法律で得する奴がいるからである。
ハウスのオーザックに遺伝子組み替えジャガイモが使われていたので、厚生労働省が回収を指示したそうだが、いったいどうやってその遺伝子組み替えジャガイモが使われていることが判ったのだろうか?
加熱しても化学変化しない、普通のジャガイモには絶対含まれていない物質が含まれているということだろうか。
もし、この推測が本当ならば、健康に影響がないとしてもあんまりそのジャガイモは食べたくない気がする。
さいたま市長選挙の投票日が近づいているので、郵便受けから回収してそのまま放置してあった広報を読む。
感心したのは、ほとんどの候補者が自前のWebページを持ち、そこで広報活動をかなり積極的に行なっているということだ。
公職選挙法がらみの問題はどうなるのか、と少し疑問を持ったのだが、どうやら公示から投票日まで更新をしなければそれで良いらしい。ま、それにしたって、選挙期間中に有権者からの質問に答えられなくなってしまうわけだから、さっさと公職選挙法は改正すべきであることは間違いない。
ひとりだけ、すぐに住民投票を実施して否決が多ければ三市の合併解消、という公約を掲げている候補は、メールアドレスは公開しているものの、自前のページは持っていないようだった。たぶんこの人は三市合併解消以外には興味がないのだろう。それはそれで男らしい態度ではある。でも投票しないけどね。
何ぃっ!? スーパーチューハイでスーパーロボットが当たるだとぉっ!
俺をアル中にする気か?
その前にスーパー部長はプレゼントにならないのか?
世の中にはごね得という言葉がある。
要するに、理不尽な要求でも相手にとって飲んだ方が騒がれるよりも被害が小さくなるような状態に追い込んで、要求を通してしまう手法である。
まぁ、人間社会にルールなんてものはない、弱肉強食なんだから、なんでもやって良い、という価値観を持っている人がいることは否定しない。しかし、私はそういう人間や団体は軽蔑する。
どうも最近、そのごね得をしている連中を肯定的に捉える報道機関が多いような気がする。……もしかすると観る番組がテレ朝に偏っているだろうか。
MacOS Xの復旧作業を始めてみて、使っていて感じるいらだちの原因の一つを見つけた。
Finderがマルチスレッド化されていないのだ。
つまり、何か一つの仕事をFinderに与えると、Finderはそれが終わるまで他の仕事は一切受け付けない。
ファイル数の多いフォルダを開いて、その項目が全て表示されるまでに、別のフォルダを開いておく、などという作業は、9.1の環境においてはほぼ日常茶飯的(というよりは無意識)に行なっている。
それができない、という現実を突きつけられたとき、理由が判らなくてもいらだつ。というか、AppleはこのFinderの品質に問題がないとでも思っているのだろうか? Finderは、ユーザが一番最初に触れ、一番頻繁に触れるプログラムだ。そのFinderが、動作は鈍い、9.1より低機能、OSをクリアインストールしないと解消できない不具合を簡単に実現できる、などという状態なのだ。
いくらプリインストールモデルのデフォルトOSが9.1だからといって(むしろそうであるからこそ)、ユーザがOS Xを試しに使ってみて、味わう失望感は非常に大きなものになると私は考えるが、Appleの考えはそうではないのだろうか。
あるいは、私のハードウェア環境のせいでFinderが何かやろうとする度にハードウェアアクセスに時間がかかってしまい、結果としてFinderが複数の仕事を同時にこなすことができないように見えているのだろうか。
んで、MacOS Xがどーしても安定しないのは、一つしか繋げない筈のATAバスに2つのHDDを付けているせいなのかどうかを検証するために、8GのHDDをCD-ROMドライブが繋がっている方のバスに繋ぎ変え、ついでについできごころで500MHzにクロックアップしてみる。
そしたらあなた、HDDの読みだしは不安定だわ、OS Xはインストールが途中で失敗するわ、OS 9.1は起動途中で爆弾が出たり出なかったりするわ、USB-SCSI変換で繋げているMOへの書き込み途中でフリーズするわでえらいことに。
疲れ果てて電源を落とし、ベッドに横たわって低周波演芸治療器で腰痛を癒しているところに友人からPSOやろうという誘いの電話。
ハンターライセンスを更新したばっかりなので、二つ返事で引き受けるも、家のDCネットワーク環境はMacに依存しているのであった。
慌てて上に載ってる各種機器をどかし、裏のケーブルをことごとく外し、棚から筐体を引きずり出して慌てて450MHzに戻し、また逆の工程を経てようやくオンライン状態に。
まぁ、PSO自体は楽しいからいいんだけどさ。
川崎康宏「進め!双角小隊 将軍はやってこない」(富士見ファンタジア文庫)[bk1で購入]読了。
この人のデビュー作は、ファンタジー世界が文明化されて、アメリカ的多人種国家になった世界を舞台にしたお間抜け警察小説だったのだが、今度のシリーズはあんまり文明化されていないファンタジー世界でのお間抜け軍隊ものである。
前のシリーズは締めるところは締めていて、その辺のギャップが良かったのだが、今度のシリーズはあんまり締まっていない。最初から最後までほとんど一貫してお間抜けで通すのは、それはそれで男らしい態度だと思うが、男らしさで小説を書くわけでもないわけだし。
これはこれで、官僚社会(軍隊というのは典型的な官僚社会の一形態であることは間違いない)の中間管理職が間抜けだとどんな笑える事態が起きるか、というシミュレーションとしても読める。
それなりに近代的な軍隊と魔法という組み合わせの世界観も、私の知る限りではないので、そういう方面が気になる人にも少しは勧められる。
で、450MHzに戻したMacにOS Xをインストールしてみるが、やはりディスクに書き込めないといってエラーになる。
もうこのHDDは駄目なんじゃなかろうか。もしくはマザーのATAとかUSB周りが駄目になってるか。
選挙に行ってから、床屋に行く。
夏らしく思いっ切り短くしてみようかとも思ったが、似合わないことは中学時代によっく判っているので思いとどまる。
ちょっと環境をいじったら、MacOS Xがインストールできなくなってしまった(もしくは、インストールしても起動しなくなってしまった)。
私は初回出荷の(なにせ発売日に買ったのだから)Yosemiteを使っている。このマシンのATAバスは機能に色々問題があることを知っているので、こいつの動作を疑っている。
というわけで、次のマシンを買ったときにも移植できる(であろう)ATA66インタフェースのPCIカードを探しに、取り敢えずSofmapへ。
一階のAT互換機コーナーで、私の環境では実績のあるIBMのDTLA-305030(これ自体に実績があるわけではなく、IBM製のディスクに実績があるのである)を買う。
そして地下に降り、Macコーナーに行ってみるとなんと驚いたことに、ATAインタフェースカードが置いてないのである。いや、正確に言うと、TAXANのSTF-66のディスク抱き合わせ版しか置いてなかったのである。しかも6万弱という暴利ともいえる価格設定である。
しょうがないので、一階に戻り、AT互換機用のカードを探す。最近はMacとAT互換機のハードの差が減ったので、両対応を謳っている製品が多く、それらの製品の大半はAT互換機用のコーナーに置いてあるからである。
んが、全然見つからない。「AT互換機ユーザはハードディスクは3台で十分だと思っているのか?」と思い始めた頃に、ようやく見つける。わずか4製品しかなく、その全てがAT互換機にしか対応していないと書いてある。
さすがに一万円の博打を打つ余裕はないので、Sofmapは諦めて、時計を見ると18:00を回っている。今から秋葉原に行っても無駄である。今はどうだか知らないが、2年ほど前までは、19:00を過ぎると秋葉原の店は一斉に閉まってしまっていた。まるで一昔前の田舎の商店街である。いや、人間の働く環境としてはその方が正しいのかもしれない。
秋葉原は諦めて、駄目元でコンプマートに行ってみる。すると、処分品のATA33カードはあったものの、ATA66カードはない。AdaptecのSCSIカードはどこに行ってもあるのが不思議。みんなそんなに未だにSCSIなんか使ってるのか?
というわけで、HDDだけあるという中途半端な状態になってしまったのである。家に帰ってきてから調べてみると、Sonnetのカードが安くて素性も良さそうなので、その辺を通販で買ってみるか、と思い、日本国内の通販サイトを幾つか回ってみたが、まともなところが全然ない。Outpostで久しぶりに買ってあげようかとも思ったのだけど、出荷に2 Business Days掛かると言うし、送料を考えると、値段的には日本国内で買った方が全然安い。ついでに国内代理店の保証までつくのだ。しょうがないから暇をみて秋葉に繰り出すとしよう。
「チーズはどこに消えた?」の便乗本をまたもや発見。今度は「チーズはここにあった!」
どうせ内容は下らないのだから読む必要は感じないが、これも訴えられるのかどうか、わくわくして見守りたい。
最近はあまり行ってなかった、潰れてしまったやる気のないファミリーマートよりちょっと遠いファミリーマート前で、スイングあずまんがを発見。突貫するも、よみ、よみ、ちよ(&忠吉さん)と惨敗に終わる。
なんかいいように操られているのが自分でも判るのだが、なぜ止められないのか。
夏コミ受かりました。
新刊はまだ企画検討中ですが、前回の「おジャ魔女ファーマシーRPG」は余ると思われるほど作っていく予定です。
さいたま市長選は、元浦和市長と元大宮市長の一騎討ちだったそうで、そんな事態になる時点で、ここの選挙民の程度の低さがよく分かるというものである。一体、どういうつもりで合併したのか?
まぁ、選挙公報に載ってた記事(というかなんというか)では、元浦和市長の方がまともなことを言っていたので、最悪の結果ではないと思っておこう。つーか、元大宮市長の選挙運動のブレーンは考え方が古すぎ。今時、有名人に推薦させてどうしようというのか。
私は特に大宮市の行政サービスに不満は抱いていないが、こんな選挙運動を展開してそれで良しとしていた元市長はきっと無能だったのだろう。
恐ろしいものを買ってしまった。
Defining Gravityの復刻版である。これは、商業的には失敗したとはいえ、先進的な概念を世界に示し、PDAに先鞭を付けたAppleのNewtonプロジェクトを取材した本である。Appleヲタクまっしぐら。Apple Design(LisaからPowerMac MTシリーズまでの没デザインも含む工業デザインの写真集)もしっかり持ってるしな。
何が恐ろしいって、限定300部で値段が9800円。
だから金ないんだってばさー。もうちょっと危機感を持てよ。>自分
今月の日経サイエンス(2001年7月号)。
遺伝子組み替え食品についての話。実際は、ワタが含まれていて、遺伝子組み替え農作物というべきなんではないかと思ったりする。
現状で認識されている問題点はほぼ網羅されていると思われる。曰く、1.標的以外の生物への影響、2.新種の"スーパー雑草"が誕生、3.効用の消失の3つである。人体に対する影響に関しては、100%安全なものは今までもこれからも存在しなかった、という点で、全てのものにリスクが存在することを考慮した上で消費者が選択すべき問題ではある(もちろん、開発段階での十全なチェック体制は必要不可欠であることを前提にして)。
実際、従来ながらの品種交配の手法でも、アレルゲンたんぱくを合成する性質を持ったセロリが作られていたという事実も載っている。
最後に、賛成論者(遺伝子組み替え農作物を研究開発している企業の研究員)と反対論者(遺伝子組み替え農作物に危惧を抱いている科学者の団体の構成員)の見解が載っていたのだが、どちらも我田引水な印象。特に、反対論者の「アメリカ社会には必要ない」という論点は全然頂けない。だからなんだっつーのよ。アメリカ人が必要としないものはアメリカ人が開発する義理はないってか? けっ。
昨日、私にとっての初代のMacintoshであるSEと一緒に買ったApple ADB Keyboardの左Shiftと1キーがいきなり効かなくなり、慌てて掃除などを試みるも復活せず。
これを買ったのは、三年のときに大学生協で、SEとMacWORDのセットが30万で売っていたからなので、かれこれ10年以上使っていることになる。これ以降、Apple IIgs用のADBキーボードを除いて、Apple純正でこれを越えるキーボードは出ていない。
パーソナルコンピュータの世界が、安かろう悪かろうを正義とする世界に席巻されてしまい、Appleもそれに流された形だ。今時、12800円というキーボードを買う酔狂な奴がいるか?という話でもある。
今でも、id EastendのBlade16や、Happy Hacking Keyboardなどの高級キーボードは入手できる。しかし、コンピュータメーカが純正品として高級なものを用意するという時代ではないのだろう。
それはさておき、キーボードは消耗品であることは承知していた私は、以前勤務していた職場で廃棄処分になるMacについていたADBキーボードをことごとく確保しておいたので、それを実家から持ってくればよいのである。それらも同じくらい使われていたのだから、いつ壊れたものだか分かったものではないが。
家賃を払いに銀行へ。
人混みに当てられて頭痛。
……状況を冷静に分析的に考察した場合は、風邪、かな?
そういえば、恒例の夏の半額セールをやっているロッテシェーキだが、大宮市街の東側にあるロッテリアでは、機械の故障で販売中止中、という貼紙がしてあった。そんなに売れたのか、はたまた単なる故障で販売機会の大損失なのか(いや、損失であることは間違いないと思うのだが)。
半年くらい前に友人に借りた「オースチンパワーズ」を観る。
ところどころ面白いところもあったのだが、基本的にはちょっと寒いのではないか。これくらいが一般的にはちょうど良いのか。