上遠野浩平「ブギーポップ・アンバランス ホーリィ&ゴースト」(電撃文庫)[bk1で購入]読了。
一言だけ。理由はなんだって俺には関係ない。バイク盗む奴ぁ地獄に落ちろ。
起きたら16:00を回っていた。食欲はあるんだかないんだか良く判らない状態だし、主に喉を中心として不穏な雰囲気が身体の中にたちこめている。
この状態で街中をうろつくのはどう考えても得策ではないが、欲しい本はあるので、使えないことは承知の上でSATYに行ってみる。予想通り使えませんでした。
MIU。今日買った6本のうち、4つがテンガイハタ、一つがハオリムシ、一つがギンザメ。
平均するとこんなもんが普通なのだろうが、これまでとのギャップの大きさに凹む。つーか、最初に開けた4つが同じのばっかりってかなり精神的ダメージでかいぞ。
恩田陸「ドミノ」(角川書店)[bk1で購入]読了。
JR東京駅(とその周辺)を舞台に繰り広げられるスラップスティック。
ひとことで言って「ジェットコースタームービーみたい」。たぶん、作中に登場するものからして、作者もその辺を充分意識しているに違いない。
このフォーマット、どこかで見たことがあるような気がすると思ったら、「街」(チュンソフト)だ。
登場人物がこれまでの恩田陸の作品からするとかなり戯画化されているので、ちょっと違和感あり。
普通の人が読んで普通に楽しめる小説ではある。
新城カズマ「狗狼伝承 蒼穹天女・ユウ」(富士見ファンタジア文庫)[bk1で購入]読了。
……この話、終わるの? 六冊かけてやっと序幕が終わったんじゃなくて?
小林めぐみ「ひよぴよ」(角川スニーカー文庫)[bk1で購入]読了。
これは、コミカルで能天気なふりをして、実はかなり重たい物語ではないか。
少なくとも私には「いかずちの剣」や「暁の女神ヤクシー」よりよほど重い物語に感じられた。具体的にどの辺が、というのはネタバレになりそうなので書かないが、惹句に騙されて読んで精神的外傷を負う小中学生がいるのではないか、と思うほど……というのは言いすぎか。
本日のMIU。深海探査艇(白)、マッコウクジラ、ユメナマコ。後はギンザメとボウエンギョ。
残るはホソウミクジラウオだけになったのだが、買い続けるべきかどうかかなり迷うところ。……誰か余ってない?(よわっ)
Game Cubeのゲームパッケージを初めて見る。……ちっちゃい。ゲームボーイのソフトかと思った。
なんかありがたみが薄いと思う私は思考回路がアメリカナイズされてますか。いや、紙パッケ(のように見えたのだが)が良くないに違いない。
なんかOS X 10.1のアップデータCD-ROMは(少なくとも米国では)販売店まで出向けば無料になるとの噂が。
別に手数料程度なら金取ってもらっても、真っ当になってるならそれで全然構わないんだが、その辺はどうなのだろうか。PC EXPOにでも行けば良かったか。
解題というのは野暮の極みだと思うので、なるべくやりたくないんだが、昨日のタイトーネタはあまりに情報不足だと思うので、フォローをば。
タイトーが今度出す野球ゲームがメジャーリーグを題材にしている、っていうただそれだけの話なんだよね。日本のプロ野球の版権は、ゲーム業界悪の帝国が握っちゃってるんで、どうしようもない。丁度、メジャーの認知度も日本プロ野球の人気も入れ替わるように上がったり下がったりしているので、ちょうどいいって言えばちょうど良いのかもしれない。
アップル日本法人もOS X 10.1アップデータに関する情報を公開しはじめたようで、9/29からの配布になるようだ。やはり店頭で数量限定で配布するものに関しては無料らしい。
ただ、無料のものは現状のものに上書きするアップデータであり、新しい開発環境なども含まない。Appleから2500円の手数料を取って配布されるものは、OS 9.2.1や最新のDevelopper Tools CDを含む、完全なインストール環境だそうで、ここは両方を入手するのがAppleオタクの進む道なのかとも思うのだが、2500円の方は手続きがえらい面倒臭い(PDF文書をプリントアウトし、OS Xに付いてきたクーポン券を貼り付けて、アップルに郵送しなければならない)。
それくらいはなんだと思う気概がなければAppleオタクなどやっていられないのである。もちろん文句はバリバリフィードバックしてやるわけだが。
大原健次郎「うつ病の時代」(講談社現代新書)[bk1で購入]読了。
浜松医大名誉教授という肩書きを持つ筆者が、研究者と臨床者という二つの立場から、日本固有の鬱病というものを広範囲な視点から観察した本。初版は1981年ということで、治療に関してはそれほど深くは突っ込んでいないものの、古さは感じられる。しかしながら、日本の社会構造を背景にした鬱病者の心理の分析などは、なかなか面白い視点ではないかと思う。鬱病が心の病であるからには、その心を形成する源である社会背景に踏み込むのは当然のアプローチであり、これまで同様の視点に立った本を見ることがなかったのは、私が入門書ばかり当たっていたということもあるだろうが、個人の心理に対する社会の影響というものを考えた場合、当然あって然るべき視点であり、なぜこれまでこのようなアプローチがされていなかったのか、不思議でさえある。
しかし、鬱者というものは「勤勉だ、真面目だ」などと書き連ねてあったり、鬱者へのインタビューなどを読んでいると、なんかとても憂鬱な気分になってくるのはどうしたわけだろうか。
私は自分のことは、頑固な面も持っているけれども、きわめていいかげんな人格だと認識しているので、そういう人間が鬱などという場所を見つけて逃げ込んでいるのは極めて恥ずかしいことなのではないか、などと考えてしまう。治療期間に関しても、この本に書かれている例では2〜3カ月と極めて短く、一年間近くもウダウダと過ごしている自分は単なる社会不適合者であり、そのような人間を養っていく余裕はこれからの社会には期待できないと感じるのである。
この本の著者に掛かれば、そのような泣き言は「そんなことはないよ」と言ってもらいたいが為の芝居に過ぎない、ということになってしまい、ますます居心地が悪くなるのだけれども。
メモ。「ゲームをする動物は、狩りをする動物である。逆や裏が真であるかは定かではない」
F1アメリカGP予選。
テロの影響がもっとも心配された今大会だが、当然のごとく開催される。これが大切なのだ。いきりたつことは、自然かもしれないが大切なことではない。
M.シューマッハとハッキネンが頂上対決を見せ、そこにR.シューマッハが絡んでくる展開。まるで去年の息詰まる戦いの再現のよう。やはりハッキネンはこうでなければいけない。シューマッハ原理主義者としても、ライバルはハラハラさせてくれる存在でなければつまらないというものだ。
対照的なのがBARホンダ。まるでマシンセッティングができていないらしく、トップ陣が1"11台を出しているにも関わらず、1"14台に留まっている。多少はマシになってきたかと思わせたジャガーはパッとせず、それと対照的に着実に伸びてきているのはベネトンルノー。予選番長ジョーダンのトゥルーリとバトン、フィジケラが抜きつ抜かれつの接戦を見せる。
ライコネンのマクラーレン移籍が起爆剤になったか、ザウバーのハイドフェルドも6位に食い込んでくる大健闘を見せる。クルサードはハイドフェルトの後塵を拝するという屈辱ともいえる結果。
結局、PPは自己最多記録に列ぶM.シューマッハ、2位ハッキネン、3位R.シューマッハ。テクニカルなインフィールドセクションが、ドライバーの実力を如実に反映させてきた、と言っては言い過ぎだろうか。
狂牛病騒ぎで、牛肉だけを問題視している人が多いが、元々プリオンを原因とする脳海綿状症は羊の病気だったのである。
羊→牛→ヒトの種間をまたいだ感染が起きていて、その細かいメカニズムが解明されていない以上、豚や鶏に感染していない(もしくは豚肉や鶏肉はプリオンに汚染されていない)などということはできない。たまたま牛が発症しているだけかもしれないのだ。鶏は鳥類だが、豚と羊は偶蹄類ウシ科、つまり近縁の種類なのだ(当然牛だってそうだ)。豚は発病例がないから大丈夫、などという態度は、あまりに楽観的すぎる。
つまりは、食肉は全部ヤバいかもしれない、と考えるのが工学的に正しい態度(一番安全側に倒した態度)であり、今のところは汚染度合いが判っていない牛肉だけを忌避してもしょうがないのではないか、と考える次第である。
だからといって、牛の脳髄などを食べるのはあまりにも危険性が高い。農水省の役人が無能であると判明した(事実によって証明された)現在となってはそれは間違いない。
だが、牛肉だけに過剰反応する現状もなんだかなぁと考えるのである。そうするなら、肉は食べずに魚だけを食った方がまだ納得できる。
ちなみに、クロイトフェルツ・ヤコブ病は、食人習慣を持ったとある未開部族特有の病気として報告されたのが最初の報告例だったと記憶している。つまり、食物によって感染することは確かな事実なのである。日本における発病例は、汚染された乾燥硬膜移植(これも薬害エイズと同じ医源病だ)によるものだけだが。
iDiskがWebDAV対応になり、Windowsからもアクセス可能になった。
これは便利である。
例えば、私の持っている公開フォルダにアクセスするには、エクスプローラのツールメニューから、「ネットワークドライブの割り当て」を選び、「WebフォルダまたはFTPサイトへのショートカットを作成する。」をクリックする(Windows95にはこの項目はないかも知れない)。
そして、現れたダイアログに、http://idisk.mac.com/rfukai/Publicと入力すればよいのである(現状では何にも置いてない。表示されるファイルは、Mac上でのファイル管理に必要なファイルで、Macで見ると何も見えない)。
これで、メールにファイルを添付する必要などほとんど全くなくなってしまった。良いことだ。
ちなみにここからファイルを持っていくことはできても、何かを置くことやファイルを消したりすることはできないので、試してみたりしないように(笑)。