97年7月第4週,第5週の世迷い言


1997/07/31

 昨日はとても早く寝た筈なのに朝起きると身体がだるい。なぜだ?

 そういうわけで、節々が痛む身体と集中力のない頭をなんとか騙してだらだらと仕事をする。帰れるような時間になったらさっさと帰る。こんな状態でだらだらやっていても時間の無駄である。

 「《力》よ、と叫ぶ者」読了。なんつーか嵐の前の静けさっつーか。しかしネタを引っ張るねぇ。時間軸をやたらと移動する連中の話だから仕方ないのか? 例によってタイトルになったタロットの精霊はちょっとしか出て来ない。

 どこか(記憶なし)で褒められていた「正しい台風の起こし方」読了。たしかその褒めていた文章では「表紙の絵に惹かれた」となっていたのだが、私は七瀬葵(一発で変換できるし〜)の絵はあまり好きではないのだった。

 内容はないよう。いやマジで。ストーリーは"らしき"ものしかない。なるほどこりゃほかの審査員が難色を示すわけだわ。でも読めちゃう所が凄いといえば凄いんだけど。

 ゲーム批評を買う。ギャルゲー特集。なんか切れがないねぇ。

 Armored Core、ようやく最終ミッションクリア。エンディングの無味乾燥ぶりはNet Newsで散々聞いていたので特に感慨はなし。これから落穂拾いだ。


1997/07/30

 胃の調子は昨日よりかなりまし。知的活動のレベルも通常レベルにようやく復帰したようだ。

 つーわけで、今までの遅れを取り戻す、ことはほとんど無理だとしてもこれ以上遅れないように、コーディングに励む。

 んが、昨日書いたように、今日は地元の歯医者の予約が入っているので、15:30には会社を出ないといけないのである。
 つーわけで慌ただしく進捗の報告をし、帰路へ。途中、JR蘇我駅で京葉線と外房線の接続待ち(16分もある)の間に、駅のそばの書店で真・運命のタロット3「《力》よ、と叫ぶ者」を買う。

 体力が回復していないので、駅から徒歩20分程度の歯医者まで行くのがとてもしんどい。ちなみに、普段は家からバイクで行っている。
 なんか知らんが今日も代診の医者である。ここ最近、ここのオーナの医者の顔を見ていないような気がするのは気のせいか。
 前回の治療の後に「神経を抜く」と宣言されていたので覚悟していたのだが、どうやら抜かずに済ませるらしい。でも歯髄が露出しているという話なので(そこに金属を被せてしまうそうな。結構乱暴な話だ)、痛かったら金属を外して今度は本当に神経を抜くらしい。大抵、歯の治療後しばらくはちょっと痛いことが多いので、よほど変じゃないかぎりは黙っているとしよう。

 家に帰って19:00。感動だ。夕食後、無闇に眠くなってしまったので21:30位に就寝。

 どっかで好意的に紹介されていたので買ってみた「俺の足には鰓がある」読了。なんかえらく日常的な悪の組織の話。といっても、エクセルサーガみたいに本当に日常に徹して何もしないというわけではなく、改造人間作成など、基本的なことはやっている。でも、やっぱあの組織の目的ってのはあれをあれするためだったのだろうか。

 ここの所の体調不良のおかげで、本を読んでも半分くらいはすり抜けてしまって、何が書いてあったのが理解できなかったりするので困る。


1997/07/29

 昨日にもまして胃の調子がおかしく、朝の通勤列車の中で、何度も帰って寝てしまいたくなる。
 が、これ以上休むと洒落にならんので、歯を食いしばって会社に来る。

 1日中こんな調子で、仕事もちっとも捗らないのだが、明日、明後日に歯医者の予約があって早帰しなければならないので、今日も早帰してしまうのはやっぱり洒落にならないと思い、会社に居続ける(あ、一応気力が持つかぎりは仕事しながら)。

 すると突然、端末として使用しているUNIXマシンが、Slot0(つまり内蔵)のSCSIがTime Outした、というエラーメッセージを延々と吐き続けるようになってしまった。電源が切ってあったSlot0に外付のCD-ROMドライブを電源ONで直ったのだが、ターミネートの関係だろうか。ケーブルが死んでると嫌だなぁ。


1997/07/28

 胃、その他の調子がおかしく、ただでさえない集中力がほとんどなくなってしまっている。こんな状態で仕事なぞスムースに進むわけもなく、本を読んでも頭に入らないし、音楽を聞いても耳にキンキン響くだけだし、もちろんゲームなぞする気にもなれない。

 原因不明だが、nfsdのOwnerがrootではなく一般ユーザになってしまい、NFSのリクエストが処理されなくなる、という変な現象が起きている。なんなんだろう?

 ここ最近の日経サイエンスでやっている養老某の対談記事は、なんか違う気がする。


1997/07/27

 新築祝いでちょっとした宴会だが、朝9:00に起床して朝食を取り、宴会が始まったのは11:30だったので腹が減っていない。
 ほとんど何も食べられずに病み上がりの影響かやたらと眠かったので一眠りする。

 15:30ごろ目覚め、準備だのなんだのして16:30ごろ帰路へ。東北道は結構混んでいたが、浦和料金所でもほとんど渋滞せずに抜け、スムースに進めた。途中、行く手に大きな虹が掛かっていた。虹なんか見るのは久しぶりだ、等と思っていると、突然のどしゃ降り。なるほど、先で雨が降っていて後ろに太陽があるので虹が掛かっていたわけか。

 18:00ごろ家に到着。途中のペースが行きよりも速かったので、2時間半程しか掛からなかった。

 疲れ果てていたので飯食って風呂入って早々に寝る。

 樹川さとみ「楽園の魔女たち −ドラゴンズ・ヘッド−」読了。可哀想な支部長どんの話。しかし、こんな奴が実際そばにいたら相当鬱陶しいだろう。

 現在、知的活動にすごく問題があるようだ。この文章もひどいし、キータイプミスも頻発。どうしたもんだか。


1997/07/26

 父方の叔父の家の新築祝いのために足利へ行く。千葉東金有料道路の中野から東北自動車道の館林までずっと高速道路の旅である。私は病み上がりなのに運転手だ。
 東北自動車道に入った辺りで空模様が怪しくなり、突然前が見えなくなる程の豪雨に見舞われるが、それ以外は別段どうということもなく3時間半程で到着。

 新築された家は最近流行の大きなリビングダイニングのある家である。

 新築祝い自体は明日なのでごろごろする。


1997/07/25

 昨日、今日と風邪で死んでいた。


1997/07/23

 昨日の夜は週末でもないのに激しい下痢で2:30位まで眠れなかった。おかげで頭が重い。

 本日も9:00に出勤。通勤列車では昨日よりも悪いポジションしか確保できず、昨日より疲れた…。おまけにそんなに暑くないのに背中をだらだらと汗が流れ、鼻水が溢れてくる。こりゃ風邪だな。

 会社に着く頃には寒気もして来る。汗をたっぷり吸ったシャツで冷房の中にいるせい、という話もある。朝飯を食っても改善があまり見られない(鼻水は収まったが、空咳がひどい(;_;))ので午前中で帰ってしまうことにする。


1997/07/22

 あまり爽やか、とはいえない目覚め。寝不足なのは自業自得なのでなにも言えないが。

 久々に7:44の京葉線直通通勤快速で出勤。会社到着は9:00ちょい過ぎである。でもずっと立っていなければならないのはちと辛い。眠れないし(というか、立ってることよりこっちの方が辛かったりして)。

 早く会社に来たはいいが、先週の会議で突っ込まれた項目の検討がどうにもこうにも進まない。早い話が何も思い付かないのだ。う〜、どうしよう。なんか真綿で首を締められている気分だ。

 その状況を見たんだか見てないんだか、主任から新しい軽い仕事が降ってくる。なんでも、こないだうちのプロジェクトが新聞発表されたことを、所内(あ、一応研究所勤めなもんで。バブルの落し子というか何というか)のWeb Newsに投稿するので、その原稿を書け、というのだ。
 もともと情報量のほとんどない記事(読み返してみると、繰り返し現れる記述が結構ある。実は穴埋めに苦労したんではないだろうか)を、「ポジティブに膨らませて書け」という無理難題に、ひいこら言いながらなんとかまとめる。

 先週末の宴会の参加費が帰ってきた。やったー、ありがとう幹事さん。

 秋葉へ行き、 虎の穴にてコミケカタログ入手。ついでにヤマモトヨーコの最新巻も買うが、…しまった、ここはカバー付けてくれないんだっけ。しおしお。BREAK AGE 8、天からトルテ! 2、はてしない物語も買う。

 「天使墜落」読了。突出した環境保護|技術嫌悪主義と氷河期の地球に「墜落」してきた宇宙ステーションの住人を、粋狂な連中がなんとかして宇宙に帰してやる、というただそれだけの話。同じシチュエーションを笹本祐一辺りに書かせたら、もっと面白かったかも、とか思ってしまう私は実はSFファンなんじゃなくてアニメファンなんだろーなー。


1997/07/21

 新しく増えた休日のために久々の三連休。が、思いっきり怠惰に過ごしてしまった。

 ビデオ見たりArmored Coreやったりシナリオのネタ本を本の柱から発掘して拾い読みしたり新しいDeck(きっと弱い)を組んでみたり。

 19日にちょっとばかり夜更かししたので、風邪がひどくなってしまい、頭が重いわ動悸はするわ鼻水は止まらないわで気力がしおしおと消えてしまったせいだ、としておこう。

 いや、実際のところ、いつなにをやったのか良く覚えてないんです。Armored Coreが多分ラスボスで引っかかってるのは覚えてるんだけど。

 「敵は海賊 A級の敵」読了。ラジェンドラがあんなに正体不明の存在だったなんて知らなかった。ある意味アプロより恐ろしいんではないか。人間と違う知性や言葉そのものが、直接現実を左右する力を持った時に何が起こるのか、というのが神林作品の底流にあるものなのだから、当然の展開といえばそうなのかもしれない。


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