97年8月第2週の世迷い言


1997/08/09

 夏休み1日目。目覚めは悪くないが、暑くて滝のように汗をかく。

 今日は年に一度のお楽しみ、カンコンキンシアターの日である。本当は、明日の最終日に観に行きたかったのだが、予約の電話が繋がった頃には既に売り切れだったのだ。

 カンコンキンを観た後、調布の友人宅で夏コミで売る予定の本の編集も行う予定なので、休み期間中に使ってみろ、と強引に渡されたCASSIOPEIRを持って、足りないと思われる原稿を行きの電車の中で執筆する。

 CASSIOPEIRは、はっきりいってキーが小さすぎて押しにくい(タッチタイプは逆立ちしてもできないし、2本指を使った雨垂れタイプもかなり無理がある。結局1本指でやるしかない)のだが、電車のなかで立ったまま曲がりなりにもテキストファイルを作成できるのは大きい。画面が小さい上に文章の全体量が見渡せないので、環境としては最低限のサービスしか提供されていないが、ないよりはましである。Macに簡単に繋がるようであれば、WindowsCE機でないMobile Gearの導入を考えても良いかもしれない、と少しだけ考える。

 新宿で、物品の受け渡しのあった山石氏、カンコンキンを一緒に見る大学時代の友人数名と落ち会う。一人は今回の本の原稿を持ってくる予定であったが、落としたらしい。忙しいようだから仕方ないか。

 ただ物品の受け渡しのみが目的だった山石氏と別れ、ボンベイで夕食をとった後、シアターアプルへ。

 今年のステージも素晴らしかった。久々に腹筋が痛くなるほど笑った。ラッキイの下ネタに少しだけ洗練の片鱗が見え隠れしていたのが興味深いし、有川先生いじめも良かった。水野晴夫ネタがちょっとばかりやばすぎたように思えるが、笑えるから許す。…でも一般の人にはお勧めしかねるないようであることは確かだ。

 開演19:00、終了21:45の予定だったのだが、終わってみれば22:30を回っている。いつも観ている最終日なら別に驚かない(たしか去年は2時間45分の予定が、4時間以上になった)のだが、最終日でなくてこれでは明日の最終日は一体何時間の公演になるのだろう。

 調布に着いて23:30。そのまま編集作業に突入かと思ったら、前もって送っておいた原稿をNiftyから取り出せなくて苦しんでいるとか、未だに原稿を書いている最中だとか、そういう状態である。作業に一区切着いたところであとは明日、ということにして宴会モードに突入。就寝は3:30。


1997/08/08

 昨日、寝る直前は身体がとても火照って「きっと体温が38℃位あるに違いない」と根拠なしに思っていたのだが、その割には普通の目覚め。今日は痰がひどいように思えるが、鼻水は出ない。頭が重いのはいつもの通り。今日はいつもより寝覚めは悪いかも知れない。

 なんだかんだで出社は10時。午前中は瞬く間に過ぎ、午後はずっと会議。会議中に眩暈が数回。

 WindowsCEの環境整備に掛かるが、なんかPCとの通信速度が悪夢のように遅い(;_;)。


1997/08/07

 例によって例のごとく汗まみれで起床。今日は鼻水と咳、痰である。頭も少し重いかも。

 日付が代わる前に眠りについた筈だが、睡眠が足りない感じ。やっぱ風邪かね。

 会社に着く頃には熱っぽいわ痰は絡むわ胃の辺りはむかむかするわで悲惨な状況。なんか毎日同じようなことを書いているような気がする。

 MSがAppleに1億5千万ドル投資! Macの標準WebブラウザをMS IEに! これはショックなどという陳腐な言葉で表すレベルの衝撃ではない。正直言って「MSが出資を決意するくらいAppleの状況は悪かったのか…」という気分である。

 このニュースに関して、日経の報道が、いかにも「MacOSはなくなる」という思い込みに満ちているように思えてかなり不快。

 「歪む教室」読了。この作品は、あとがきで作者が自ら評しているような作品です(正直でよろしい)。買う前にあとがきを読んで、それでも「読んでみよう」と思った人だけ読みましょう。私は不良は嫌いなのでこういう作品は嫌いです。


1997/08/06

 腹痛で起床。当然汗だく。その上なぜか寝間着代わりに着ていた筈のTシャツが完全に脱げてしまっている。なぜ? 寝惚けたか?

 んでまぁ、そういうことが頭をよぎったのだけども、なにせ目覚める程の腹痛なもんだから、慌てて御不浄へ。当然のごとく下痢。最近のパターンはなんだか良く判らん。

 一応収まったので(全て出てしまったからかも知れないが)会社に来る。鼻水が出るが気にしないことにする。東京に着く頃には晴れてきていて、今日も暑くなりそうな感じだ。

 会社の建物に入ってしまえば、外が暑かろうが寒かろうが関係ない。最近は空調の調整が上手くいっているためか、25〜27℃の室温で快適である。

 で、環境は快適な筈なのだが、体調はだんだんと悪くなる。昼を過ぎる頃には気持悪いわ頭はふらふらするわでかなりのダメージ。
 しかし7月に休みまくってしまったので途中で帰ったり休んだりする訳にはいかんのである。でも明日に響くとまずいので早めに帰ることにする。ちょうど水曜で定時に帰っても怒られないし。

 岡野史佳「君の海に行こう」を買う。とても甘い少女漫画である。たまにはこういうのも読むのだ。作中の「銀の輪」って、日経サイエンスに論文が出ていた「イルカが純粋に楽しみのためだけに作る空気の輪」のことなんだろうか。

 GUIN SAGA最新巻「ヤーンの星の下で」読了。インターミッション的な話だねぇ。末弥純描く所のイシュトヴァーンはかっこいい。

 今週のウテナ。すげーお約束の展開かと思わせておいて、外す外す。よもやあの人があのような形で表舞台に再び現れようとは。やっぱ予約取ってないといけないんですかねぇ。あんまし「いい人」には聞こえなかったんだけど(どっちかっつーと危ない人でわ?)。


1997/08/05

 今日も今日とて汗だくで起床。そんなに暑くないと思うんだが。やっぱ風邪なのかね。
 そういや、喉の奥…というよりは肺の入口付近に何かいやな蟠りがあるし。

 MSに電話して、VC++ for WindowsCEの申し込み用紙を郵送で送ってもらうことにする。しかし、これからものを買おうと言ってる人間からどうしていちいちユーザ登録番号を聞こうとするのか。鬱陶しい。

 なんか、今週になって新しく始まった(というか、こっちを優先してくれ、と言われた)仕事はなんか気が楽で良い。やはし現在の私の能力では新しいものをつくり出す力はない、ということなのか。

 いつもいる階と違う階の会議室で会議をしてたら凍えてしまった。私の職場のあるビルは、窓際にずらっと空調の吹き出し口が並んでいて、その会議室は窓際の空間を区切って作ってあったのだ。夏だから、上着など持っていないので、ずっと凍えたままでいなければならなかった。これで風邪が悪化したらどうするんだ、全く。

 空想科学MAGIUS 町内防衛隊RPGをとりあえず通して読んだ。これ、結構面白いかも。こういうRPG福袋ノリのRPGがMAGIUSでいっぱい出てくれると、良いんだけどねぇ。


1997/08/04

 今日も今日とて汗だくになって起床。なんか頭が重い。

 冷房が効いている場所からそうでない場所に出て、身体が暑さを認識して汗を出し始める頃にまた冷房の聞いた場所に着く。なんかこれが諸悪の根源のような気がしてきた。なんか出て来る汗が脂汗だし。

 会社に着いても頭が重い。午後になると頭痛がしてくる。こんなのは先週で断ち切りたかったのだが。

 適当に仕事をして、さあて帰ろうかい、と思ったところで電話。なんでも、VC++ for WindowsCEの申込をしたのだが、MSからFAXで送って来た申し込み用紙が「不鮮明である」という理由でMSから突っ返されて来たそうな。ふざけんな!


世迷い言へ戻る
HomePageへ