97年8月第4週の世迷い言


1997/08/23

 医者からもらった薬を飲んでいるかぎりは下痢は治まっているようだ。が、胃を壊してしまったらしく、舌の横に口内炎ができてしまって痛い上に味が良く判らなくなってしまった(;_;)。

 とある事情でWin32の開発環境を自宅に構築しなければならなくなったので、SoftWindowsにこないだ届いたCodeWarrior for Win32をインストールしようとしたのだが、インストーラがシステムエラー(って言わないのか、Win95の場合は。早い話が青い画面だ)を起こしていっこうにインストールできない。
 なんかそのうちWin95自体が起動時に青い画面に落ちるようになってしまったので、泣く泣くもう一度SoftWindowsをインストールする。
 が、再インストールした後もWindowsが青い画面に落ちる(T^T)。金ができたらSoftWindowsは捨てることに決定。

 で、インストール作業をやってると、雷が落ちて停電。2分くらいで復活したかと思ったら、なんか結構近くで「パチン」という音とともに落ちた雷でもう一度停電。…と思ったら隣の家の電気はついていたので、ブレーカを上げに行く。
 今日はもう停電が恐くてインストールなんぞやっとれん、という結論に達し、寝る前にMailだけチェックしようかと思ったら、電話が通じない。どうやら「パチン」は電話線に落ちた音らしい。

 ところで、高周波音を伴う雷鳴って久々に聞いた。「どんがらがっしゃん」と雷が落ちた後に、「ひゅるるるるるん」というような音がついていくのだ。どういう原理で鳴ってるんだろう?

 「分解された男」読了。なんか買ってから偉く間が合いているような。"顔のない男"の元ネタはこれだったのか…って、似非SFファン丸出し。
 なんつーか、書き方次第ではもっと面白くなりそうなネタ満載、というのが感想。いつだったかスタローンが主演していた映画とはどういう関係なのだろうか。


1997/08/22

 昨日よりはだいぶんましになったのだが、下痢が治まらないので行きつけの医者に行くことにする。しかし整腸剤と消化剤を処方されるに留まる。
 要するに夏バテが胃腸に来た、ということなのだろうか。


1997/08/21

 とか言ってたら寝る間際の酷い下痢で睡眠時間を削られ(どうやら食べた分だけ出てるらしい)、目が覚めたら熱で動けず。


1997/08/20

 今週は体調復帰週間として、早寝早起きを心がけようと思ったのだが、早く寝るとそれだけ早く目覚めてしまうことに気づいた。
 「んなもん、当り前だ」と言われればそうかも知れないが、明らかに睡眠時間が足りていない時(例えば、前日の就寝時間が0:00を回っていた時など)に、6:10とかに目覚めてしまうのである。
 んで、目が覚めるくせに活動を開始すると、頭が重い等の寝不足の症状を呈するのである。
 ひょっとして、単に風邪ひきなだけ? そういえば背中は痛いし鼻水も出るし。

 それにしたって、「なぜ目覚めるのか」についてはなんの説明もできていない。

 森雅弘「モーツアルトは子守歌を歌わない」読了。主人公が屈折してて良いですねぇ(^_^;。さて、この後は何が復刊されるんでしょうか。
 これは実はコミケ第1日目に読了していたのだが、書き忘れていたので今日書く。

 都築道夫「猫の舌に釘を打て/三重露出」読了。昭和20〜30年代くらいの推理小説を読むと、必ず経歴不明の人物が出てきて「戦後の混乱期って便利だなぁ」という感想を持てしまう。
 まぁそんなことはどうでも良いくらい「猫の舌に釘を打て」は面白かった。「三重露出」はちょっと好みではないが。

 なんで私はエヴァンゲリオンが嫌いになったんだろう? と、常々不思議に思っていたのだが、一つ思いついたことがあるので書いておく。
 それは、劇中の核心(と視聴者に思わせていたもの)であるところの「人類補完計画」についてである。
 エヴァにおける「人類補完計画」は心の補完だった。庵野秀明は人類の心は他人と補完し合わなければならないものだ、と考えていると解釈する。

 私はそこが嫌なのだ。
 私は、自分の心の中には他人は一切立ち入って欲しくない。たとえ自分の心が不完全であろうとも、それが社会に悪影響を及ぼす程でなければ、絶対に自分の心は他人にいじって欲しくない(これがATフィールドか(^_^))。「そうしないと死ぬぞ」と脅されても、拒否するかも知れない(ちと弱い)。

 だから実は皆川ゆかの「ティーパーティー」シリーズの最後も嫌いなんだけど、これはまた別の話。

 と、いう訳で、私がかなり説得力のある説だと思っている「エヴァは庵野秀明の裸踊りだった」説に従えばこうなる。「私は庵野秀明が嫌いだ」と。
 …あれっ? 結局いつも言ってることと結論が変わらないではないか(^_^;。

 そういや、レゾンデートルとか存在理由とか、とにかくそんなものをシンジが悩むシーンがあったように記憶している(そういや、オネアミスにもちょっとした会話ながら、そういうシーンがあったね)が、私ならこうだ。
「存在理由? んなもんはない! 人は理由なしに生まれて、理由なしに生きて、理由なく死んで行くものだ。ただそこに居るだけなのが嫌なら、悩んでる時間を使って自分で理由を作れ!」
 ちなみに私は理由なんかなくても生きていけると思っているので、理由を作ることは特にしていない。


1997/08/19

 昨日の晩の就寝直前にひどい下痢に見舞われ、今日も寝不足である。
 目が醒めてからも下腹部が痛み、御不浄に行くとまたも下痢。一晩経っても下痢だったのは今まで無かったパターンなので少し気になる。
 その外はたまに咳が出るのと鼻水で、先週末とあまり状況は変わっていない。

 昼に冬コミの料金払込と申込書郵送のため、郵便局へ。払込証明書の糊付けとかに思いの外手間取ったりして、丁寧に仕事をする能力がいつもにも増して落ちているのが実感できた。
 私が郵便局にいた20分くらいの間に、私と同じ払込書類を持った人が4人程確認できた。これって技術系の会社が集まっている土地柄の割には多いのだろうか、それとも少ないのだろうかという下らない判断に苦しむ。

 会社に帰ってきて、普段はほとんど見ない1Fの自販機を見たら、以前、ちらっと名前を聞いて気になっていたPerfect Waterを発見。コカコーラボトラーズの製品だったのか。その割にはコンビニとかで全然見掛けないぞ。
 で、飲んでみるとただの水(当り前)。なんかあんまし美味く感じないのは現在の私の舌と鼻が腐ってるせいなのか?

 午後から昨日の会議の続き。なんか横道で盛り上がってしまい、そっちのまとめを頼まれる。ううむ。


1997/08/18

 今日から出勤である。朝ははっきり言って眠い。疲れが抜けてないのと、買ってきた同人誌を片っ端から読んでいたのが敗因だろう。

 昼頃には頭痛もしてきたので頭痛薬をのむ。

 午後はずっとこれからの方針を考える会議。強力なライバルにはどうにも勝てそうにないんで、他の道を探ろう、という、ある意味後向きな会議。好き勝手なことを言って終る。


1997/08/17

 コミケ3日目。
 7時起きで風呂に入り、昨日利用したのと同じ時間の電車で有明へ。やはり入場は11:00ちょい過ぎ。
 一般の行列に並んでいる間、なかなか日ざしが強烈で「ひょっとすると今日は暑くなるのか?」とか一瞬思うが、先に並んでいた海側の列がいなくなったとたん、涼しい風が吹いて、そんな気持ちを吹き飛ばす。

 昨日よりは多め(え〜と、数えてみると、40(^_^;。でも例年の1/3程度である)のサークルを周り、半分ほど回ったところで山石氏の参加しているStudio LAPのブースに荷物を置かせてもらう。
 ちょうど山石氏が奥方のコスプレを観に行く、というので、Leafの企業ブースを回るついでだからと付いていく。
 コスプレ広場と名付けられた西館4Fの広場は、満員状態の電車よりは少しまし、という程度のものすごい人混み。人波をかき分けて30分以上歩き回ったが、ついに山石氏の奥方には遭遇できなかった。残念。
 Leafのブースに行くと昨日に引き続き売り切れ。1日目に放出しすぎではないのか。1人で5個も6個も紙袋を下げている奴をやたらと目撃したぞ。

 残りのサークルを回ってからLAPの店番を16:00までし、TWR→地下鉄と乗り継いで銀座へ。適当に歩き回って食事のできる店を探すが、銀座には不案内なのと山石氏と奥方が睡眠不足でへろへろだったので、結局無難すぎる不二家レストランへ。
 なんか山石氏はここで夕食をとる、とのことなので、付き合ってここで夕食。店を出て18:30。

 20:00に帰宅。風呂に入ってから次回の申込書を書く。能力が落ちてて短冊を上手く切り取れないことが判明したので残りの作業は明日やることにして就寝する。


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