97年12月第3週の世迷い言


1997/12/20

 冬コミのコピー誌の編集のため、病気を押して調布の友人宅へ。
 その前に、まだできていない原稿を仕上げなければならない。
 8:00から作業を始め、一応テキストが完成したのが15:00。それからこまごまとした準備をして、出発は16:00。
 調布着は18:20。駅から駅までがだいたい2時間というところだ。

 それから、既にコピー可能なところまで原稿が完成している他の筆者の顰蹙を買いつつ、ClarisWorksで整形作業。使い慣れていないのでいまいち作業がスムースに行かない。
 なぜ使い慣れたMacWordにしないかというと、文書量や使用フォントの量が増えた場合の安定性を買ってのこと。WordPerfectには何度も泣かされたし、MacWordもいざという時にいまいち信用が置けないのだ。

 で、他の本のコピーやら紙折やらホチキス止めやらが進む中、もくもくと整形。今回はRPGのルールなので、表が多く、データの整形と1ページに表を収める作業に思いの外手間取る。

 そうこうしているうちに、山石氏に発注してあった表紙イラスト(素晴らしい出来!)も届き、少し早いクリスマスパーティー(毎年編集と共にやっているのだ)のための買い出しも帰ってきてしまう。でもまだ終わらない。

 結局、終わったのは1:00を回ろうかという頃。間に宴会が入ったりしたんだけど(^_^;。他の人々はCULDCEPTをやったりして時間をつぶしていた。毎度毎度こんな感じで申し訳ないことだ。


1997/12/19

 とか言ってたらいきなり熱が上がって医者に行く。
 暖房の入った屋内なのに寒くて仕方がない。熱がかなりあるのかと思ったら、37度7分。たいしたことはない。
 私の平熱は35度後半なので、高いといえば高いかもしれないが。


1997/12/18

 体調は回復基調(って、なんか経済企画庁の答弁みたいだが)。

 なんか気が抜けてしまってなにもしないで1日が過ぎてしまった。

 CMに惚れ込んだので、TAITO「電車でGO!」購入。でもこんなのやってないで原稿を書かねば。


1997/12/17

 目が覚めたら、疲れ果てていてもう一度眠りにつきたくなった。
 誤解のないように追記しておくが、眠くてもう一度眠りたくなることはよくある。
 今日の場合は、眠かったんじゃなくて疲れていたのだ。
 夜中に眠りながら起きだして、犬の散歩でもやってきたのだろうか…。

 風邪はどうも直りかけのようなのだけれども。

 昼休みDuel。2勝1敗。昔使っていた赤単に戻したのだが、それで1敗してしまうところが情けないというかなんというか。
 いや、Deckの練り込みが全然足りんというそれだけの話なのだが。

 なんか、昨日のポケモンを見ていて、光過敏性てんかんを起こした奴が全国で500人もいたとか。
 昔、ゲームでそれが起きるという報告があった時は、私の記憶している範囲では、TVは漫然と見ているから心配ないが、ゲームは集中して見るので危ないのだ、という説明があったように思う。
 しかるに、今回のケースでは、ゲームと同じくらい集中して見るTV番組があったということで、おちおちフラッシュ点滅シーンも作れなくなってしまった、ということになる。
 そういう配慮が必要になるのは、誰がどこで見ているかわからんという、TVというメディアの宿命ではあるのだ。こうやってTVはつまらなくなっていくのだろう、たぶん(余りに一面的な見方なのは十分承知していますとも、ええ)。

 しかし、同記事につけられている"有識者"と呼ばれる人々の(毒にも薬にもならん)コメントをみると、ゲームに絡めて話をする人間のいかに多いことか。
 またゲームに対する風当たりが強くなるのではないか、と疑心暗鬼に駆られてしまう。
 元々、日本人は何か問題が起きた場合に過剰反応する傾向があったが、最近はその傾向が強まっているように思える。

 そういえば、ゲームの3D酔いとかいう話が、PSやSaturnが普及し出してからよく聞かれるようになったが、なにゆえにリアルである筈の画面で酔ってしまうなどという状況が起き得るのだろうか?
 PSは、オブジェクトに近付きすぎると、ポリゴンがぐにょっと歪むので、まぁそんな場面ばかりならば酔っても仕方がない、という気はする(実際酔ったし)。
 しかし、それは別に酔うとかそういう問題を抜きにしても、それは十分恰好悪い状態なので、最近のゲームではそういう状況はあまり現れないようになっている(と思う)。実際、私がプレイしたことのあるゲームで、そのような歪みが現れるゲームは、本当に初期のものだけだった。
 けれども、3D酔いという言葉は追放されていないし、PSのゲーム特有の現象でもない。これは何故なのだろうか。
 思うに、中途半端に現実に近付いてしまったために、現実と違う部分が際だってしまい、それが酔いの原因になっているのだろう。人間は差異については非常に敏感に反応する。一見、現実世界とほとんど変わらない映像でありながら、自分の見慣れた世界と微妙に違う反応を示す風景に対する違和感が、酔いという症状になって現れるのだろう。
 つまりは、まだ映像表現技術が未熟であることが3D酔いの原因であり、映像表現が高度だからプレイヤーの感覚がついてこない、訳ではないのである。


1997/12/16

 体調は相変わらず。
 食欲が相変わらずない。朝昼抜いても全然平気。さすがに15:00頃になると何か食わんとやばいかも、とか思って食ったりはするが。

 昼休みDuel。1敗。やはり現在のDeckには問題がある。どう解決すれば良いかが判らないのが(さらに大きな)問題なのだが。

 今日は会議で明け暮れた。
 明日は今日の会議で割り振られた単純作業で終るだろう。
 これで金が貰えるのなら、楽といえば楽かも知れない。


1997/12/15

 体調は一昨日よりはましか。
 だが、熱っぽさと鼻水は出る。ついでに食欲が余りない。胃をやられたかな。

 よくよく耳を澄ましてみると、私の職場では10分に一回は誰かが咳込んでいる。
 要するに職場全体で風邪をひいているわけだ。
 昔から、医者に行くとその原因となった風邪は直るが、待合室で違う風邪を貰ってずっと風邪引き状態を続けていた子供だった私が、こんな環境に居て風邪をひかないわけがありましょうか?

 ちなみに、子供の頃の話だが、どうやら私の免疫機構に先天的だか後天的だかの欠陥があって、そのためにそんなふうに風邪ばっかりひいていたらしい。
 おかげで私は1ヶ月にいっぺんほど、学校を早引けして3駅離れた所にある総合病院に検査の為に通っていた。学校がさぼれるので嬉しかったことを覚えている。
 白血球が少ないとかで、毎回血を抜かれていたので、少なくとも血を抜かれるのは平気になってしまった。でも献血をしようと思っても、風邪気味だったり前日に頭痛薬を飲んでいたりして出来ない事が多いのだが。
 話を元に戻すと、その総合病院通いはいつのまにやらしなくなっていた。症状が改善したんだか、それとも親が馬鹿らしくなって行かせるのを止めたのか、私にはなんの説明もなかったので判らない。しかし、私は検査の為だけに三週間程入院までさせられたのだから、きっと症状が改善されたのだろう。

 昼休みDuel。2敗。集中力に欠ける、と言い訳しておこう。

 SFマガジン499号をつらつらと読んでいる。やっぱコードウェイナー・スミスは良いなぁ。早く未訳短篇集が訳されないか知らん。

 H5N1関係のニュースが日経にも出るようになった。インフルエンザの症状は、高熱、頭痛、筋肉痛だそうだ。
 この長く続いている風邪も、高熱は今のところ出ていないからまだ安心か。
 しかし、頭痛と筋肉痛って、高熱に付随して現れる症状じゃないのか? 高熱じゃなくても現れるが。

 日本コカコーラボトラーズが、缶コーヒーの値上げを検討しているんだそうな。
 コーヒー豆の急騰と円安が原因らしいが、自動販売機で売られるものの常で、10円単位の値上げしか出来ない。
 よって、350ml缶で120円ということになるらしい。
 ここで、世の缶コーヒーを愛飲してきた人々は、250ml以下の缶コーヒーばかりを飲んでいた筈である。それが、突然350mlになってしまったら、全部飲み切れずに残すのではないだろうか。
 電車の車内によく残されている缶コーヒーの缶のほとんどが、飲み残り入りだとしたら、これは結構な悪夢になるのではないか。
 コカコーラボトラーズにおいては、増量して値上げではなく、減量して価格維持の方針を取ってもらいたいものである。

 そういえばよく、夢が色付きかそれとも白黒か、などという話題を見掛けるが、私の見る夢はそのどちらでもない。
 私が見る(というか覚えている)夢は、状況だけなのだ。
 自分が居る場所と、その場で起こった出来事、その場に居合わせた人が喋った台詞、というものたちが、ただ認識されるだけで、その場にあるものの視覚的情報は全く残っていない。
 そればかりか、感覚だって非常に怪しい。私は〜を感じた、と認識しているだけのような気がする。
 要するに、まるで小説でも読んでいるような感じで、私の夢は進行する。そういう意味では、夢を"見て"はいないのかも知れない。
 こういう話を、私は寡聞にして知らないのだが、他にそういう人はいないだろうか?


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