97年12月第4週、第5週の世迷い言


1997/12/31

 体力の回復を図るため、1日の大半を寝て過ごす。
 起きてる間は買ってきた本を読んだり。
 あぁっ! 年賀状のネタを何も考えてないっ!


1997/12/30

 目が覚めると雨が降っている(げーん)。しかも結構降りが強い(げげーん)。

 11:00頃起き出し、朝食兼昼食を食べてうだうだTVなどを観る。
 が、このままうだうだしていても仕方がないので、15:00頃覚悟を決めて帰路へ。
 荷物が重いので寄り道せずにまっすぐ帰ってくる。家に着いて17:30。

 夕食を食べ、買ってきた本をつらつらと読む。
 ディスクの類は全てHDDに一旦コピーするのだが、最初にコピーしようと思った先輩の所のCG集がどうも上手くコピーできない。
 どうやら、Win95のLong File Nameを使っているとMacでは上手く読み込めないようだ(;_;)。


1997/12/29

 コミケット53の2日目。今日はサークル参加である。
 6:00頃起き出して、朝食を取り、会場へ。会場着8:40頃。
 西館の自分のスペースで荷物を広げて、いつも店番を頼んでいる友人の奥方(うちのメインイラストレータだったりもするが)に後を頼み、友人とともに大学時代の先輩のサークルにあいさつに行くという名目で東4ホールへ。当然そのまま開始までいるつもりなのである(あぁっ、とうとうこんな不良出たきり同人になってしまった…)。
 東館のブースに着くと、「いいところに来た」と、まだ全然パッケージングされていない今日の売り物であるCG集の紙折やらラベル貼りやらパッケージングやらを手伝わされる。なんか開始前から疲れてしまった…。

 開始とともに東3ホールへ。壁サークルとキあたりのサークルを回る。いつもながらすごい人混みだが、行列はさほど酷くない(って、どじんちに行かなくなったからそう感じるのかも)。
 荷物が重くなったところで東4ホールへ移動。先ほどの先輩のブースに荷物を置かせてもらい、今度は東456ホールを回る。こっちはまわる壁サークルが殆どないので、行列にはあまり並ばずに済んだ。
 うイろうさんのところへご挨拶に行き、へぼい小説が収録されただけなのにCD-ROMを戴いてしまう(^_^;。しかし、このパッケージ裏の肩書きってば(;_;)。
 また荷物を置いて、さきほどあまりの人混みに気力を削がれた東3ホールに舞い戻り、やはり人混みの状況は変わらなかったので根性で本を買い集める。
 で、9割方満足したところで時計を見ると13:00を回っているではないか。12:00くらいには戻る、と言ってあったので、慌てて西館の自分のブースに戻る。

 戻ってみると、既にマリーのアトリエRPGは完売していた。有難いことである。きっと山石氏の美麗表紙イラストの御利益だろう。
 その後はもっぱら店番に励む。新刊は全て完売。有難や。

 しかし、マリーを買ってくれたお客さんに押しつけてしまったRPGよろず本はなくなったが、蓬莱のシナリオが残っている。しかし、コミケに参加し始めた頃は、午前中に無くなっていた蓬莱のシナリオが、最後まで売れ残っているという状況は、時の流れを感じずにはいられない光景であることだなぁ。
 などという感傷に浸りつつ、店番を続けるが、売れない。そういえば、私がブースに居る間は蓬莱のシナリオはあまり売れない、というこれまでの観測事実を思い出し、適当に西館の中を流していたら、その間に2冊売れたという。やはり私は客を引かせてしまう電波を発しているのだろうか…。

 最終的に3冊のシナリオが残ったが、前回に比較すれば大勝利ともいえる内容で、非常に満足なコミケであった。

 いつもの通り、むちゃくちゃ重くなった荷物を両手にぶら下げて帰路へ。昨日買った本や一部の荷物を友人宅に置いてきてあるので、今日も泊まりである。

 調布に着いて宴会。なぜか昔のアニメや特撮番組のあまり深くない話題で盛り上がる。
 実はけっこう疲れていたので早々に就寝。たぶん日付が変わる前だったのではないか。


1997/12/28

 コミケット53の1日目。
 2日間開催の時の1日目はどうせ大手しか回らないので、適当に午後から行けばいいや、と思っていたが(確か前回もそう考えていて、会場に着いたら15:00を回っているなんて情けないことになったのだが)、なんか早く目が覚めてしまって、だらだらやっていたにも関わらず、11:00には家を出る。

 会場に着いて12:40。適当にチェックしたところの行列に並んで順調に本を入手。が、安永航一郎の"沖縄体液軍人会"の行列が見つからず、いまいち体調が万全でなかったのも手伝って早々に諦め、東館を後にする。
 思ったよりもずっと早く用事が済んだので、試しに西館4Fの企業スペースのLEAFブースに行ってみるが、他のどんなサークルよりも長大な行列に気力を削がれてそのまま会場を後にする。

 TWRで新木場に戻り、いつも前日は泊めてもらっている調布の友人宅に電話するが、留守電だったのでPHSにかけたら彼らも新木場に居るとのこと。合流して調布へ。
 晩飯を食って、明日の準備をして、適当にDuelなどして就寝。


1997/12/27

 風邪を治すべく、昼まで寝ている。

 その後、犬を散歩に連れていって、ついでに本屋に寄ってとりみきの新刊「石神伝説」を買う。私は掲載誌を見たことも聞いたこともないのだが、願わくばきちんと完結するまで持って欲しいものだ、

 コミケカタログのチェックをしつつ、ウテナ、GGG、EHAGEIZ、エルフ2を鑑賞。GGGはまた観よう。


1997/12/26

 仕事納め。

 そのおかげかどうかは知らないが、体調は昨日よりまし。

 昼休みDuel。2勝。今年最後を勝ちで飾れたのは幸い。昨日となんらDeck構成を変えていないのだが。

 一昨日書き上げた小説に、重大な間違いがあることに気付き、慌てて直す。差し替えは間に合ったようで、一安心。


1997/12/25

 3:00に腹痛で目覚める。下痢。
 7:00に目覚めた時は、昨日より幾分体調はましなのでは、と感じる。
 が、会社にやって来ると、顔がやたらと熱っぽい。鏡で顔を見ると、顔が赤くて目の下が蒼い。眼鏡をかけていると判らない程度だが。
 なんかこれ以上体調について深く考えると怖くなってしまうので、考察は止めにしておこう。

 SFマガジン創刊500号記念特大号PART-II日本SF篇を買う。こっちも499号に負けず劣らず厚い。
 おぉ、雪風の新シリーズだ(T_T)。
 判る人にはいうまでもないのかも知れないが、私のペンネーム(なんですよ)は、雪風の主人公「深井零」から貰ったものである。
 昔はそのまま深井零を名乗っていた(OUTとかにこのペンネームで投稿してた)。が、ある日突然思い立って、イニシャルを残したまま変えられる今のペンネームに変えたのだ。ちなみに現在の名前の方の由来は、イニシャルを揃える以上の理由はほとんどない。

 YoungKING OURSも買う。
 そういや、やまむらはじめの連載や平野耕太の連載は、いつのまにやら止まっているようだ。さっさと再開してくれ。
 願わくば、新田真子の復活も…。

 昼休みDuel。3敗(;_;)。なんかとにかくカードのめぐりが悪かったような気がする。…って、言い訳にもならんな。

 ASCIIにセガとCSKが資本参加したそうな。
 何を考えてそんなことをしたんだか、神ならぬ我が身にはとんと見当がつかないが、日経の記者は、「弱いソフト力の強化」とか言っている。しかし本当にASCIIなんかで大丈夫なんでしょうか。そりゃアクセラよりは良いかもしんないけどさ。

 下らないアイデアというのは、実はなかなか思いつかないものである。
 だからこの間思いついたことをなくなってしまわないうちに書き留めておく。
 ヒーローものの悪の組織は、幼稚園バスジャックに代表される、組織の目的である世界征服からすると、えらくスケールが小さかったり、間抜けだったりする作戦を遂行することが多い。これは何故か。
 正義のヒーローの能力は高い。番組を一通り見ていれば判るが、どう考えたってあんな状況で上手くいくんだから高いに決まっている。
 同時に、頭はあまり良くない。これまた番組を見ていれば判るが、あんな状況によく陥るのだから、良くないに決まっている。
 で、ここで悪の組織の立場に立って考えてみよう。
 ヒーローの能力は高い、よって、作戦は発覚する可能性の方が高い。同時に、ヒーローの頭は良くない、よって、1週間に1つだけ失敗する為の作戦をあてがって解決させてやれば、それで満足する。
 そう。あの数々の間抜けな作戦は、あらかじめヒーローに邪魔させるためのダミーの作戦だったのである。
 本当にそうだとしたら、世界が未だに征服されていないのはおかしいのではないか、と考える人もいるだろう。
 甘い。そんな深遠な計画を遂行できる組織が、世界が征服されたと一般人も感じられるように征服するわけはないではないか。つまり、すでに気付かないうちにこの世界は誰かに征服されているのである。
 こんな所、征服しても管理費維持費その他がかかるばっかりで、いいことなんか全然ないと思うが。


1997/12/24

 休む程ではないが、相変わらず喉がおかしい。

 久々に京葉線車内で完全に意識を無くす(いや、単に寝てるだけだが)。いつもは一駅くらいで意識を取り戻すのだが。
 睡眠時間が足りんかったかなぁ。7時間は寝たんだが。
 会社にやって来ると、熱で頭がぼーっとする、突然の腹痛から下痢、くしゃみ鼻水と風邪の諸症状のオンパレード。駄目か、これは。

 昼休みDuel。2勝。どちらも辛勝ではあるが、Shadow Deckのいいところは、Playに頭を使わなくても何とかなるという点だ。相手もShadowを持ってるとまた話が変わって来るのだろうが。

 相変わらず金融機関は大変なことになってるようだ。公的資金の投入に関して、モラルハザードを気にする社説を良く見掛けるが、はっきり言って、モラルハザードは既に起きていると考えるのが妥当だと思う。
 モラルがあったら、バブル崩壊による不良債権などというものが生じるだろうか。
 銀行経営責任者や、大蔵官僚(引退しているものも含めて)は全員、国外追放処分にしてしまっても良いくらいだと個人的には思う。

 韓国もひどいことになってるようだが、現代自動車が操業中断、という記事に驚かされた。
 記事の中身まで読むと、どうやら下請けが倒産して部品調達が出来ないから、ということで、現代自身がおかしくなっている訳ではないらしいが、韓国経済の置かれている状況が抜き指しならないところまで来ているという印象は残る。

 日経サイエンスを買う。やはり生物関連の記事は専門性が高くて良い。しかし、共生関係にあるウイルスのゲノムが自らの遺伝子に組み込まれている生物というのは、なんかイメージとして新鮮でいいなぁ。


1997/12/23

 なんじゃ、すげー寒いではないか。まるで冬のようだ。

 日曜に先週とは違う風邪を貰ってきたらしく、先週はなんともなかった喉がいがらっぽく、咳が出る。熱っぽいのは相変わらずだが…。

 うイろうさんとこのための小説書き。
 午前中から始めて、15:00には完了の予定がずれにずれ、結局完成は19:30。
 自分の意志の弱さというものを見せつけられた思いだ。
 これで冬コミの作業は全て完了。あー良かった。
 しかし、今年は小説いっぱい書いたな〜(って、短篇が3篇だけだが)。


1997/12/22

 「電車でGo!」のイメージソングが頭の中をぐるぐる回っている。

 体調は先週の月曜と似たり寄ったり。要するに、風邪気味だが休む程ではない。

 伊丹十三が自殺したという報道には「ふーん」という反応しか示せないが、きっと世間では全然知名度のない、多摩豊が亡くなった、という情報には、「えっ!」という反応を示してしまう辺りが、私がヲタクであると証明しているに違いない。
 しかし、Loginなどで安田均と並んで多摩豊が紹介していたアメリカのPCゲーム紹介を読み、「うぉぉぉ〜、面白そ〜、やってみたいぜぇぇぇっ」とか思っていたからこそ(思っていただけだが)、今の私があるわけで、大仰な言い方をすれば、恩人と言っても良いのかも知れないのだ。
 多摩豊氏のご冥福をお祈りします。どうか安らかに。

 昼休みDuel。どーにも緑単では辛いので、黒単Shadowに逃げる(意気地なし!)。
 結果2勝1敗。まぁまぁか。土地比率20/60単色なのに4ターンまで土地2枚とか、そういう悲しい事態が良く起きるのは普通のことなのだろうか。それとも、私はMagicの神に嫌われているのだろうか。


1997/12/21

 9:30に起きてしまった。
 雑魚寝だったわけだが、他の人間のいびきなどが気になってよく眠れなかった。なんか喉もまずい感じかも。

 昨日作ってなかった目次を作り、山石氏のイラストにロゴを張りつけ、朝食を挟んでコピーへ。部数は30とした。ちょっと強気だったかも(とか言っててどうする)。
 紙折り、ホチキス止めなどを流れ作業でこなし、無事完成。今回も売り物ができて良かった、良かった。

 14:00くらいまでDuelなどをだらだらとして帰宅。途中、新宿で大宮在住の友人、愛知在住の後輩と夕食。

 帰宅して19:30。NHKのロボコンを観る。うう、楽しそう。いいなぁ。

 皆川ゆか「《審判》はレクイエムを歌う」読了。
 ううむ。このままソ連で話が終わってしまうのだろうか。
 なんにせよ、疾く続きを!


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