98年2月上旬の世迷い言


1998/02/10

 目が覚めると、また喉が痛くなったような気がする。
 なにぃっ! 東京は雪だとぉっ!
 って、東京に私が着く頃(9:30)には既に止んでいた。
 路上駐輪している自転車のサドルや、奇跡的に残っている雑草の生えた空き地などにうっすらと積もっているところをみると、それなりに降ったようではあるが。なんにせよ、交通に影響がでない程度でよかった。

 CM Nowを買う。広末涼子人気あるのう。

 スティーブン・グールド「ワイルドサイド −ぼくらの新世界−[上]」読了。
 アメリカの社会は今までの社会通念からすると如何に病んでいるか、ということを示す事象をさらっと描写している。読んでいると、アメリカ社会の問題と呼ばれているものは、実は新しい社会の様相を示しているだけで、病んでなんか全然いないのだ、ってな気分にさせられる。
 というか、私が普段からそう思ってるからこそそういう感想が出て来るんだろうけど。


1998/02/09

 風邪は直りかけを維持。喉に痰が絡む程度なので、ほとんど直っているも同然。
 とか言ってたら定時近くなって寒気とくしゃみが来襲。むぅ。

 やっとリリース関係の書類(他人依存)が揃い、自分の担当分の仕事を取り敢えず終らせることが出来た。…主任に持っていったら「Bugが出たからこれは差し戻し」と言われる(T-T)。いい加減私の手を自由にしてくれ。

 あらきあきら氏の日記を読む。
 そーか。軽トラって、のろく走ってるんじゃなくて、あれ以上速く走れないのか。
 って、私も一度だけホームセンター備え付けの軽トラで荷物を持ち帰ったことがあるのだが、あの時は親父が荷台で荷物を押えていたためにわざとゆっくり走ったので、良く判らなかったのだった。

 コンピュータ業界でない世間は、WindowsCEをWindows95の簡易版であると見ているらしい(ひょっとするとコンピュータ業界の一部も)。
 カーネルのソースコードまで見たわけではないので、嘘かも知れないが、ちょっと開発環境などを調べたかぎりでは、95とCEは、似た様なGUIとAPIを持つ全然違うOSにしか見えない。
 まぁ、素人さんにはAPIとGUIが似通ってるだけで、十分同じOSで通用するのかも知れないが。


1998/02/08

 チンチコール!
 やっと「街」に手を付ける。
 HyperTextの注釈を、下らないものを含めて*必ず*読まなければならない、というある意味傲慢なシステム(いわば、上司に無理矢理駄洒落を聞かされ続ける様な…)がちょっと気に食わないが、面白いぞ、これ。
 まだ一人だけ1日目で引っかかってるのがいるが、これは単に「つづく」になってしまい、他のシナリオからZappingしないと先に進めない為。他のキャラが次の日に続く、になったら、Zappingしなくても進めるようにしておいて欲しかった…。これじゃあいくら栞があっても足らんぞ。

 やっとこさ(こればっか)GGG最終話を観る。
 うむむむ。なんで勇者ロボ軍団が復活できるんだろう? 機械昇華されてしまったのじゃないのか?
 最後の決戦で、護は結局ガオーマシンが来るまでのつなぎと、最後の浄解をしていただけ(しかも浄解は護の意思とは関係なしに)のように見えるが、ギャレオンと宇宙を回って、本当に困っている人達の役に立てるのだろうか?
 良く考えてみると、ギャレオンには超光速航行能力がないとお話にならんのだが、GGGのメカにその能力がないところをみると、解析できなかったんだろうねぇ、たぶん。
 「いつか星の海で」ということは、華ちゃんは宇宙に上がって護に再会するのだろうなぁ(あ、ここの「宇宙」は「そら」と読むのだ。論理的必然性があろうがなかろうが、これは譲れんぞ)。

 先週のOUTLAWSTAR。
 宇宙船のAIがことごとく人を喰った喋りでいいなぁ。あんなのと長時間向き合ってたら、絶対我慢できなくなってぶちこわす奴が出そうなもんだが。
 あ…、燃えちゃったよ。なんでオープニングに出てこないのかと思ったら…。


1998/02/07

 風邪は直りかけ状態。鼻水が粘りを増して鬱陶しいことこの上ない。

 秘密任務の為に某所へ。
 先方の不手際などいくつかあったが、問題なく終了(…だと思う)。

 久々にゲーセンなどに寄る。
 SEGAのバス釣ゲームは、ノルマが厳しすぎてとてもクリアできるとは思えず1度だけやって止め。「フィーッシュ!」って英語でもそういうのね。
 SNKの新作「月下の剣士」を今ごろやるが、対戦台だったのでシステムが理解できていないうちに乱入されてぼこぼこ。「お前、それで嬉しいか」とちょっと(じゃないな)思う。
 TAITOの落ちもの対戦ブロック崩しをやってみる。結構進んだが、ちょっとキャラクターの色が派手すぎるんでないかい? あと、いい加減まともなシナリオライターを雇った方が良いと思うな。ゲーム性は良く判らんが、まともっぽかったかも。
 後はポケットファイターを初めてやってさくらでクリアしたり。
 その後、SofmapでBIO HAZARD2を大量に見て、精神の均衡をなくしかけたが、「街」に全然手が付いてなかったり、未だGTは最初のSPOT RACEで1位が取れなかったり(プリメーラなんか選択したのが悪いのだが)するので、正気の世界にかろうじて留まる。

 家に帰ってきて、撮りだめしてあった先週のアニメビデオを流し観しつつ、新しいDeckを組む。
 今回はスリーブとダミーカード(持ってないカードの名前を書いた紙を要らないカードと一緒にスリーブに入れたもの)を使う。
 そこまでした割には強くなさそうなDeckになってしまった感がある。

 先週のエルハザード。
 なんだ。他の連中もあらかた来てるのか。…って、それじゃあロシュタリアは上を下への大騒ぎなのでは?

 先週の親父アニメ…はテニスだった。

 P.K.ディック「ライズ民間警察機構」読了。
 こんな小説が褒められるんだから、ディックっていいなぁ。確かに、途中で放り出されないだけ、ギブスンよりましなのかも。

 ちょっと居間に降りていったら、ちょうどアイスホッケーの予選をやってて、日本代表が結構いい試合をしていたのでついつい最後まで見てしまった。
 しかしなんだね、最後の方になって来るとスタミナが切れて動きが全然悪くなってしまい、立て続けに点を入れられて負け、というのはサッカーと同じだね。
 民族的特徴として、日本人はスタミナがない、なんて話は聞いたことがないので、単なる練習不足なんだろうなぁ。


1998/02/06

 体調は昨日よりはましかも知れないが、風邪ひきであることに変わりはない。
 鼻の穴に乾燥した鼻水がへばりついてしまって不快なことこの上ない。

 今日も今日とてリリース作業で夜が更ける。
 時間が経つにつれ、だんだん熱が出てきているような気がする…。

 なんでもないことに無性に腹が立つ。
 自分の無価値加減と世間に与えている負担を天秤に掛けて、消えてなくなってしまいたくなることがたまにある。
 いわゆる欝状態というのはこういうのをいうのだろうか。普段の自分がこういうことを気に掛けていないことまで嫌になるのだけれども。


1998/02/05

 朝から喉が痛く、鼻水が垂れて来る。だめかな、と一瞬思ったが、ここで休むと被害が尋常でないだろうから会社には行く。こんなことじゃ、昨日休んでおいた方がよほど良かったのではないか。
 なんか、田町に着いたあたりで喉の痛みが耐え難くなり、場当り的対処ながらフィニッシュコーワを買う。ハーブキャンディを舐め続けても良いのだが、血糖値が上がってしまってものが食えなくなりそうなので止め。

 会社にたどり着いて、しばらく会議やら担当する仕事の前任者が作った書類を眺めるなどしていると、頭痛までして来る。涙が出たり気持悪くなるほどひどくはないが(最近はそういうのが多かった)、思考の邪魔には十分なる。
 もうフレックスで帰ってしまおうかとも思うが、割り振られた仕事はこなさんと洒落にならない気がするので、能率の上がらない作業を続ける。

 なんか、外出している上司の指示に不明確な点があり、紛糾したのでPHSに電話してみるが、出やしねぇ。この体調の時に無駄な作業をさせられたとあれば、普段にも増して憾みは深いぞよ。

 「攻殻機動隊メカニカル解析読本」などという本が出ていたので、ついつい買ってしまう。ぱらぱらと眺めたかぎりでは、読者層に合わせたんだかなんだか、士郎正宗の欄外の書き込みよりも薄い記述が多いように思える。それとの橋渡し的テキストという位置づけなのだろうか。
 著者の永瀬唯って、科学系ノンフィクションライターだと思ってたんだけど、ガンダムセンチュリーの人だったのね。私自身はガンダムセンチュリーは読んだことないんだけど(小学生にはちょいと高価かった)。

 ビルゲイツにパイをぶつけて逮捕された連中がいるらしい。いや気持は解るけどね(^_^;。
 とか言ってたら、リリース作業で書類作成に使っているWORD97(Win95上で使用)が落ちるわ文字化けするわで使い物にならず、ブチ切れかける。NT上だと起きないのでことなきを得たが、世の中の人々はどうして95で仕事なんかやってられるのだろう、と疑問に思う。

 死体の歯を練習で治療するのは死体損壊罪に当たるそうな。まぁ確かにそうかも。しかし、そうなると外科医はどうやって練習しているのだろうか?

 なんか教師が刺殺されてから、やたらとナイフを使った少年犯罪が報道されるようになったが、普通はそういう事件が報道されたら、しばらくなりを潜めていよう、と判断して、じゃあ俺もやってみよう、とは考えないと思われるので、これは単に今までは無視されていた事件が報道されるようになったか、警察が警戒を強めたおかげでみつかってなかったのが見つかるようになったかのどちらかだ。
 前者だったら、今更ながら日本のマスコミの報道機関としての不見識を再確認するだけの話だし、後者だったら日本の警察の治安維持能力の低さを露呈したことになるだろう。
 いずれにせよ、これからは街を歩く時には、耐刃性の防護服を身に着けていた方が良さそうだ。アメリカの強盗と違って、金に困っている訳ではないから、金を差し出せば命が助かる保証なんぞどこにもないわけだし。


1998/02/04

 久々に日付が変わってから家に帰りついたので、すげー眠い。日曜から連続して働いているので、眠さもひとしおというところか。今日が何曜日だか全然判らなくなってるし。
 なんか喉も痛いぞ。痰も絡むし。胃も荒れてる感じだ。細かい口内炎がたくさんできてて口の中がひりひりするし、だいいち腹が減らない。無理矢理飯を食うとこみ上げて来るものがある。

 今日は昨日やった検査でしこたまみつかったBug群をなんとか退治しようと不毛な努力を続ける日なので、私には仕事が回って来ない。
 と思ってたら、指摘した検査項目の不備が直ってるかどうかをチェックせいとのお達し。こういうのはこういう体調の時にやる仕事じゃないよなぁ。

 あまりの体調の悪さにさっさと帰って寝ることを検討する。が、定時には出られなかった…。

 角界大揺れって、追放されたのは改革派の人だったらしい。保守派ってのは自分の地位を維持する為にはなんでもする、っていういつものパターンか。


1998/02/03

 1日検査三昧。
 なにする暇もあったもんじゃない。


1998/02/02

 朝からいきなり腹痛。
 いつもぎりぎりのスケジュールなので、慌てて御不浄へ。
 昨日までのハードスケジュールと止めののGranTourismoが響いて寝不足気味なので、通勤の京葉線の中で意識がなくなる。
 JR田町までやって来てまたもや腹痛。私はそんなに会社に行きたくないのだろうか。

 昼休みに野暮用で銀行へ。払込みを済ませ、朝は腹痛の為にパスした本屋に行き、OURSとぴあとP.K.ディックの新刊を入手する。

 つらつらと仕事を続けるに、以前作成した必要な資料が、正月のディスククラッシュと共に消滅してしまっていることに気付き、しょうがないので残っていた紙の資料を元に打ち込み直す。なんか普通の事務員のような仕事だ。


1998/02/01

 あ、もう2月だ。全然過去の世迷い言の分離とかしないうちに2月になってしまった。まずいなぁ。

 9:30ちょい過ぎ起床。まだ頭の芯が寝ている感じ。
 そのままウダウダしていたら、11:00近くなってしまったので慌てて調布の友人宅を辞す。
 田町に着いて12:00。駅前のキムラヤに寄ったらDUAL SHOCKがあったので買う。ついでにGran Tourismoも買ってしまう。…弱い。

 当り前だが誰もいない会社に着いて、途中で買ったバーガーキングのハンバーガーで昼食を取り、後は検査三昧。
 …の筈だが、なんかすごい眠くて全然効率が上がらない。やはりスケジュールに無理があったか(違うだろ。速やかに寝んのがいかんのだ)。

 とか思ってたら隣のプロジェクトの主任がやって来る。むぅ。
 他のプロジェクトの担当もやって来る。むむぅ。

 石ノ森章太郎先生のご冥福をお祈りします。
 が、私にとってのSF元体験は、円谷特撮と藤子F不二雄先生なので、あまりショックという感想は抱かない。

 角界大揺れ、などという報道がされているが、談合体質が民主的に改善されているだけではないのか。

 自殺した大蔵省の役人は、癒着の窓口だったらしい。
 要するに連中は公共に奉仕する公僕などでは決してなく、日本国政府という組織に奉仕する存在なのだ。公共の利益と政府の利益が衝突した場合、政府の利益が優先されるのは当然だろう。
 大蔵省の役人なぞ与えられた裁量権を使って、全員日本国籍を剥奪の上、国外追放処分にしても良いくらいひどいことをやってきたと思うぞ。

 役人や銀行モラルがどうこうなどと下らない議論がされているが、今の日本人にモラルなど期待する方が間違っている。そんなものはない、という前提でシステムを作り直すべきである。当然、役人に裁量権などかけらも認めてはいけない。全てルールによって処理できるようにすべきだ。

 帰ってさっそくGranTourismo。
 DUAL SHOCKから伝わって来る振動が気持悪い(^_^;。
 で、最初のSpot Raceで1位を取って、気持ち良くSaveしようと思ったら、「メモリカードの空きが足りません」といわれて大ショック。
 あ、そうそう。全然関係ないのだが、これからは「超」よりも「大」で甚だしいことを表現するのが大正解だと大愚考するのだがどうか。皆様の大意見をお待ちしている。
 んなことはどーでも良くて、確か今刺さっているメモリカードには、最低でも3つは空きがあった筈だ、と思ってパッケージを見てみると、「メモリカード容量 5〜15」。な、なにぃ〜っ、最低でも5も食うのか。
 つーわけで、泣く泣く電源を一度切り、メモリカード間でデータを移動してなんとか6ブロックの空きを作ることに成功。さっそくやり直すが、レースで1位が取れなくなってしまっていた。大悲劇。


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