98年4月下旬の世迷い言


1998/04/30

 なんか最近、暑いんだか涼しいんだか良く判らなくなってしまった。
 昨日は天気予報によると暑かったらしいのだが、全然そうは思えなかったしなぁ(って、頭が熱かったので、発熱していて気温が良く判らなくなっていただけかもしれないのだが)。

 皆川ゆか「真・運命のタロット5 《悪魔》でも恋に生きる」読了。
 相変わらず、タイトルに出てくる大精霊はちっとも活躍しない。
 ま、それはそれとして、なんつーか、ひどく重い展開になっている。
 一つ思ったのが、どうしてプロメテウス側の精霊達は、人助けになる"改変"のみを行わないのか、ということだ。
 この話は、これから起こることは全てあらかじめ決定されている、という世界観の下、その世界観を是とするグループと否とするグループの抗争を描いている。"改変"とは、そのあらかじめ決まった結果を覆そうとする試みである。
 通俗的なドラマの文法からすれば、後者の方を正義として描くのが一般的だろう。が、主人公は取り敢えずこれまでは前者のグループに属し、後者は(主人公の視点から)"悪"として描かれている(最近はそうでもないかもしれないが)。
 やはり全ての事象の記録であるところの「アカシックレコード」を完全に読めないから、読めた未来を片端から"改変"して回っているのだろうか。
 ところで、この話は登場人物が時間を行き来できるので、人間(?)関係が非常にややこしい。
 なにせ、主人公の過去において、敵として戦った相手が、過去に飛ばされた主人公の味方として登場したりする。主人公の時間軸では未来に会う人物が、その人物の時間軸においては過去の存在だったりするのだ。
 普通はここで、正体を完全に明かしてコミュニケートを取ったりはしないのだが、この話(の主人公が関わっている連中の間)ではそういうことが日常茶飯事なので、なんの不思議もなく、その人物は「何時」から来たのかを確認してからそれを前提として会話したりする。
 まぁ、そういう部分にSOWを感じるべきなのだろうけれども。


1998/04/29

 ここで皆さんに質問。
 アパートの2F以上に住んでいる住人に対し、なるべく足音を立てないように歩くことを要請するのは、不当な要求だろうか?
 なに、なんてことはない。足を踵から下ろさずにつま先(というか、指の付け根)から下ろすようにすればよいだけの話なのだ。
 必要に応じて、足音を立てずに歩けることは、都会生活者に当然要求される資質だと私などは思うのだが。

 GUIN SAGA 60「ガルムの報酬」読了。
 まぁ、起こるべきことが起こったと言いましょうか。
 相変わらず文章はヘロヘロだが、なんか本当に月刊ペースで出るんではなかろうか。あとがきをみると既に外伝の新しいのは書き上がってるみたいだし。
 でも1時間に4000文字書けるって信じられない。


1998/04/28

 午前中にTWO-TOPから電話。
 なんか、キーボードを送るときの確認の電話で、コネクタ形状についての質問をしたそうなのだが、こちらはAT互換機の世界には疎い(これまで、会社ではPC-9821を使っていた)ので、その質問の意味が取れなかったのだろう。
 何故かPS/2仕様のキーボードの在庫がなく、入荷予定もわからん(AT互換機を売っている店がそんなことで良いのだろうか)とのことだったので、変換器と送り返してしまったキーボードを送ってもらってそれで良しとすることにする。
 願わくば何もトラブルが起きませんように。


1998/04/27

 当然のごとく寝不足で目が覚める。
 コンビニでものを買う金はないので、買い置きのカロリーメイトもどき(商品名失念)で朝食。

 小雨だったが、歩いていたら遅刻しそうだったのでバイクで出勤。

 TWO-TOPからチャタリングを起こすキーボードの代替品が届くが、コネクタ形状が合わないので挿せない。いい加減にしてくれ。
 TWO-TOPに電話したが、担当者が休みだとか言われたので、さっさと送り返すことにする。

 昼間は雨が止んでいたのに、帰る時間になったらまた降っている。
 小降りだったので、湿った、程度の被害で済んだが。


1998/04/26

 目が覚めたら12:00を回っていた。
 こういう生活をしているせいか、どうも昼間眠くなって夜は眠れずに居る。来週は改善しよう。

 鑑定団の再放送を観てから、2週間分溜まっているビデオを消化する。  で、ビデオを見ていたら猛烈に眠くなってきたので昼寝する。これがいけないんだってば。

 目が覚めたら18:00を回っている。
 夕食の材料を買いに東武ストアへ。
 昨日の散財のおかげで持ち金が3800円しかなかったので、慎重に買うものを選択した結果、持ち金とほぼ同額に収まった。
 本当は明日の朝食用の金は残しておくつもりだったのだが、消費税を計算に入れておくのをすっかり忘れていたのだ。

 200Xなど適当に観つつ夕食。
 ビデオの続きを見ていたら0:00を回ってしまったので寝床に入る。
 が、寝つけない。昼間、3時間も眠っているのだから当然と言えば当然である。
 しょうがないので、読みかけだった森博嗣「今はもうない」を読み始めてしまう。
 結局最後まで読んでしまい、時計を見たら4:00を回っている。でもあまり眠くなかったりするのだ。

 しかし、「今はもうない」のミスリードには参った。
 全然判らなかった。…って、森博嗣の作品を読んで、こんなことを毎回言っているような気もしないでもない。


1998/04/25

 久々に床屋に行く。
 とりあえず、どこの床屋がいいのかは全然判らないので、家から大宮の市街に向かって一番近い床屋にしておく。
 入ってみると非常に古めかしい作りの店構えで、何より驚いたのは、今時それぞれの席(って言うのだろうか、客が座る椅子である)の前に、洗面台が用意されていないことだった。
 どうやって頭を洗うのかと思っていたら、流す段になって洗面台の方に移動させられた。
 どうも昔は皆こうだったらしいが、私が物心ついてからこれまで行ったことのある床屋では、こういうことはなかったと思う。
 小学校に上がる前の床屋もなぜだか憶えている(他のことは忘却のかなたなのに)ので、たぶん始めてなのだろう。
 が、別に腕が悪いとかそういうことはなかったようなので、しばらくはここに通ってみようかと思う(とはいえ、2カ月に1度くらいの頻度でしか行かないのだけれども)。

 んで、今日は大学の部の後輩の結婚おめでとうパーティーを兼ねた同窓会(っていうのかしらん、こういう場合は)なので、そのまま大宮市街に向かう。
 とはいえ、パーティーの開始までまだ4時間近くあるので、大宮市街で22日に買うのをすっかり忘れていたkarakのNew Albumを探す。…探しています…0個のCDがみつかりました。
 が、何故か荷物が増えている。途中で寄らんでも良い本屋に寄って、いつ読めるのかも判らない新刊の小説をいくつか買い求めてしまったからだ。
 ついでに、かなり昔に出たコサキン関係のCD「有川君の絶叫」がみつかってしまったので買ってしまう。侮り難しArche。

 みつからんのはしょうがないので、きっと御茶ノ水のDisk Unionにはあるだろうと算段を付け、御茶ノ水に向かう。何故御茶ノ水かというと、そのパーティー会場の最寄りのJR駅が御茶ノ水であると貰った地図に書いてあったからである。
 んで、御茶ノ水に降り立つと、ついでに寄ろうと思っていた銘渓堂書店が無くなっている…(;_;)。
 気を取り直してDisk Unionに入るが、どうも以前に入ったときと店内の様子が変わっている。何故か全て邦楽の新譜だった1Fに中古CDのコーナーができている。ということで、邦楽新譜の棚は普通のCD屋程度しかなくなってしまっている。
 そんな棚にいいかげんマイナーなkarakのCDなどあろうはずもなく、すごすごと雨が降りだした御茶ノ水の街に出ていく。
 この辺にそんな大きなCD屋があるという記憶がなかったので、秋葉原に行くことにする。260円の無駄だ。
 秋葉ではとりあえずサービス券の割が一番よさそうな石丸でCDを買うことにしているので、まずは一番品揃えが充実しているソフトセンターへ。
 …探しています…0個のCDがみつかりました。
 が、やはり22日に発売されて見つけられなかった「奇跡の海」を入手。
 しょうがないので一番近くてそれなりの品揃えのヤマギワソフトセンターに行ってみる。…みつからない。
 翻って石丸3号店。…みつからない。
 もう一回戻って石丸電気本店。…みつからない。
 昔ほど体力も根気もなくなっている私は、店員に聞いてみることにする。
 石丸は、そこに在庫がなくても、秋葉中の支店の在庫を調べてくれる。んで、みつかった。先ほど行った3号店に。
 というわけで、さっさと在庫を聞いていればみつかったのである。徒労感が私の肩にずっしりとのしかかる。

 時間が迫っていたので御茶ノ水に戻り、地図にしたがって会場に向かう。
 10分後、地図ではJR御茶ノ水駅のすぐそばに書かれている、本郷3丁目にたどり着けない。
 しょうがないので、途中でみつかった商店で買い物をし、道を聞く。…どうやら500mほどまっすぐ歩けばいいらしい。
 要するにこの地図はJR御茶ノ水から歩いてくることは全然考慮に入っていない地図だったのだ。
 降ったり止んだりの雨の中、30分ほど歩いてようやく会場にたどり着く。高い湿度と思いも寄らない長い運動のため、汗まみれである。
 宴会は、思ったほど知らない顔もなく、普通に終わった。
 帰りは、地下鉄南北線東大前駅から、JR王子駅、JR赤羽駅を経由して大宮に到着する。行きの苦労が嘘のようだ。

 疲れ果ててはいたが、風呂に入って汗を流したら目が冴えてしまい、結局4時近くまで布団の中で二転三転していたような記憶があるが、それは夢だったかもしれない。


1998/04/24

 朝から雨。
 菜種梅雨ということなのだろうか。それにしては本当の梅雨のように蒸し暑い。
 家のエアコンは直ったが、会社のエアコンが壊れていたりするのでそういう変な気候は勘弁してもらいたいのだが。

 ファミ通の「おとなのしくみ」に大学時代の先輩が出ていて笑ってしまった。
 某社(って、ファミ通を読めばどこだかすぐに判るのだが)入社時は確かにグッズ関係の仕事をしていると聞いていたが、最近になってゲームの広報に異動して忙しくなった、と聞いていたのだが。現にゲームショウでは某社ブースでBust A 某とかStar 某cianとかの説明をしてたし。
 考えられる論理的な理由としては、ゲーム担当に異動したのではなく、ゲームも担当するようになった、ということである。
 こんなことを言ってないで本人に確認すればいいだけの話なのだが。


1998/04/23

 PB1400をSystem8.1にするときに、Mozillaも4.04にしてみたのだが、PPC603e/117という環境では遅くてつかいものにならない。
 CyberDogのWebブラウズパートもいいかげん遅いと思っていたのだが、久々に使ってみたら至極快適と思えるくらいMozilla4.04は遅い。
 特に、画像を読み込むタイミングで、フリーズしたかのように動きが止まってしまう。この時はCPUをMozillaが完全に食ってしまっていて、システム全体が遅くなってしまうのだ。
 そんなものを使っていては、電話料金をいくら請求されるか判ったものではない。
 こうなったら、早々にG3 CPUカードを導入するか、Mozillaを3.03に戻すかしなければならない。
 G3 CPUカードは、たとえ金があったとしても(現状、13万をだすだけの余裕ははっきり言ってない)ものが手に入らないらしいので、3.03にする方が得策か。

 家に帰ってくるとエアコンがちゃんと動作するようになっている。
 ちょっと蒸し暑かったので、早速ドライで運転。おー、快適快適。


1998/04/22

 チャタリングするキーボードの代替品は届かず。明日の午前中に届かなかったら再度電話しよう。

 いろいろCDが発売される日なので、市街へ。
 ちょっと会社を出るのが遅かったので、いちばん品揃えが良さそうなCD屋はすでに閉まっていた。
 しょうがないので、東口方面で私のうちから一番遠いCD屋に行ってみる。
 そこは小さいながらもそれなりの品揃えを誇っており、菅野よう子作曲のロードス島戦記英雄騎士伝のOp以外は入手できた。

 で、せっかく市街に来たので、晩飯用にマクドナルドで買い物。
 最近は、できるまで客を待たせる場合は、小さなカップでコーラを出してくれるようだ。
 規模が大きくて余裕があるからこそできるサービスだろうが、消費者として考えれば、どんどんサービスが良くなっていくわけで、熾烈な競争というのはありがたいことである。

 引き続きXenogears。
 このゲームは宗教的にやばいシナリオなのでアメリカでは発売できないと聞いたが、なるほど、と思わせるイベントに遭遇。
 私も日本人らしく、至って無宗教な人間なので、別に何とも思わないが、こりゃあ敬虔なある宗教の信徒が見たら怒るだろうなぁ。

 大家から故障したエアコンに関して、明日の15:00くらいに業者を伴って大家立ち会いで修理を行う、という連絡が来たので、部屋を片づける。
 …片づけると結構広いな、この部屋。


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