98年8月下旬の世迷い言


1998/08/31

 暑いんだか、涼しいんだかよく判らん変な気候。
 雨は昼間降ったようだが、朝と晩に降らなければ影響はない。
 左手の小指を深づめしてしまい、どうも化膿したらしく、腫れて痛い。
 左手の小指というのは、Apple Keyboardを使っていて、全角/半角の切り替えをCapsLockに頼っている人は判ると思うが、結構頻繁に使うのである。
 よって文章を打つのが辛い。

 東直巳「消えた少年」読了。
 発行されてすぐ、面白い、との評判を聞き、買ったは良いもののずっと積ん読キューに溜まっていたもの。
 確かに面白い。
 しかし、解説にもあったのだが、確かにちょっと軽い気もする。
 だから悪いという話はないのだが。


1998/08/30

 昼頃起きて、親の奢りで昼飯に寿司を食って、帰路へ。
 千葉では降ったり止んだりだったのだが、東京に近づくにつれて雨が激しくなり、大宮ではどしゃ降り。
 なんとなく大宮駅から歩いて帰ってしまったが、道程の半分位で激しく後悔(1/3くらいまで、アーケードの屋根があるので実感が薄かったのが敗因か)。

 辻真先「アリスの国の殺人」読了。
 舞台が漫画業界で、実在の漫画家の名前がずらずらと出てくるところに、主要登場人物の名前がフィクションだとなんかとても違和感を感じる(そりゃ、主要登場人物を実在の人物にしちゃまずいけど)。
 それはそれとして、なんかオチに釈然としないものを感じることしきり。

 F1ベルギー戦を見る。
 クルサードの莫迦やろー。


1998/08/29

 今日は、中学の同窓会ということで、千葉へ帰る。
 台風4号の影響で、栃木や茨城は大変なことになっているらしいが、とりあえず埼玉には影響がない。
 結局、千葉に着いても雨に降られることはなかった。

 会場に向かう前に、今日の寝床を確保すべく、引っ越しのときに思い切り散らかしたベッドの上の本を片づける。
 今朝がたあった地震で、積み上げられている分が崩れ落ちたらしく、悲惨な状況になっている。
   結局、片づくまでに1時間もかかってしまった。

 んで、会場であるところの実家のすぐそばの居酒屋へ。
 大学が県外だったので、中学時代の同級生とは没交渉になってしまい、どの顔も久々に見るが、基本的に顔は変わってないので知らない顔はない。
 女性陣は半分位既婚で、子供を連れてきている人が2人も居たり、子供が熱を出したので不参加、という人がいたりと、つくづく自分がモラトリアムな生活を送っていることを実感したり。
 二次会のカラオケまでは付き合ったが、それがお開きになって2:00を回っていたので、辞して家に帰る。三次会に向かった連中も居るようで、そのタフさ加減には呆れるというか感心するというか。
 とにもかくにも楽しい時間を過ごせた。


1998/08/28

 昨日は久々にWorld Business Sateliteを見てから寝たので、日付は変わっていたとは思うが、1:00は回っていなかったように思う。
 なのに、どうしてこんなに疲れていますか。背中が痛くてしょうがない(この痛みは筋肉痛であり、今週頭に私を悩ませた痛みとは別物である)。目も疲れから来る痛みを訴えている。
 これは、昔はかなり無理をしている(例えば、毎日のように日付が変わってから家に帰り着く、とか)状況で起きていた症状だ。
 栄養が偏っているのだろうか。

 樹川さとみ「楽園の魔女たち 〜スウィート・メモリーズ〜」読了。
 こういうお莫迦一点張りの話の方が安心して読めるやね。すぐ終わってしまうのが難点だが。

 伊吹秀明「星方遊撃隊エンジェル・リンクス 誕生編」読了。
 話の内容はともかくとして、なんか非常にテンポが悪い。ちっとも面白くない。文章担当を変えるべきではないか。
 口絵と挿絵のキャラクターデザインが大きく違うのは、ちょっと頂けないなぁ。もう買わないだろうから関係ないけど。

 太田忠司著編「悪夢の嗤う瞬間」読了。
 ホラーショートショート集、ということらしいが、私はどうも世間でいうところのホラー小説というものを読んで、怖い、と思ったことが数えるほどしかない。
 この作品集の中で、怖いと思ったものは1つもなかった。不気味だ、と感じたものもちらほらしかない。
 これって私の個人的な事情によるのか、それとも世間一般的にそうなのだろうか。


1998/08/27

 銀行に行って給料を下ろして、家賃を振り込んで、残高を見たらあまりのことにショックを受けて、今日はもう何も書く気力が起きません。


1998/08/26

 23:00前に眠った(寝床に入ったのは22:00)筈なのに、7:00に目覚めた時にはまだ目がしょぼしょぼするような状態。
 なんか眩暈もするので駄目かと思ったのだが、起きてみるとそうでもない。
 最近、朝目覚めた直後が一番体調が悪いような気がする。

 でもやる気その他はガタガタだったりする。
 なんか物事を素直に楽しめなくなってるような気もする…。

 日下部匡俊「剣の聖刻年代記6 聖者の仮面」読了。
 だんだん文章がこなれてきて、読みやすくなったような気がする。
 しかし、あとがきでも触れられているが、二部構成というのはちょっとなぁ。
 本格的に話が絡むまでは、どちらかだけで進めるべきなんではなかろうか。

 秋山完「ペリペティアの福音(中)」読了。
 話の途中なので感想は完結語に。


1998/08/25

 この時期になると、いろんな請求書が来るわけです。
 んで、あらかじめ決まっている出費と収入の金額を考えるに、来月も金がなくてぴーぴー言ってる自分が容易に想像できたりするわけです。
 つーか、下手すると一カ月を三万円くらいで過ごさねばならなくなるような気がしないでもないのだけど、果たしてそんなことが可能なんだろうか…(答:食うだけならなんとかなります)。




1998/08/24

 kircheのLiveに行く。
 会社を18:00に出て、可能な限り高速移動(とはいえ、徒歩であるが)して、大宮駅に着いても、なんかすげー電車の接続が悪い。
 ちっ、使えねーな、埼京線。

 結局、会場である渋谷Egg-manに着いたのは19:15頃。
 入ると、今回のLiveの片割れであるMille Faceというバンドの演奏が始まっていて、一瞬だけ曜日もしくは会場を間違えたかと思ってしまう(事前に、一緒にチケットを取ってもらったやまいし氏から電話を貰っているのでそんなわけはないのだが)。
 VocalがちょっとレベッカのNokkoに似ている(姿形じゃなくて、声が)そのバンドは、ギターの音色といまいちな歌詞と唐突すぎる曲の終わりを除けば、至って普通のバンドであった。
 私は好きでもなければ嫌いでもない。小音量でBGMとして流れていてもなんとも思わないというか(ちなみに、嫌いな曲だとそこから無性に出ていきたくなったりする)。

 で、機材の入れ換えの休憩時間中に、先に来て席を確保してくれていたやまいし夫妻と合流。
 私にとってkircheというバンドは、一言でいえば「意表を突かれる」バンドである。
 曲を聞いていると、メロディラインの定番というか、こう来たならこう続くでしょ、というのがあると思うのだが、kircheの曲は結構な確率で私の予測を裏切ってくれる。
 味覚なんかと同じで、曲に対するスキーマができ上がってくると、予測を外されてもそれが心地好いか、予測自体が外れないようになる(それはメロディを覚えた、というのでは)だろう。
 実際、何度か聞いて覚えた曲は気持ちよく聞けるのだ。
 要するに聞き込みが足りないというわけで、聞き込みたいところではあるのだが、いかんせん、kircheは自主製作のテープしか出していない。そして私は現在テープを聞ける環境を持っていない。
 つーわけで、「今年中に出したい」という新譜はCDらしいので、さっさとレコーディングを終わらせて出していただきたいものである。

 森岡浩之「星界の戦旗2 守るべきもの」読了。
 なんつーか、「星界の紋章」もそうだといえばそうなんだけど、タイトルに偽りありじゃないだろうか。
 まぁ、つまらないわけじゃないんだけど。
 だからいつ出すかを明言しないなんて男らしくないことをしてないで、さっさと続きを書いて欲しいものである(なんか同じようなまとめ方になってるが、眠いのでこのまま行く)。


1998/08/23

 10:00頃起き出して、溜まった洗濯物を片づける。
 結局、午前中いっぱいかかってしまい、物干しには直射日光は当たらなくなってしまった…。

 その後、チケぴにチケットを取りに行くべく街中へ。
 チケットを受け取ると、整理番号は359…。そんなに後ろか。

 「星界の戦旗2」をチケぴがあるそごうの本屋で買う。
 いままで、ここには入ったことがなかったのだが、結構品揃えが良さげな感じ。これから、本が見つからなかったらここに来てみることにしよう。

 なんか久しぶりにボクシングの試合を普通の時間にやってるので、ついつい見てしまう。
 坂本の試合は、大ぶりのパンチを何度も外されている時点で、ダウンを奪えなければ負けだろうなぁ、と判る展開。
 辰吉は、出血し易過ぎ。それでガードを下げるんだもんなぁ。格好は良いんだけどね。
 今回の出血はガードの有無にはあんまり関係ないか。
 んで、試合を止められて、怒るのは判らんでもないが、泣くなよ(なんてことを書くと敵が増えそうだ)。


1998/08/22

 う゛〜、膏薬を貼ってすぐは痛みも収まるのだが、依然として背中が痛む…。
 月曜までこんな調子だったら医者に行こう。

 10:00少し前に起き出して、Zabadak Liveのチケットを取るべくチケぴに電話する。
 珍しく10:10くらいに繋がったので、それなりに良い整理番号が取れていることを期待しよう。

 その後は、背中の痛みと風邪気味な体調が相まって、1日中寝ている。もう駄目なのか…。


1998/08/21

 背中の痛みは昨日よりはマシかもしれない。
 しかし、あおむけになって寝転がって、息をするとそれだけで少し痛い、というのはかなりの重傷ではある。
 相変わらず、歩くときは10歩毎に顔をしかめていたりするし。

 不特定多数の他人に見せる文章を書くときに、辞書を引かない人って結構居るのだろうか。
 「お前はやってるのか?」と聞かれれば、「自信のないときはやっている」となんとも頼りない答を返すしかないのだが、昔の自分の文章を読み返してみて、文章になっていない文が見つかることは多々あれど(それはそれで問題だ)、誤変換をそのまま残すなんてのは数えるほどしかない、と認識している。
 すげー格好良い装丁で、中のデザインも素晴らしく、絵もかなりのレベルに達しているメカ本の文章が、漢字変換間違いだらけだと、他が格好良いのも手伝って価値が大暴落してしまう(あくまで私の中で、の話だが)。
 他にも「他人が見ることを前提にしているなら、お茶を濁した内容じゃなく本気で作ったものだけを見せろ!」なんて吠えている日記に、誤変換や言葉の間違った用法があったりして噴飯物だったりする。
 以て他山の石とせよ、ということなんだろうけど。

 某所から占いのページというのを見つけたので、行ってみる(昔、似たようなことをやった気もする)。
 私の中の論理を司る部分が「んなもん、当たるわけねーじゃん」と嘲笑しているのだが、私はなんとなく占いの類が好きなのだ。
 結果はこれ。現実世界の私を知っている人は笑うように。

 「MacにするかWindowsにするか」という問題で、現状、確実に「その選択は間違いだ」と言えるのは、

という3つだけだと個人的には思うがどうか(あ、最後は「そういう人はコンピュータに手を出してはいけない」というのが最適解である可能性が大)。
 もちろん、その他の周囲の状況によって色々変わってくるとは思うが。
 なんでこんなことをいきなり書くかといえば、ほら、よくいるでしょ「日本語テキストの入力マシンとしてMacを選択するのは馬鹿だ」みたいなことをいう馬鹿がさ。

 今まで酔狂でCyberDogをMail/Webブラウザとして使ってきたが、ここ最近、頻繁にMailを書いていると落ちるようになった(さすがにその時点でOSは巻き込まないが、再起動をかけるとフリーズしたりする)。
 そろそろ潮時ってやつか。


世迷い言へ戻る
HomePageへ