98年12月下旬の世迷い言


1998/12/31

 昨日の疲れが抜けない。
 というわけで、目が覚めたら昼過ぎだった。
 本当は床屋に行って、半年以上伸び放題となっている髪をいい加減に切ってしまおうと思っていたのだが、洗濯をしたりしているうちに17:00を回ってしまったので、諦めてそのまま実家に向かうことにする。

 千葉の実家の最寄り駅到着は19:42。
 帰ると、うちの犬は、私のことをしっかり「美味いものをくれる人」と記憶しているらしく、なんかくれ、としきりにせがむので途中で買ったボンタンアメをやる(甘い)。

 年越しそばを食い、風呂に入り、どーでもいい年末番組をたらたら見てから就寝。
 で、留守にしていた半年の間にすっかり体質が変わってしまったらしく、自分の部屋の埃でアレルギー性の鼻炎と気管支炎が発症。
 苦しくてしばらく眠れない。こりゃ、長期滞在は無理だな。


1998/12/30

 6:00起床。多少寝不足気味だが、いまいち頭が回らん程度なので、なんということもない。

 京王、都営新宿、営団有楽町、TWRと乗り継いで有明へ。
 会場に着いてから、昨晩のチェック分を地図に書き移す。最近はZaurusとかCasiopairとかに情報を移していたのだが、取り回しという点ではこちらの方がやはり上だろう。
 その後、10:00までぼーっとして過ごす。一応、行動を開始するのは10:00以降だし、走ったりももちろんしないのだ(そうでもしなきゃ手に入らない本しか作らんようなサークルはさっさと見限ることにしている)。
 Studioよゆーぴーぽーの配置は東123なのだが、私が今回チェックしたサークルは東456がメインだったので、さっさとそちらへ移動。で、いつも最初に行くことにしているたれめパラダイスのブース付近まで行くと、外へのシャッターがまだ開いていなくて、その付近が進むも戻るもどうにもならない満員電車状態になってしまっている。
 スタッフが何か叫んでいるが、15m程離れている上に、運悪く放送がかぶってしまって何も判らん。
 シャッターが開き、周りの群衆に外へと押し出されても、どこが何のサークルの行列だかさっぱり判らない。なぜか、最後尾のプレートにことごとくブース番号が書かれていないのだ。
 しばらくうろうろして、ようやくそれらしき行列にたどり着く。でも並んだは良いものの、周囲の誰一人として、ここがたれめパラダイスの行列だと確認している人間がいないので、不安な状態が続く。結局は正解で、程なくして本は入手できたのだが。
 続いて、緒方剛志のサークルへ。こちらも列の消化はスムースで、ほとんど待たずに買うことができた。
 つーわけで、後は中堅どころを回って、荷物がいい加減重くなったところで、店番をいつも頼んでいる友人の奥方と交代するため(嘘。荷物を置くのと、身体を休息させるため)にいったん戻る。
 たぶん戻ったのは12:00少し前だったように思う。前回のあまりの「JoJo」は既に全て捌けているが、新刊はやはりあまり売れていない。マイナージャンル、字ばっかり、しかもα版ということで、自分だったら買わないよな、なんて本なので仕方ない。
 反対に、いくらなんでももう売れないだろう、と思っていた「マリー」が、結構なペースで売れ続け、12:45頃に完売。
 前のスペースが開いたので、GAMEBOY Colorと、昨日作っておいた「私と"カードポン"しませんか?」というちらしを出したら、あっと言う間に7〜8人の人が次々とカードポンをするためにやってきてくれる。確かに嬉しいんだけど、本当は少しは本の方にも興味を示してくれたらもっと嬉しかったかな。
 14:30頃になって、ようやく歩き回れるだけの元気が回復したので、東123のチェックしたところの巡回と、知り合いの方々のブースへのあいさつ周りをする。
 東456にやってきて、ブースに立ち寄る前に、前回とは名前を変えて参加の上に、Web上の告知などを全然してなかったのでチェックできていなかった、やまいし氏とばったり出会う。
 氏は今回は買い物の方に精を出していたようで、コミケで他人の作品に触れて、ここのところ停滞気味に見える創作意欲に再び火がつくことを期待したりする。

 戻って15:30。そろそろ、店を広げ続けていても、よほどキャッチーな本でもなければ売れることが期待できない刻限になったので、少し早めだが退散することにする。とはいえ、持って帰るのは4冊だけなので、それほど心理的ダメージがあるわけではない(いちおー2桁は売れたわけだし)。買ってくださった方、どうもありがとうございました。

 新宿の居酒屋で細やかな打ち上げ。その後大宮に着いて、時計を見たら20:30だった。
 「あぁ、風呂に入らんといかんなー」と思いつつも、疲れと酔いと寝不足に負けてそのまま就寝。


1998/12/29

 昨日までかと勘違いしていたのだが、今日まで会社はあるらしい。

 昨日に引き続き、何ということもない一日。

 明日のために、調布の友人宅へ。
 会社で晩飯を食って、食器洗い当番をしていたら、出るのが21:00を回ってしまった。
 まだコミケカタログもチェックしていないので、着いてから慌ててチェック。
 ……新田真子のサークルは?
 なにぃ? 今回は大手でも1日だけ参加で、しかも新田真子は1日目だけだとぉ(;_;)。
 大手が1日だけ参加というのには特に文句を言うつもりはないが、せめてジャンルくらいはそろえて欲しい(T_T)。

 で、就寝は結局1:30を回る。明日は6:00起きだそうな。身体は大丈夫なのだろうか。


1998/12/28

 まあ何ということもない一日。
 どうやら忙しかった他のラインの作業も一段落着いたようで、こちらもほっと一安心。

 帰る前に、会社で買ったSONIC Adventureをやる。
 はっきりいって、アドベンチャーシーンの作りが非常に荒く、こんなもんなら付けない方がマシ、というレベルである。
 強引かついい加減なカメラワークのおかげで、3Dゲームに強いはずの私も、30分もすると気分が悪くなってくる。
 アクションシーンも、走り回る画面では、何をやってるのか判らなくなることがしばしばあったり、理不尽な死にかたをすることもある。
 ボス戦は、これまでのところ3回あったが、すべて、普段は敵の攻撃を避けるだけで、攻撃が通じるタイミングのみ攻撃が可能というもので、メリハリに乏しい。
 要するに、ハードの性能をデモンストレーションするソフトウェアであり、ゲームとしての魅力はあまりない凡作だと評価する。
 こんなもんがプラチナとか取ってしまうんだから、ファミ通のSEGA製のソフトの評価はまったく当てにできないといえるだろう。SONICという看板を背負っていない、まったく同じ(画面も含めて)ソフトがPS用に出たとしたら、かなり酷評されるはずだ。


1998/12/27

 起きて朝食を食べてから、ホチキス止めと背表紙のテープ貼りを開始。終了は14:00。

 友人が、CAPCOMの「ジョジョの奇妙な冒険」を見てみたいというのでゲーセンへ。
 ……一人目から勝てない。CAPCOMのゲームってそういうことはなかったと思うのだが、これは設定がハードにでもなっているのだろうか。
 ストラックアウトがあったので、やってみるが、全然思ったところに球が行かない。普段からやってないんだから当たり前といえば当たり前だが、なんか悔しいので2回やったら腕が痛くなってしまった。情けない。
 その後も、STARWARS TrirogyやSPIKE OUTやダイナマイト刑事2などをやる。ゲームとして一番遊べるのはSPIKE OUTか。STARWARSは操縦桿が固すぎて微妙な照準合わせや、画面の端から端まで一気に照準を動かすということがほとんど出来なかった。この一点でクソゲーである。この点が解消されたからといって、クソゲーでなくなるとは限らないが。

 大宮に帰ってきて、いい加減ぼろくなってしまったメガネを新しいのに変えようと思い、適当に金を下ろしてからメガネスーパーへ。
 当然、視力を計られるのだが、そこで店員がびっくりしている。
 何かと思ったら、どうやら今かけているメガネは全然度が合っていなかったらしい。近視よりも乱視が進んでいるといわれ、そう言えば最近はメガネを掛けていても何となく像が二重に見えるなあと思い当たる。
 つーわけで、レンズの処方を作るのに思いの外時間がかかってしまった。


1998/12/26

 間が空いてしまった。
 この期間、一体何をやっていたのかと言えば、冬コミ用の原稿の直しをやっていたのである。
 ……すいません。ポケモンカードGBもかなりやってました。

 とはいえ、一応原稿はまとまったので、コピーと製本をするために調布の友人宅へ。
 んが、普段電車を利用しない私が乗る日に限って、車両故障とやらで埼京線が遅れる。
 というわけで、家を出たのは18:30頃だったのだが、着いたのは21:00近くになってしまった。
 調布に着くと、いつも素敵なイラストを描いていただいている佐伯涼さんの表紙が半ばでき上がっていた。こんな目を引く本に出来るとは思っていなかったので感激する。
 今回は、あまり売れるとは思えないラインナップなので(って自分でゆーなー)、少部数にとどめる。ということで、作業も前回よりは全然楽(前回がすごすぎたという話もあるが)。
 というわけで、紙折までの作業は2:00前には終わったと思うのだが、その後になしくずし的に宴会に突入してしまい、就寝は4:00を回ってしまった。


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