99年1月中旬の世迷い言


1999/01/19

 取りあえず、昨日のBugの再現性確認をする。
 ……どうやら、昨日考えていた程単純な条件では再現しないらしい。
 なんだか良く分からんが、なんとか再現させることに成功し、関係部署にそのデータを送付。

 832x624もしくは、640x480という悲しい解像度でしか表示できず、「もしやディスプレイも買い換えかぁ?!」と思わせていたNew PowerMac G3 300だが、"モニタ&サウンド"コントロールパネルの[すべてを表示]タブを選択してあらわれる、60Hzの設定はうまく表示できることが判明。早速1280x1024に表示を切り替える。
 最近のWeb Pageは、これくらいの解像度を前提に作られていることが多いのだが、少々文字が細かすぎる感じか。ま、そのうち慣れるだろう。

 本体後ろから出ているモニタ用電源端子のOn/Offが、本体電源のOn/Offと連動しなくなっていることが判明し、愕然とする。
 そーか、こういうところにコスト削減のしわ寄せがくるのか。


1999/01/18

 仕事の方で、またもやBug発覚。
 ……俺って社外Debug要員? と少し思うが、そういうことは思っても詮ないので、いつもの通り関係部署に連絡。どーせならソースが欲しいとも思う。

 いつもよりは早めに会社を出て、SofmapにUSBシリアル変換コネクタを買いに行く。
 某掲示板で、KEYSPAN社のコネクタでのNEC製TAの運用実績があるとの情報を得たからである。
 ……15000円もする(T_T)。背に腹は換えられない。買う。

 即効で帰って接続。
 おぉ、繋がる。感動。


1999/01/17

 へへ〜。買っちゃったよ、New PowerMac G3。
 本当は、発売日の15日に、行ったことのなかった郊外のコンピュータショップに買いに行ったのだが、車という足を持たない私は、仕方なく配達してもらうことにし、それがきょう届いたのである。
 早速セットアップ。
 が、これまで使っていたNECのTA、ATerm65ProのUSBドライバMac版が未だにないことが判り、愕然とする。
 つまり、これまでの外部記憶(惜しいのは230M MOくらいなものだが)をすべて捨てる(言葉のあや)だけでなく、ネットワーク環境も捨てねばならないのだ。
 しょうがないので、PB1400の方にISDN環境を整えようとするが、どうもうまく行かない。
 しばらくままならぬ時を過ごしてからふと思い当たる。
 ……そーいや、付属CD-ROMのCCLファイルってBug持ちだった。
 つー訳で、PHSを持ち出して、NECのHPへ。新しいCCLファイルを入手する。バッチリだ。
 とはいえ、デスクトップマシンが孤立しているのは何かと不便だ。しょーがない。USBシリアルアダプタかPCカードのEtherカードとクロスのEtherケーブルでも買ってくるか。
 こうして、どんどん金を吸い取られていくのである。

 隔月間GUIN SAGA「時の潮」読了。
 1〜3章は本当に辛かった……。この調子が続くようなら、もう続けるのをやめようかと思ったくらいだ。


1999/01/16

 とうとうテープの在庫が尽きたので、3週間分溜まっているビデオを消化する。
 が、なんか知らんがえらく疲れて、1週と半分くらいしょうかしたところで、挫折。

 取り敢えずジェネレイターガウルの最終話までは観た。
 途中、ふざけてんのかと思うような話もあったのだが(謎のピアニカ男とか)、最後はまあまあきれいにまとめていたと思う。ありがちだけど。


1999/01/15

 野尻抱介「沈黙のフライバイ」読了。
 これは、SFオンライン上で現在行われている、日本SFの航海図という特集で、有料で配布されている短編SFである。
 言葉は良くないかもしれないが、「地に足の着いた」宇宙SFである。いやぁ、やっぱいいねぇ。もっと仕事して欲しいものである。

 日テレでやっていた、「アポロ13」を観る。
 今日は現実的な宇宙SFづいている(あ、「アポロ13」はノンフィクションか)。
 いささか人間ドラマが鼻に付くのだが、こちらも現実的な宇宙開発SFにつきものの、「絶対的にモノが足りない状況を、知恵と工夫で何とかする」というシチュエーションは、心を浮きたたせる何かがある。

 続けて、大原まり子「Je te veux」読了。
 これも、「沈黙のフライバイ」と同様、日本SFの航海図で入手した作品だ。
 私はあまり大原まり子の作品が好みではないのだが、これもあまり好きではない。
 別に作品的に問題があるというわけではないので、単純に好みの問題なのだけれども。


1999/01/14

 人知を越えた法則に支配されている(らしい)APIといつ終わるとも知れぬ格闘を繰り返していると、新しい仕事が降ってくる。
 んで、仕様書に書いてある最高の性能を要求する仕事をさせようとして、仕様書に書いてあることを素直に実行すると、必ず動かないのはどうしてでせう。
 結局、推奨の性能を要求する仕事に押さえたら、へろっと動いてしまうのがなんだかなーってな感じ。

 突然、問い合わせ先から電話がかかってきてなんだろうと思っていたら、先日やったBug報告への回答だった。なんか知らんが偉く低姿勢。
 Mailで済むものをわざわざ電話で連絡してくるんだから、きっと気合を入れて修正してるんだろうと思っていたのだが、いつまで経っても修正版が出てこないのは何故なんだろう。電話する暇があるならさっさと直してもらいたいものである。

 眼鏡を新しくして、日々、自分の視覚中枢のネットワークが組み替わっていくのを実感している(今まで見えていると思っていた物が見えなくなり、代わりに遠近感の喪失がなくなってきている)が、当然の副作用として、やはり目を酷使しているらしい。
 今週はやたらと目が疲れる。ゼルダをやっているのも関係しているのかもしれないが。

 最近、よく感じること。なんで世間というものは、こんなにも貧乏臭いのであろうか。
 昔は、実質は貧乏でも精神までは貧乏じゃなかったような気がするのだが(たぶん幻想)、最近は身も心も貧乏に染まっちゃってる人ばかりが目立っているような気が……。


1999/01/13

 問い合わせの回答来る。
 ……Bugらしい。でも回避策が判ったからいいか。
 とはいえ、別の問題がしっかり残っているのである。困ったもんだ(他人事みたいに)。

 どういう経緯でかはよく判らないが、General Entertaimentsの人々がやってくる。
 そのうちの一人は、群大工学部電子工学科卒らしい。直接の先輩である。
 業界のよもやま話などして、楽しく過ごす。たまにはこういうのもいいか(いや、決して仕事をしなくてもよかったからではなくて)。


1999/01/12

 本当にやりたいことは、問い合わせの回答待ちのため、細かいことをやって過ごす一日。
 細かいこととはいえ、新しい機能を実験的に実装するのは楽しい。

 最近、疲れが溜まっているのか、22:00頃に力尽きてとろとろと眠りに就いてしまい、0:00頃に一度目覚めるというパターンを繰り返している。
 昨日まではここでゼルダなど始めてしまい、余計に疲労を蓄積するというパターンだったのだが、さすがに今日は止めておくとしよう。


1999/01/11

 西澤保彦「念力密室!」読了。
 "チョーモンイン"もしくは神麻嗣子シリーズ第一作を含む「サイコキネシスを用いた密室」をテーマにした短編集。
 どうもミステリの短編は、犯人の特定の論理展開に無理があるような気がして、「名探偵、皆を集めて『さて』と云い」といわれるようなタイプの作品には向いていないスタイルなのではないかという気がする。どうも、仮説の一つがたまたま状況に合っていたように感じられて。
 巻末の書き下ろし作品は、なんだか良く分からん。

 ベニー松山「隣り合わせの灰と青春」読了。
 ストーリー展開的にはありがちかなぁ、てな感じ。逆綴りの別名は、Wizの中では使わない方が賢明なのではないかとも思うが、若気の至りってやつだろうか。あの世界(狂王の試練場)が構築された理由付けとしては、それなりに良くできている。
 緒方剛志の挿絵は、人物は手慣れた感じなのだが、モンスターの絵がいまいち。グレーターデーモンなんか、本文の特徴と違う絵が書いてあるし……。末弥純のイメージが強すぎるのかもしれないが。

 ……なんてことを、ゼルダをやった上に(しかも腹の中から脱出してしまった)してしまうと、当然のごとく翌日(って今日だよ)は寝不足なのである。こんな事だから、いつまでたっても風邪のひきかけのような症状が続いてしまうのである。
 なんか、咳をすると、胸郭の下の方が痛むような気がするのは、きっと気のせいだ。そうに決まってる。

 次々と判明する驚愕の仕様の数々。
 ま、今回のは回避法があるだけマシだけど。


1999/01/10

 すいません。金曜にゼルダを買って、ずっとやってました。
 今、腹の中にいます。


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