99年3月中旬の世迷い言


1999/03/20

 洗濯をして、その間にSILENT HILLを進める。
 ……辛い。辛すぎる。どうやら重要な武器も取り損ねたらしいし、重要なヒントも貰い忘れた気がする。こりゃ最初からやり直しか?

 そんなこんなで17:40を回ったころに、ようやく家をでて調布の友人宅に向かう。とても久しぶりにD&Dのセッションなのである。
 調布着19:15。宅配ピザで夕食を取った後、北関東組がやってくるまで、SaturnのD&D Collectionを持ち回りでやる。
 Shadow Over Mistraのエンディングを見て、Tower of Doomの途中で北関東組到着。
 コンティニューという最強の武器を持つ我々の前には、いかな強大な敵と雖も、壁にはなりえない。つーことで速やかにエンディングを迎える。

 セッション開始。
 この半年間、ずっとやっていたキャンペーンの最終回である(中断期間の方が長いが)。
 いやー楽しかったね。やっぱRPGはプレイヤーに限るね。


1999/03/19

 昨日のバージョンで渡していたのがあまりにベタなデータだったので、もうちょっとマシなデータを渡してやるようなコードを追加(実行中に切り替えて性能の比較をする)したら、malloc()を呼び出すタイミングでexceptionで落ちるようになってしまった(T_T)。
 1日中コードを睨んで唸るが、何が悪いんだか全然判らん。メモリ周りのBugは、Bugの原因になっているコードとは関係ないところで落ちたりするから始末に負えない。

 SILENT HILLをやる。
 会社ではEasyで始めたのだが、一応ポリシーとして、デフォルトの難易度で始めてから、辛いと思うまでは難易度を下げない、というのを標榜しているので、Normalで始めてみる。
 ……弾丸が足りないのがこんなに辛いとは。


1999/03/18

 下手にデータをいじるより、べたなデータを渡してやる方が、3倍くらい速いということを確認。
 まあ、関数呼び出しがボトルネックになってるんだから、その回数を減らせば性能は上がるのが必定というものである。
 一体どないせえというのだ。

 全国誌上において顔写真つき実名で「おたく」だと報道されていることに遅蒔きながら気づく。
 まー今さら体面取り繕っても。


1999/03/17

 アルゴリズムを元のプログラムに組み込んでみる。
 ……全然速くならん。駄目じゃん(T_T)。
 つーか、拾ってきたアルゴリズムは思ったよりも性能向上に関わる働きをしてくれない。不特定の頂点からストリップを生成するアルゴリズムについての文献とかがあったら教えてください。

 ジム・カールトン「アップル 世界を変えた天才たちの20年」(上)(下)読了。
 ジョン・スカリー以降のAppleのCEO達がいかに駄目駄目かが余すところなく描かれた本。特にマイケル・スピンドラーはあたかもどーしよーもない経営者のように書かれている。
 私が最初のMacを買ったのは9年前なので、私がMacを使い続けた日々は、そのままAppleが駄目駄目になっていく日々と同一だったのだ。
 今のところはiCEOの下でそれなりに好調を維持しているようだが、今日出荷が発表されたMacOS X Serverは、NeXTの買収時にAppleが発表したRapsodyのリリース時期から半年近く遅れているのである。曲がりなりにも製品が出ているとはいえ、まだまだ注意深く見守る必要があるのではないだろうか(見守ったからといって何ができるわけでもないのだが)。


1999/03/16

 ようやっとC++ソースコード解読に成功。ぜえぜえ。
 単なる変数自体に機能がある、というオブジェクト指向プログラムの基本的な概念に慣れるまではコードを読むのがものすげー苦痛だった。VC++のソースコードブラウザは、メンバ変数の型を表示してくれないしさ。
 んで、自作のプログラムにそのアルゴリズムを組み込むわけだが、そのためにはまず自分が前に書いたコードを解読せねばならぬ。なぜならば、プログラマーなら全員が身を持って実感しているであろう格言「昨日の自分は他人」どおり、遥か昔(「世迷い言」では年月の尺度として、一般的なDog Yearを採用しています)の自分によって書かれたコードは、何をやっているのかやはり計り知れないからである。
 つーわけで本格的作業は明日から(いーのかそういうことで)。

 今月号のAXについてきたビデオCD(っていうか、ビデオCDって全てこういう規格なんだろうか?)のMPEG1ファイルを見てみる。
 ……本編の制作で忙しくて、こういう宣伝用素材を用意できる余裕なんかないんだろうなぁ。

 TVを見ながらうたた寝をしている自分に気づく。
 おかしい、なんでこんなに疲れているのだろう?


1999/03/15

 泥縄式学習により、ソースコードからだいたい何をやっているのかが解るようになったC++だが……、わ、解らん。
 コードの重要な部分があちこちに分散して存在するために、他の言語で書き直そうと思ってアルゴリズムを追おうとしても、訳が分からんことになってしまうのだ。
 地道に継承関係を追っていくしかないのだが……不毛だ。

 先に終わっている会社の先輩にヒントを貰い、ゼルダをようやく終わらせる。
 ……最後に待っているのが"あれ"なんてあんまりだ。


1999/03/14

 宅配便に起こされる。
 2月頭に申し込んだ、Painter5.5のアップデートが来たのだ。
 金を振り込んでから1カ月以上かかったわけで、まったく、メディアビジョンは何やってるんだか。
 で、早速インストールはするのだが、絵を描く意欲はほとんどない。タブレットのドライバもNew G3では問題があるしなぁ……。

 ここしばらくN64のゼルダをやっていたのだが、最後のダンジョンと思われる場所で完全に詰まってしまった。
 最後の魔法と真ん中の矢が手に入っていないのだが、一体どこで入手できるのだろうか……。ゲルダの修練場も最後の小さな鍵が手に入らずに詰まってるし。


1999/03/13

 ここのところ週末は何もせずにただごろごろして過ごしてしまう。
 ずっと風邪気味が続き、療養のために努めて何もしないようにしてきたのだが、そればかり続けるというのも却って悪いような気もしてきた。
 が、今の時分は天気の良い日に外を出歩くと、たちまち花粉症の症状がでてきてどうしようもないので、うちでおとなしくしているのが一番よいのである。

 田中哲也「やみなべの陰謀」読了。
 まったく関係ないような5つの短編が、実は裏では全て繋がっていた、という趣向の連作短編集だが、"ラプソディ・イン・ブルー"はあまりつながりが良くないような気がする。


1999/03/12

 つーわけで、泥縄式C++勉強中。

 会社の金で買ってきた(って私が買ってきたわけじゃないが)サイキックフォース2012とサイレントヒルをやる。
 サイキックフォースは、「サイキックフォースだねぇ」。サイレントヒルは、「バイオハザードだねぇ」というそれぞれの感想。
 サイレントヒルをやってるうちに23:00を回ってしまい、慌てて帰る。要するに、バイオハザードくらいは面白いということだ。


1999/03/11

 ジョン・L・キャスティ「ケンブリッジ・クインテット」読了。
 いやぁ、面白かった。簡単に内容を書けば、1950年代の世界的な研究者がケンブリッジ大学に集まり、「コンピュータは人間的思考能力を獲得できるのか?」というテーマで議論を行なう、という小説だ。
 こう書くと、一見難しそうに思えるが、登場人物となった研究者たちは、哲学者や生物学者などさまざまな分野を専門としている人ばかりなので、皆、専門でない人間に解るような発言をしている。よって、難解な言い回しや専門用語の多用は極力控えられている。
 コンピュータや人工知能といったものに少しでも興味がある人間なら、読む価値は十分にあるといえる。問題は、ハードカバーで1900円という価格だが、読了して損をしたという気持ちにはならないと思う。

 以前行なった性能評価が、新しく搭載されたプロファイラにより、私のコードのアルゴリズムの不備で本来の性能を出せていなかったことが判明。
 しょーがないので、そのアルゴリズムを改良することにするわけだが、前に思いつかなかったものがそう簡単に思いつけるわけはない。
 この分野では一般的に必要となるアルゴリズムなので、ネット上に同様の働きをするソースが公開されてないかと思って探してみると、見つかった。
 が、それはC++で書かれていたのだ。
 つーわけで、泥縄式にC++の勉強を始めることと相成ったわけだ。
 Javaはかじったことがあるので、オブジェクト指向プログラミングの何たるかは一応理解しているつもりだが、果たしてどうなることやら。


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