99年4月中旬の世迷い言


1999/04/20

 某説明会に出席するため、某所へ行く。
 移動時間も含めれば、8時間という時間を費やし、そこでえられた知識を会社に持ち帰ってでた結論は、「その機能は使わない」というものであるのは、それなりの成果が出ているとはいえ虚しいものがあったりなかったり。

 電撃PSD17を買う。
 オメガブーストとドラゴンマネーが気になったのだ。
 うーん、どっちもいまいちだのう。オメガブーストは判ってくると面白いのかもしれないが、それは無謀な賭かもしれないし。まだやるゲームは山ほどあるのでパスかな。ドラゴンマネーは、絡みの少ないドカポンって感じか。どちらにせよ、敵じゃないね(なんのだ?)。


1999/04/19

 会社の同僚がSaga Frontia2を買い、そのおまけで付いてきたRacing Lagoonの体験版ディスクを持ってきたので、見物する。
 ……武士道ブレード2のようなすっとんきょうな衣装と化粧をした連中が、スカしたテキストが表示される後ろで、教育TVの低予算人形劇のような動き(腕と頭と上半身をシンクロして、大げさに振る)を見せる、最初のデモで大爆笑。
 キャラクターの台詞が表示される際に、キャラクターの口パクの絵が表示されるのだが、2コマな上に口の開き方が変(板バネが仕込まれていて、横から押すと口を開く携帯用灰皿の口と同じ動き、というと判ってもらえるだろうか)で、これまた笑える。
 基本的には、車で街を走り回り、パッシングしてきた車もしくはこちらからパッシングした車とレースで勝負することになるシステムだ、と説明されているのだが、画面を見る限りでは、どう見てもぶつけているようにしか見えない(しかも、効果音としてクラクションとクラッシュしたような音が入るので余計に)。ここでまた爆笑。
 実際のレース画面は、一応ちゃんとした出来だ。画面は綺麗だし、オブジェクトも結構置いてある。
 で、レースに勝つと、RPというものが貰え、その範囲内で、相手のパーツを分捕ることができる(Robber's Point?)。豪快なことに、改造パーツの類だけでなく、エンジン、ボディ、シャシーなど、自動車の基礎となるような部品も分捕ることができ、こともなげに自分の車に搭載できてしまったりする。
 まー、ゲームとしてみるとその方が楽しいので、別にいいのだが、絵を想像すると妙に可笑しい。
 会社の人がしばらくやり込んでいたが、パーツをちまちま分捕って、だんだんと自分の車が速くなっていくのが実感できるので、なかなか楽しそうだった。あの変なキャラクターとやる気のないデモシーンが無ければそれなりによくできたゲームなのかもしれない。
 私は買わないけどね。


1999/04/18

 ZabadakのLiveのチケットを取るために、久々に早起き(つっても、平日よりは遅い)。
 30分で取れたから、それなりの席だろう。

 だらだらとTVを見てから、手持ちの金が尽きたので市街の銀行へ。
 ついでに4/8発売の電撃PSを買ってくる。なんかもう、雑誌を発売日に買うということが無くなってしまったなあ。


1999/04/17

 明日から雨だというので、洗濯をする。もうそろそろ花粉の時期も過ぎただろうから、久々に外に干す。

 To Heart、来栖川先輩エンディングを見る。
 うーん、なんか断片的なエピソードの寄せ集めのような印象。


1999/04/16

 改造されたツールの昨日を一つ一つ試していく度に、コードに致命的な穴があることに気づく。
 なんかもう、出口が全然見えなくなってしまった。単に私のコーディング能力が低いだけの話なのだが。


1999/04/15

 難産に究めたツールの改造だが、ようやくコンパイルが通るところまでこぎ着けた。
 が、全然ちゃんと動かない。まー、集中力がない状態で書かれたコードなので、当然と言えば当然。
 22:00くらいまであーでもないこーでもないと悩み、ようやく以前のデータはまともに扱えるところまで来た(かなり根本に関わる改造だったので、こういうことが起きる)。
 これから、新規部分の動作試験とデバッグだ。あー頭が痛い(それが楽しいんじゃないのか)。

 会社に変な電話がかかってきた。
 まず取ると、妙に音質が悪く、聞き取りにくい。携帯電話の音の変質とはちょっと違う感じだったので、たぶんアナログ的なノイズだと思う。まーこれはどうでも良いことだが。
 んで、相手の第一声が「そちらは大宮にあるんですか?」
 ひょっとすると、時折掛かってくる、就職関連の問い合わせかと思い、「そうですけど」と答える。

相手「10行くらいのBASICのプログラムを書いたんですが、上手く動かないんです」
私 「はぁ?」
 これを2回繰り返す。最初はあまりにコンテキストから外れた言葉だったので、意味を取れなかったのだ。

私 「うちはゲーム会社ですから、そういう質問は受け付けていないんですけど」
相手「それじゃどこに聞けばいいですかね?」
 んなこと俺が知るか! と言いたいところを堪えて、「さぁ? ちょっと判らないですね」と答える。すると、

相手「ネットとかで検索すると何か見つかりますかね?」
私 「たぶんあるんじゃないですか?」
相手「どんなキーワードで検索すればいいんでしょう?」
 もう一度、んなこと俺が知るか! と言いたくなったが、適当に答えてさっさと切った方が得策と考え、BASICとかにすればいいんじゃないか、という投げやりな答えを返した。
 なぜかそれで納得したらしく、なにやらよく判らないことをつぶやき、やっと電話を切ってくれた。
 一体あれは何だったのだろう?  何かの嫌がらせか?

 不正アクセス禁止法案の報道のBGとして、ウィルスが動作している画面を流すのはいかがなものかと思うぞ。> 日本テレビ


1999/04/14

 気象庁の予報に反して雨が降る。降水確率10%の予報で雨ってのは最近珍しいのではないか。
 たぶん寒冷前線が通過したのだろう。昨日に比べると突然寒くなってしまった。なんか変な天気だ。

 庭に放置してある発泡スチロールが濡れているからかどうかは知らないが、ゲームをしていてふと窓を見ると、黒猫がのぞき込んでいた。
 晩飯を食っている時に来ないでこういうときに来るとは間の悪いやつだ。
 窓越しにじっとこちらを見つめているかと思えば、窓を開けると逃げていくのだ。どういうつもりなのだろう。
 やはり、"食い物をよこせ"念波でも送ってきてるのかね。
 しばらくゲーム画面に集中して、もう一度窓を見たらいなくなっていた。彼にもいろいろやることもあるのだろう。

 どこから紛れ込んだのか、ハエトリグモがいつのまにやら部屋に住み着いている。
 私は蜘蛛は別に嫌いではないので、とくに干渉はしない。でも、こんな所で獲物はちゃんと見つかるのだろうか。
 窓の近辺で見かけたら外に出してやることにしよう。


1999/04/13

 ようやく春らしい陽気になってきた。

 少し前の話になるが、iMac Rev.Dがこっそりと出荷されているらしい。
 詳しい話はまだまだよく判らないが、少なくともCPUが333MHzなのは確かのようだ。
 ……買って3ケ月しないうちにiMac以下になっちまったよ(T_T)。未だに周辺機器のトラブル(というのだろうか)は解消されていないというのに。

 会社に転がっていた遊戯王の単行本を読んでみる。
 ちょうど、遊戯王TCGのモデルになったマジック&ウイザードを使った勝負の回だったのだが、TCGのルールが、かなり漫画のストーリーを再現していることが判った。
 ……なるほど。

 昨日の「十兵衛ちゃん - ラブリー眼帯の秘密 -」を観る。
 お、面白れぇ。


1999/04/12

 ここのところの懸案事項に対する、第三者の意見がFAXされてくる。
 こちらで危惧したことがしっかり書かれていたので、それ見たことかという気分で、ちょっとすっとした。
 まーこれだけ読んでも何のことやら判らんだろうけど。

 21:00を過ぎたころ、吐き気、眩暈が急に襲い来る。
 風邪でもないようだし、一体原因はなんだろう? うーむ、実は眼鏡が合っていないのだろうか。

 昨日、リアルタイムで観るのはさすがに辛かろうと思ってビデオに撮っておいた、F1 ブラジル戦を観る。
 むぅ、マクラーレンむちゃくちゃ速いのう。今年のフェラーリはかなり辛い戦いをしなければならんのではないか。


1999/04/11

 統一地方選挙の日。
 埼玉県議会選挙の候補者について、ほとんど何の事前情報収集を行わなかったのだが、まー行かないよりはマシでしょ、ということで投票所になっている近所の幼稚園に赴く。
 事前情報といえば、定期的にポストに投げ入れられる共産党のチラシ(どうも私の住んでいる場所には共産党員が多いらしい)くらいしかなかったのだが、地方行政を共産党に任せた場合のネガティブな結果を記憶しているので(東京都知事だけどね)、共産党に入れる気はあまりしない。
 つーわけで、頭が天井に着きそうな非日常的風景の中、近所に回ってきた選挙カーで聞かなかったような気がする名前の候補者に入れる。
 帰りに東武ストアで今日の晩飯の材料でも買おうかと思ったら休みだった。……どうも私が買い物に行こうと思う日曜日は、東武ストアの定休日らしい。

 会社に送られてきた「任天堂の法則」(武田亨)なる本を読む。
 任天堂の(社長以外の)偉い人へのインタビュー集なのだが、どうも著者の意見の方が前面に出てきていて、あまり面白くない。
 Nintendo64の開発体制とかの話はちょっと面白かったけど。
 たとえば、何の脈絡もなく、前書きにゲームソフトの再版制についての記事があったりとか、最後にいろんな役所のゲームソフトに関する見解を聞いた記事があったりとか(任天堂には直接はちっとも関係ない)。別に中で言ってることに間違いなんかがあるわけじゃないのだが。

 ちきしょう、日テレに騙されて、200Xはないもんだと思い込んで神々の詩なんぞを見てしまったではないか。

 東京都知事選において、ドクター中松が泡沫候補の中では1位を取っているこの現実に、暗澹たるものを感じたり感じなかったり。


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