99年5月中旬の世迷い言


1999/05/20

 ……なべてこともない一日。従って、書くこともない。
 と、思っていたら、RIMのサポートからなにやら「明日から、PPP接続時のパスワードがこれまでと変わるから、ここを見よ」という大変唐突なMailが届く。
 そういう重大な通知を直前になって出すとはなんと非常識な、と思って取りあえずその通知のページを見ると、どうやら拡充されたアクセスポイントへのアクセスは、その新しいパスワードを使え、と言うことらしい。しかし、そのパスワードは、明日の9:00以降でなければ設定方法も分からないらしい。なんじゃそりゃ。
 が、読み様によっては、すべてのパスワードが変わるようにも解釈でき、明日から全く接続できなくなってしまうのではないかという不安もある。
 というわけで、明日以降、Internet経由で私に連絡がつかなくなった場合は、RIMを恨んで下さい。

 樹川さとみ「楽園の魔女達 〜課外授業のその後で〜」読了。
 密かにファンだったりするサラが主人公な話。しかもなんか妙に内容が重いような気がするのは私の気のせいなのだろうか。


1999/05/19

 訳あって、Adobe PageMillの出力したHTMLファイルのソースの変なところを見つけるという作業をする。
 初めのうちは、マニュアルもない状態だったので、悪いことは判っても何故そうなるのかは解らなかったのだが、いずこより発掘されてきたマニュアルをしばらくひっくり返して(また必要な情報がどこにあるのかが分かり難いマニュアルなんだ、これが)、理由も判明。
 PageMillの駄目さ加減は良く解った。どこの世界の<PRE>にALIGNオプションがあるっちゅーねん。それじゃちっとも<PRE>じゃねーじゃないか。ついでにPageMill上ではHTMLを正直に解釈しないでユーザ指定を正直に反映して表示しやがって。AdobeのプログラマはHTMLの仕様書を参照しないでPageMillを開発したんじゃないのか。

 Indigo2は、当初の目的であるところのSoftImageの評価という作業を終えたので(結果はNegativeであった)、またMacの設定を元に戻す。
 前よりは試行錯誤しなくて済む分、楽っちゃー楽だったのだが、やはりモニタに繋ぎ替え作業は骨が折れた。もうしなくても済みますように。

 どうもYosemiteのCMは、毎日決まった時間にTV東京で流れるらしい。WBSの直前の10:55頃だ。


1999/05/18

 笹本祐一「ハイ・フロンティア」読了。
 なんつーか、だんだん"パイロット"の部分が添え物になってきてるような。
 シリーズものとは言え、タイトルとしては続いていない本が、前の本を読んでないと良く分からないストーリーになってるのは良いのでしょうか?

 有機農法ビールというのがあったので買ってみる。英語名はOrganic Beerというのだが(缶にそう書いてある)、悪意のある和訳をすると「内臓ビール」……。
 ……Budweiserと何が違うんだか良く分からん。と、思って原産国を見ると、米国になっているではないか。米国人の好みなのかね、こういう味は。
 缶の原料の表記が、直訳風でかつやたらとどーでもいーよーな能書きが延々と書かれていてちょっとおかしい。


1999/05/17

 なんかいつまで経っても頭がすっきりしない。何が悪いのだろうか。もっと睡眠時間を増やさないとまずいのか。

 それはさておき、F1モナコグランプリは、フェラーリの1,2 Finishで、見ていて大変気持ちの良いものだった。ビデオに撮っておいて良かった。
 あー、今回の国際映像は、2台の車が接戦を繰り広げているところを中心に構成していて、なかなか良かった。もし、フジのアナウンサーが連呼していたように、国際映像じゃなくてフジのカメラだったらと思うと、空恐ろしくなってしまう。
 私はF1に関しては、このようなゆるゆるのフェラーリファンなので、これ以上の感想は出てこないのである。

 TV東京をつけっぱなしにしておいたら、YosemiteのCMが流れた。
 "2001:a space odyssey"のテーマであるところの"ツァラトゥストラはかく語りき"が鳴り響く中、向かって左側面から前面にカメラが回り込み、 右側面に回ったところで匡体が開く、というもので、無闇に大仰で笑える。
 まーでも、最近はiMac以外のTVCMは久しく見ていなかったので吃驚した。


1999/05/16

 今日もまた、頭痛に見舞われて寝て過ごす。
 F1モナコグランプリも、ビデオに撮って明日見ることにする。


1999/05/15

 週末に雨が降ると洗濯物が乾かないので、なるべくなら、週末には晴れていてほしいと思うのだが、自然の力には人間の思いなどは全く通じないのである。

 どうも体調がすぐれない。やはり寝て過ごすことになる。


1999/05/14

 会社にSGIのIndigo2がやってきたので、そいつの設定作業をやる。
 が、うちの会社はTCP/IPベースでファイルサーバが動いていない(NetBEUIなどという得体の知れないもので動いている。まーNTだからしょーがないか)ので、UNIXベースのIndigo2をどのようにして繋げるのか、いざ取りかかるまでは非常に不安であった。
 が、管理用ツールを上げてみると、どうもAppleShareが使えるらしい。まあ会社の性格からしてMacは業務に欠かせないので、NetBEUIの他にAppleShareも使えるようにしてあるのだ。
 こりゃ楽勝だと思って設定するが、なぜかいざMountしようとするとエラーが出る。このエラーメッセージというのが、"エラーが起きた"という情報以外の情報をいっさい含まない、役立たずにも程がある言語道断なもので、いったい何が悪いのか全く分からず四苦八苦する。
 こういう場合は一番信頼がおけそうなもので試してみよう、ということで、Macをサーバにしてみると、あっさりと繋がる。NT以外に、UNIXベースのサーバもあるのだが、こちらもあっさりと繋がる。
 というわけで、NT4.0 ServicePack3のAppleShareは何かしら腐っている部分があり、Indigo2のUNIXに搭載されているAppleShare Clientはその部分を気にするらしい。本物であるところのMacOSのAppleShare Clientは気にしないのだが。
 んで、ようやくIndigo2がMountできたUNIXサーバは、なぜかNetBEUIのサービスがインストールされておらず、Macからでないとアクセスできないのだ。本当はアクセス可能らしいのだが、なぜかrootのパスワードが失われていて、設定を新たに加えることができないらしい。
 実は、先程サーバに使ったMacはLC630であり、そんなものは21世紀もまじかに迫ったこの現在ではとてもではないが、プロの仕事に耐えるものではない。実は、ふだんから使っているMacは、Indigo2が現在使っているモニタをメインモニタとしており、これまでの設定では並び立たないのである。
 幸い、このMacには液晶モニタも繋がっており、いわゆるツインモニタで運用されているマシンだったので、そちらをメインにしてやれば楽勝じゃん、などと考えたがこれが甘かった。
 もう一度Indigo2に繋げていたモニタをMacに繋ぎなおし、メイン画面の設定を切り替え、モニタを外して起動してみると、なぜか液晶モニタの画面が真っ暗。しょーがないので、モニタ側だけ外していたケーブルを外してみたが駄目。液晶モニタを繋げるモニタ出力端子を切り替えてみるが、今度は垂直同期周波数が合わずに画面が出ない。もう一度その端子にIndigo2に繋げていたモニタを繋ぎなおし、液晶モニタがフォローできる垂直同期の設定にして、液晶モニタを繋いだら今度こそ上手くいった。
 こうやって文章にしてみると、煩雑ではあるが単純な作業なので簡単だろうと思うかも知れないが、このMacがえらく入り組んだ場所に配置してあってそう簡単に引きずり出せないような結線になっているため、モニタケーブルのような融通の利かないケーブルを繋いだり外したりするのははっきり言って地獄のような作業である。ものすげー疲れた。
 これで、このIndigo2は借り物で1ヶ月で返さなきゃいかんのだから、その疲れも倍増するてなもんである。


1999/05/13

 会社の同僚がコナミ'80sアーケードコレクションを買ってくる。
 むぅ、昔のゲームってこんなに難しかったっけ……。昔は1Creditで無限にやっていたような気がするShorin's Roadとかも1周もできない。
 しかし、意外と今のゲームとは違う面白さがある。1時間以上も熱中してやってしまった。買おうかなぁ。

 ここ連日の睡眠不足が祟ったか、頭がふらふらするのでさっさと寝ることにする。
 が、そう思った時に限って目が冴えてなかなか眠れなかったりするのである。


1999/05/12

 早速MacOS8.6のUpdaterを落してくる。えーえー、莫迦と呼びたければ呼ぶが良いさ。こちとら判ってやってんだ。放っといてくれ。
 でも繋がるまではともかく、繋がってさえしまえばけっこう速く落としてくることができたのはけっこう意外だった。

 んでインストール。何でまた、モデムコントロールパネルの設定だけ消えてしまうのだろうか?

 とりあえず、MacVJE-Deltaの調子が超絶悪くなってしまったので、DYNAWAREはさっさと対応すること。キー入力に画面表示が全然追い付かない(というより、入力はされているが表示されない感じか?)ばかりか、入力が2重になってしまうことさえある。これじゃ使い物にならん。

 つーわけで、ここからはことえりで入力してみる。……うーん。ひどく使いにくいわけでもないのだけれども、やはり永年使い慣れたVJEとの"味"の違いが気になる。


1999/05/11

 とかやってたら、見事に体調が悪化。週末と明けての月曜は、寝て過ごすはめに陥る。
 ずっと寝ていたわけで、このくらいの陽気に37.5℃を越える熱が出ると、寝汗がひどい、くらいのことしか書くことがない。

 一応復活したつもりだが、喉の奥がなんか不穏な鈍い痛みを発しているので、さっさと寝るべきなのだろう。

 庄司卓「銀色のカレイドスコープ」読了。
 なんかもう、校正というものをまったくしていないのではないかと思われるくらい、てにをはのレベルで文章が壊れている。"今だに"などという表現もあった。
 著者校はどーなっとんじゃ、と思う以前に、富士見の編集者の質を疑う。いくらなんでも、日本語として壊れている文章を世に出すのはやめれ。

 日経サイエンス6月号のニュートリノ振動実験の記事で、μニュートリノとτニュートリノの振動についての解説の囲み記事は、どうも騙されているような印象をぬぐえない。
 μニュートリノとτニュートリノは、質量の異なる物質波の重ね合わせであるので、空間を伝わるうちに速度の違い(質量の違いによる)からずれて行き、外部からはμニュートリノに見える重なり状態とτニュートリノに見える重なり状態を交互に繰り返す、という説明なのだが、物質波って、孤立波じゃないのか? 速度の違いによって、位相のみが変わって見えるってことは、そうじゃないんだろうなぁ。

 ところで、スーパーカミオカンデで検出したニュートリノが、自然由来のものなのか、それとも筑波から来たものなのかって、区別可能なのだろうか。

 MSとコナミがゲームで提携だそうな。MSはコナミのコンシューマゲームをPC用として販売できるとか。
 ……ってことは、"MSときめきメモリアル"なんて製品が出たりするわけか?

 SONYのペットロボット、25万円だそうだが、やはしペットはふわふわの毛皮がないといまいちなのではないかと、オールドタイプの私なぞは思ってしまう。世間一般的にはそうでもないのだろうか。


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