99年10月中旬の世迷い言


1999/10/11

 昨日、というか、ここ二週間の疲れが出て一日爆睡。
 要するに久々の"ない"日。

蓬莱学園日記
 本土の友人から連絡が来ないので、部屋で一日過ごした。
 噂によると、女子寮である弁天寮に配属された男子新入生がいるらしい。羨ましいと思う人もいるかもしれないが、私は御免だ。
 きっとめちゃくちゃ暮らしにくいに違いない。私なら、きっと一週間で胃を壊すね。


1999/10/12

 今日は、NTサーバのApple Shareサービスの糞ったれな仕様のために1時間を無駄にした。
 理解できていない機能は実装するな。>MS

蓬莱学園日記
 旧図書館に挑戦するも、新しい怪異にも会わず、アイテムも入手できず、記録も伸びなかった。
 地下三階の百メートル地点が私の限界なのか。


1999/10/13

 きょうは、しゃちょうのたんじょうびだったので、みんなでけーきをたべました。
 おいしかったです。

蓬莱学園日記
 砂乃場浜に現れた巨大アルバ皇帝を見物に行く。
 意外とアルバ皇帝は強く、学防軍が苦戦しているようだったので、部室から持ってきた「サルでも解る召喚術」を使って、大量のゴブリンなどを呼び出し、撹乱してみる。
 ついでに、この間先輩に教えてもらった、「蒸れた靴下の臭いを増幅して発する魔法」を試してみた。そうか、こんな呪文は何に使えばいいのかとずっと思っていたのだが、攻撃魔法だったのか。
 結構効いたらしく、アルバ皇帝は顔をゆがめて苦しんでいた。ざまみろ。
 良いストレス解消になりそうなので、明日も行ってみるとしよう。


1999/10/14

 4月に依頼があって追加した新機能に関してBugがでて、その修正作業に非常にてこずる。そりゃそうだ。ほとんどコードを忘れている。
 しかし、依頼で追加したにも関わらず、作ってすぐじゃなくて今ごろ使うっつーのはどうなの?とかも思ったりする。口には出さないけど。

 久々の雨。しかもどしゃ降り。
 何故にこんな時に外出せねばならんのだ、と自分の不運を呪っていたところ、出かける直前になって先方の都合で中止になった。ラッキー。
 が、その後の掃除の分担で外への買い出し当番になり、どしゃ降りの中、自転車漕いで買い物に行く羽目に。びしょぬれである。
 しかし、ずいぶん久しぶりに傘をさして自転車に乗ったが、非常に恐いもんだ。

蓬莱学園日記
 アルバ皇帝に連日のように攻撃に行ってみるが、無茶苦茶疲れる上に、自分の引き出しの少なさを実感させられるだけで、アルバ皇帝にそんなにダメージが行っているようにも思えない。
 明後日に大事な用事があるので、疲れをこれ以上溜めるわけには行かない。
 明日は来ないことにするか。


1999/10/15

 理解が進んでBugの在処さえ追いつめれば、話は簡単だった(大抵のBugはそういうものだが)。
 というわけで、障害はなんとか午前中に解決。

 64DDのサービスの詳しい内容がファミ通に載ったが、こんなん、誰が申し込むんだろう?
 初期投資が0とはいえ、あのサービス内容に月額2500円というのは少々高いと思うのだが。しかも東京にしかアクセスポイントがないと来たもんだ。
 そういう意味では、SEGAがDCのネットサービスで行っている、接続料金は無料でコンテンツに従量課金を行う、という形態はなかなか良く出来ていると思う。しかし、ここだけ良く出来ていてもな。

蓬莱学園日記
 学食横丁で行われた、ウルトラジャンボラーメン大食い大会に参加する。リターンマッチだ。
 が、11杯と半分でダウン。優勝は逃した。
 しかし、11杯と半分食べても優勝できないとは、優勝者は一体どれだけ食ってるんだ。


1999/10/16

 日ごろの睡眠不足を解消するための日。
 つまりはない日。
 最近、こんなんばっかしだな。

蓬莱学園日記
 同じ錬金術研の女の子を誘って新町に映研制作の映画を観に行く(え? デートだろうって? 世間ではそうともいうかも知れないね)。
 ところが、その日に掛かっていたのは「中華戦隊中華マン」というほとんど色物映画。最後まで観るとなんとなく中華マンが食べたくなったところをみると、宣伝映画も兼ねていたようだ。
 彼女はそれなりに気に入ってくれたようだから良かったけど。私は決してこういう下らないのは嫌いじゃないし。


1999/10/17

 続けてない日。
 いや、洗濯はしたか。

 F1グランプリ、マレーシア戦。
 予選から、フェラーリがぶっちぎり。ようやく復帰したM.シューマッハがポールを取り、優勝はアーバイン。
 私のようなフェラーリファンにとって素晴らしい一戦になるかと思われたが、ゴール後に一転、FIAからレギュレーション違反により、フェラーリの2台はレースから除外ということになった。
 なんじゃそりゃー! これは何かの陰謀だー!

蓬莱学園日記
 何もない日。
 今年の学園祭が洋上金網デスマッチになるという下らない噂を聞いたくらいか。


1999/10/18

 昨日のF1の結果があまりにショックだったので(ウソTM)、38度の熱を出して寝込む。
 38度を越える熱を出すのは久しぶりな気がする。しかし、頭は痛くないし、鼻水も出ないし、喉も痛くないし、咳も出ない。ただ身体がどうしようもなくだるいだけである。
 これって本当に風邪?

蓬莱学園日記
 新町に買い物に行く。
 服を買うつもりだったのだが、前日につい空炊きしてしまって駄目にした鍋を買い換えることになった。
 居眠りは良くないね。


1999/10/19

 熱は下がったのだが、朝の時点でまだ37度を越えていたし、まだ身体がだるかったので、休むことにする。
 ゆっくり本を読む。

 森博嗣「人形式モナリザ」読了。
 いつもより、なにか非常に詩的な文章が多いように思える。
 ストーリーとしてはいまいちな気がしないでもない。(殺人に関係ない)メインのトリック(?)も結構簡単に判ったし。
 話の最後に来るまで、時制が判らなかったのは私の修行不足だろうか。

蓬莱学園日記
 文化祭の1日目。
 今日は同じ錬金術研の女の子を誘って(あぁそうだよ、デートだよ、悪いか)、三年戊午組の「蓬莱学園式結婚式ゴッコ」に行ってみる。
 要するに、結婚式の衣装を着て、その真似事をするんだと高を括っていたのだが、雰囲気たっぷりで、ついつい厳かな気分になってしまった。
 式が終わると、なぜだか巫女姿の女の先輩が出てきて、書類にサインを求められた。雰囲気に飲まれて、ついついサインしてしまったら、いきなりのアナウンス。
「ただいまの婚姻届は役所に向かっております、撤回は一時間以内に役所でお願いします……」
 って、それは洒落にならんだろう、それは。撤回しにいこうって言ったら、彼女が怒った顔でこっちを見るし。
 良く考えてみたら、私はまだ15だ(そうは見えない? 余計なお世話だ)。法的に結婚可能年齢に達してないじゃないか。一時は本気で焦ったぞ。
 まだ私はこの学園のことを甘く見ていたようだ。


1999/10/20

 2日間の病欠を過ごして出社した私を待ち受けていたのは、障害処理であった。
 ……だから半年前に作ったツールを今ごろ使い込んで障害を上げてこないでくれーっ!
 そりゃ、Bugありコードを出力した私が悪いのだが、でも半年前ならこんなにかからずに直せるはずなのに(;_;)。
 というわけで、一番遅くまで(つっても、21時前だ。こういうのを天国というのか)残ってBug取りに励む。なんかふらふらするのだが、大丈夫なのだろうか(なんてことを書いている時はたいてい大丈夫なのだ)。

蓬莱学園日記
 文化祭の二日目。
 昨日の彼女と連れ立って(もう言い訳なんかしないぞ)、やはり三年生の出し物を中心に見物して回る。
 最初に回った三年丁酉組の「スタンプラリー野鳥の会!?」は、巨大迷路の中で野鳥の名前が書かれた札を首から下げた丁酉組の先輩達を探しだすという、珍しくまっとうな出し物だ。問題は、迷路が巨大すぎて当の丁酉組の先輩方も迷ってるらしいってことだ。私は運良く脱出できたけど。
 次に行ったのは、乙巳組の「レア物フリーマーケット」だ。フリーマーケットというくらいだから、がらくたが集まってるんだろうと思ったら大間違い。いきなり入ると兵馬俑がお出迎えしてくれるのだ。これには驚いた。一体どこから持ってきたんだ? 他にも出所の怪しいものとしては、あちこちが焦げたり煤がついたりした家財道具がある。……これは、こないだの恵比寿寮の火事の時に火事場泥棒でもして持ってきたものなんじゃないか?
 次の丙辰組の「シザーズリーグ」は酷かった。要するに美容師がその腕前を競うという、本土の深夜番組のパクりなんだけど、モデルに選ばれた観客には拒否権がないし、なにより髪形がモヒカンだったりする。イスに縛りつけられて鏡に映ったモヒカンに刈られていく自分の頭の様子を見るのは、まさに悪夢としかいいようがなかった。一日で肩まで伸びるという毛生え薬をくれなかったら、ここに悪魔を呼びだしてやろうかと思ったくらいだ。
 疲れたので、壬戌組の「空中個室喫茶『ラピュタ』」に行ってみることにしたが、これが大失敗。ちゃちな熱気球のゴンドラの中に、ウエイトレスの格好をしたムキムキの先輩(もちろん男!〕と一時間も閉じこめられたんだ。浮かない顔をしてると先輩が凄むし、ゴンドラは不安定でかなり揺れるし、もう余計疲れてしまった。
 最後に行ったのは、黄昏のペンギンの出し物「たそレンジャーショー」だ。やっている団体が団体だから、用心してたんだけど、下らない屋上ショーに毛が生えたようなアトラクションを見ていてつい油断した。気づいた時にはステージから流れ出した怪しげな煙を吸い込んで、ふらふらと手持ちの金を全部はたいてたそレンジャーグッズを買いあさっていた。たそペンへの入会申込書にサインをしようというところで気がついて事無きを得たんだけど、このやくたいもないたそレンジャーグッズ、どーすりゃいいんだ。


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