99年12月上旬の世迷い言


1999/12/01

 昼休みにさくらやに行き、FujiのFinepix2900Zを買ってくる。
 NiconのCoolpix950は、そこら中の人が持っているので、敢えて外すことにした。他の候補としては、QuickTime Movieが撮れるOlympusのCamedia2020Zもあったのだが、今時電源がニッケル水素だったので候補から外れた。FujiのPrincam PR21も面白いとは思ったのだが、本体があまりに巨大なのでこれまた外れた。
 まー、あんまり使い込むまではなんともいえないが、今まで使っていたのが35万画素のApple QuicTake150だったので、隔世の感はある。特に感度などはものすごく上がっていて感動ものである。

 会社を定時で出て、渋谷へ。Egg-manでKircheのLiveがあるのだ。
 んが、人身事故だとかで高崎線のダイヤが無茶苦茶。運悪く埼京線の通勤快速もない。
 それでもなんとか赤羽まで行き、埼京線に乗り換え、池袋まで行ったところで、今度は高田馬場で線路に人が入ったとかで、先に進まなくなる。当然、山の手線も動かないので、万事休す。
 結局、待ち合わせ時間に30分も遅れて着いたので、チケットを持って待っているはずの山石氏夫妻は先に会場入りしてしまっていた。
 今日のLiveは2バンド構成だったので、最初のバンドの演奏が終わるところで出てくることを期待して、本を読みつつ待つこと十数分、期待通り山石氏が出てきて、中に入ることができた。
 今回は、ゲストとしてクロノクロスの音楽を担当した光田氏が来ていた。Vocalのみとせのりこ女史がエンディングに参加しているのである。
 2バンド構成ということで、時間は短かったのだが、普段とは違ったアレンジの曲が聞けたり(ミレニアムバージョンだそうな(^_^;)、なかなか充実したLiveであった。

 Live終了後、山石氏の細君であるところの石岡和己女史の知人である女性と、その女性の友人だというTRPGやシミュレーション関連のライター氏を紹介され、一緒に夕食を取ることになる。
 夕食は、ゲームの話(主にボードゲーム)で盛り上がって、大変楽しいものであった。

 中公新書 吉田禎吾「日本の憑きもの」読了。
 憑き物信仰の実態と、その役割を社会学的な観点から考察した本。
 所々、強調するわけでもなく繰り返し述べられている部分があったりして、多少退屈だったが、憑き物の役割についての考察などは楽しく読むことができた。


1999/12/02

 目が覚めたら、頭が重く、身体がだるい。
 とりあえず、昼までは寝ていることにして、その旨を会社に電話する。
 ……次に目が覚めたのは15:00を回った時間であった。
 まだちょっとだけ頭が重かったのと、これから行ってもしょうがない気がしたので、休んでしまうことにする。……そんな事でいいのか。

 久々に猫が来たので、写真を撮ってみる。なかなかこっちを向いてくれないので、往生した。
 光量が足りないとブレ易くなり、フラッシュを焚くとかなり不自然な絵になってしまう。なかなか難しいものである。

 京極夏彦「百器徒然袋 雨」読了。
 全て薔薇十字探偵社が主に絡む中編集。どういう訳だか、名前が分からない主人公の一人称で話が進む。作中で主人公の名前が呼ばれないわけではない。主に呼ぶのは中心人物である探偵こと榎木津だが、毎回違ういいかげんな名前で呼ぶし、他の登場人物達は毎度毎度適当に付けた偽名で呼ぶのである。
 事件自体は本編である長編よりは幾分単純なもの(=探偵小説らしい事件)が多いが、解決方法は無茶苦茶である。非常に楽しく読めた。


1999/12/03

 ……最近、タモリ倶楽部の時間だけ、突発的に眠ってしまうことが多い。つまり、12:00から30分だけとか眠ってしまうのだ。
 要するに寝不足なのだろうけれども、なにか陰謀を感じるのは私だけではないはずだ。(お前だけじゃ)


1999/12/04

 週末なので、例によって洗濯をする。

 また、原稿の元になる「エリーのアトリエ」をちょっとだけやり、最低限確認しなければならないことは確認した。
 さて、どうしたもんだろう。

 Finepix2900Zを持ち運ぶために、Loftで弁当箱用の巾着袋を買ってくる。メーカ製のカバーより、こういうものの方が融通が利く感じでいいかもしれない。
 ついでに、郵便局に行って、劇団キャラメルボックスの通販で買った、「ケンジ先生」「快傑三太丸」のサントラを引き取ってくる。これは、音楽がZabadakの吉良知彦なのである。
 聞いてみると、2,3曲の書き下ろしがあるが、他の曲は既存曲に別の歌詞を載せたもので、アレンジもあまり変わっていない。
 それでも、まあそれなりに楽しんで聞くことができた。録音がちょっとクリアじゃないのが気にはなったが。

 10月までやっていた蓬莱E-Mailゲームのオフ会に参加するために新宿へ。(いや、そこから派生したチャットは未だに続いているのだが)
 参加者が、関西でのオフ会と、某所での集会のメンバーとほとんど重なっているので、半分以上は知った顔だ。
 会場は、3500円ですき焼き、しゃぶしゃぶおよび酒を含む飲み物が食べ放題、飲み放題という店で、行ってみると大変に繁盛していた。
 色々と会話をしつつ、美味い肉を堪能する。いや、楽しい会合であった。あの店はもう一度行きたい。
 他のメンバーは、そのまま新宿で徹夜カラオケという話だったのだが、明日、第二ラウンドがあるので、そちらに出ることにして私は家に帰る。後から考えると正解であった。


1999/12/05

 起床は10:00。最近にしては早い。(などと思ってしまうところが既に問題だ)
 昨日に引き続き、オフ会に出席するために新宿へ。
 今日は、12:00〜19:00まで、7時間ぶっ通しでカラオケである。
 歌と馬鹿話で盛り上がり、やはり大変に楽しい会合であった。

 疲れ果てて帰宅。でもチャットには顔を出すのである。業が深い。


1999/12/06

 昨日のダメージが喉に残っていて、声が出ない。まぁ、これはいつもの事である。休まないだけマシと言うものだ。
 今週末に締め切りを自分で切った仕事の一つ目の山をクリア。ほとんど先週の時点で片がついていたものだが、一応ほっとする。
 しかし、このペースで本当に大丈夫なのだろうか?(^_^;


1999/12/07

 ぬぅ。昨日は早めに寝たつもりだったのだが、目が覚めても疲れが澱のごとく蓄積して身体が重い。もう年だな。(sigh)
 もう、一日中眠くて仕方がない。間欠的に寝そうになっては元に戻るの繰り返し。
 というか、たまには日付が変わる前に寝るべきなのだ。昨日はネットワークの設定関係の話をしていたせいで、結局会社に10:30までいる羽目になったので(しかも晩飯も食わずに)、無理な相談ではあるが。

 方々で話題になっているこれをやってみる。
 私は、難しい人生を送っていて、武田鉄也以上、田村正和未満で、せいぜい菊池桃子程度の女性しか振り向かせられないそうな。
 武田鉄也と田村正和では、イメージのギャップが大きすぎてなんの参考にもならないような気がするが、世間一般的にはそうでもないのだろうか。

 ジャンプでJoJoの第六部が始まった。
 今度は女性が主人公か。……しかし、小学生に読ませていいのか? これ。


1999/12/08

 昨日は、日付が変わる前に眠りに就いたはずなのだが、目覚めてみると疲れが抜けていないのである。
 これは単なる風邪?
 昼間はやはり断続的に眠くて仕方がなくなる。まだ睡眠が足りないのか。それとも寝過ぎなのか。

 体の調子の悪い時は、気にしても仕方のないことばかりが気になるのである。
 こういう場合は何も考えずに寝るに限るが、そうも言っていられない。


1999/12/09

 やはり風邪だったらしい。
 この2,3日は、日付が変わる前に寝ることを心がけていたが(それでも、悪習のために0:00頃に目が覚めてしまったりしていたのだが)、昨晩から始まった頭痛が目覚めても取れていない。
 しょうがないので、午前中は寝ていることにしてその旨を会社に電話する。
 で、午後になっても微熱が続いていて、頭も全然回らないので、結局休むことに。
 頭は回らないくせに、眠くもならないので、積読状態だったマンガは消化できた。辰奈1905とかKanaの2巻とか買うだけ買って読んでなかったOURSとかいろいろ。小説は、頭が回らないので全然読み進めず。


1999/12/10

 昨日よりはだいぶマシになったので、会社にくる。金曜日は会社のゴミ(昼飯を中で作っているので、結構な量出るのだ)を捨てねばならない。
 が、今日はなんか十日市とかで、近所の道路が封鎖されるためか、いつもなら就業時間後に来るゴミ収集車が、既に去った後だったので、通勤路を延々と逆戻りして、まだ回収されていない集積場まで捨てに行く。初っ端から疲れてしまった。

 で、遅れてしまった作業を再開するわけだが、17:00を過ぎた頃には頭が全然回らなくなっていることに気付く。
 なにか問題が起きている時に、その問題を把握することができないのである。
 単に私の能力の限界ということもありうるのだが、気温が充分高いのに、寒気がするからたぶん熱のせいなのだろう。
 無理矢理居続けて、倒れてしまうのは本末転倒なので、早々に引き上げようかと思ったが、良く考えてみると、明日、明後日と2日間も倒れていることができる筈である。
 というわけで、日付が変わるまでは作業を続ける。  が、終わりは見えるがまだまだ先であることが判っただけであった。

 24日に休暇を取ろうとしたら、釘を刺されてしまったばかりなので、この分だと休暇はほぼ絶望だろう。
 身から出た錆びなのでしょうがない。


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