99年12月中旬の世迷い言


1999/12/11

 焼け石に水だと判っているが、休出して作業を進めることにする。
 ……本当に焼け石に水だった。

 上遠野浩平「ブギーポップ・カウントダウン エンブリオ浸蝕」読了。
 前後編ではあるが、話は一応まとまっている。
 今回の話を読んで受けた印象は、「まるでJoJoの第4/5部みたいだ」である。
 DCのJoJoや第6部の開始の影響かもしれないが。


1999/12/12

 体調を崩して寝込む。


1999/12/13

 カナダのケベック州が「人気ゲームの仏語版を今年中に出さねば訴える」とNOAやSCEIに通告してきたそうな。
 他の娯楽分野で、「自国言語版を出さねば訴えるぞ」と政府(もしくは類似する組織)から脅された、などという話はついぞ聞いた事がない。ゲームも出世したものよのう。(笑)
 しかしまあ、馬鹿な親みたいな政府ではある。もしこんなのに絡まれたら鬱陶しいだろうなぁ。

 GUIN SAGA 68「豹頭将軍の帰還」、GUIN SAGA 69「修羅」読了。
 いかん、逃避だ。


1999/12/14

 昨日は久々に調子がいいと思ったのだが、今日はもう駄目な感じ。
 単なる寝不足という話もある。


1999/12/15

 目が覚めたら、身体中が痛い。疲れから来る筋肉痛だと思う。……たぶん。

 基本的に怠け者にできている人間なので、心の中で定めていた目標がクリアされてしまうと、それ以上働く気がなくなる。
 まったくもって社会生活不適合者そのものだが、どういう訳かなんとかなってしまうのが不思議である。
 こんなことだから、こういう社会をナメた人間が出来上がってしまうのである。(責任転嫁)

 と、いうわけで、19:30には会社を出て、いろいろ買い物に出かける。
 HELLSINGの2巻やら、The ビッグオーの1巻やら、坂本真綾「Hotchpotch」やら、「ビブリボン」やら、「Virtualon Oratorio Tangram」やら、いろいろ。

 「ビブリボン」は、松浦雅也の新作だったので買ったのだが、もはや、PSY.Sの、と言うよりは、パラッパの、と言った方が通りがいいのだろうなぁ。
 やってみると、掛けたCDの曲のリズムとあんまり関係なく障害物が来るような感じがする。私の音感がないだけかもしれないが。

 「オラタン」は、「オラタン」だなぁ、でおしまい。標準コントローラではとっさの対応が全然駄目駄目。だからネット対戦は怖くてできん。


1999/12/16

 すごい久しぶりに(たぶん2年以上聞いていなかったと思う)コサキンを聞く。
 なんでいきなりそんな事をしたかといえば、引越しして、新しいラジカセを買わねば、と思っているうちに2年が経過してしまった、ということである。
 んで、ボーナスも出たので、MDで録音できるMDCDラジ……カセットテープレコーダーはないんだから、ラジカセじゃないんだよな。一体型だからコンポでもない。こういうのは一体何と呼べばいいのだろうか。機種はSONYのSoul Fruitといって宣伝してる奴です。
 久々に聞いたコサキンは、ちいとも変わっておらず、10年一日の如し、だったので安心できた。折角職場が近くなって、夜更かししていられるようになったのだから、毎週聞こう。


1999/12/17

 スペースチャンネル5を買ってくる。
 これは馬鹿ゲーだ。素晴らしい。
 しかし、DCの方向キーが斜めに入るのと、ボタン入力のタイミングが良く判らず、先に進めない。
 ひょっとすると私にはリズム感がないのだろうか。

 コナミから12/25に発売されるN64のソフトは、ファミ通のクロスレビューの文章を信用するなら、「お前らにはプライドというものがないのか!」といいたくなるようなゲームである。
 ここを読んでいるような人は買わないと思うが、こういう製品は買ってはいけない。
 名指ししてないんだから、営業妨害にはならないよねぇ。:-p


1999/12/18

 徹夜して、冬コミ用の原稿を仕上げる。
 6:30位まで起きてて、プリントアウトしつつ寝て、13:30頃目を覚まし、洗濯しつつ風呂に入って髭を剃る。
 実は、夏コミの前から「原稿が上がるまで髭は剃らないようにしよう」と言ってなんとなく今まで伸ばしつづけていたのだ。だから、怪しい新興宗教の教祖も斯くや、というくらいに顎鬚は伸びていた。
 髭を落とした鏡の中の自分の顔は、全然見慣れない他人の顔のようで非常に新鮮だ。そーか、私の顔はこんなに丸かったのか。

 風呂から上がり、イラストを頼んでいたやまいし氏に電話を入れたら、表紙はペン入れは終わっているという。最悪の事態にはならなそうなので、安心する。
 洗濯をしつつ(するのは洗濯機だが)、プリントアウト原稿をざっとチェックして変なところを直していたら、17:00を回ってしまった。
 いつものように、編集とコピーと製本は、広い調布在住の友人宅で行うことになっている。というわけで、くそ重いPB1400を担いで家を出る。
 調布着18:30。とりあえず原稿のチェックをしてもらい(眠いので、合否のスレショルドが非常に低くなっていて、ちょっとしたミスはそのまま通す事にしてしまった……)、恒例の編集前クリスマスパーティーをする。……つったって、宅配ピザと鶏の足で夕食を摂るだけなのだが。懸賞で当たったとかいう、100%林檎ジュースが美味であった。
 その後は、文字しかない部分を先行して、ひたすらコピーして紙を折って、届いたイラストと文字原稿を張り合わせてそれもコピーして折って、まとめてステープラーで止めて、製本テープを貼る。
 都合、655枚(38P/2*35部)の紙を折ったわけだが、意外と早く終わった。作業人口7人の人海戦術の賜物である。
 その後は酒を飲んでスペースチャンネル5の上手いプレイを見物したり、オラタンで対戦したりで、結局寝たのは5:00を回ってからだったらしい。時計を見ようという気が起きなかったので良く判らないが。


1999/12/19

 起床は11:30頃。
 近所のロイヤルホストで昼食を摂り、帰ってきて「カタンの開拓」をやる。
 6と8で木材が出るところを押え、ついでに木材貿易港を押さえたのだが、6も8も出ないか、出る時には盗賊がいるという状態で、早々に勝利を諦める。
 最終的にビリはまぬがれたのが不思議。
 いつものように群馬から来た組の車に便乗して大宮に帰ってくる。夕食は安楽亭で焼き肉。今まで入った事があまりなかったのだが、思ったよりも安くて美味かったので、これからちょくちょく利用するかもしれない。
 帰って来てシャワーを浴びたら急激に眠気が込み上げてきたのでそのまま寝てしまう。


1999/12/20

 目が覚めると眠かった。疲れが翌々日まで持ち越されるようになると、本格的に年寄りである。
 しかし、詩的な事柄とはいえ、半年以上も引っかかっていた懸案事項(当然、原稿のことである)が一応片付いたので、気分は非常によろしい。

 先週からずっと引っかかっていたBugが、へろっと取れる。見直してみると、非常に単純なBugで、いわゆる盲点になっていたようだ。今日の目標は達成。(おぃ、そんな事でいいのか)。

 昼食の料理担当の美術部長が誕生日だとかで、昼食は焼き肉だった。……朝食を摂り損ねたので、二食続けて焼き肉。まるで芸能人のようだ。


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