これまた既視感溢れる三輪車で、検索しまくれば殆ど一緒のお手製車両が見つかりそうな程ですが、プレス機やスポット溶接なしでもなるべく廉く!と考えていった挙句、(自転車の)タッドポール・トライクに毛が生えたような構成に。ステアリングとか長いタイロッドでストラット下部に接続されたハブキャリアのナックルを引く方式はトライクのUSSそのものですし、後輪に入ってるのは欧州の電動アシスト自転車で使われてる類のハブ・モーターですから、違いは本当に「人様が漕ぐ機能」が無い位。そうは言っても100kg以上になるでしょうから500W程度では辛いものがありますが、現行の法規ですと「車室」のあるトライクは(定格出力0.6kW以下として原付に収めない限り)側車付二輪自動車(サイドカー)とはみなされず、三輪自動車に該当してしまうようなので、噂の「超小型モビリティ」も保安基準の緩和が右上の様に非常に限られた制度になるのであれば、原付に甘んじる必要がありそうなのです。