二眼レフは色々と使ってきたのですが、前板のないヘリコイド式だったりエバーセット・シャッターだったりの(どちらかといえば)非主流ばかりで、こないだはじめて日本製の「普通の」二眼レフを買ってみて、成程よく撮れるのですが、初歩的な「罠」にひっかかりまくって自分でもびっくり。機種は違うけど大体こんなレイアウトので、前板の前に出っ張ってるシャッターボタンを押す指を…もし人差し指にすると底板をホールドする他の指から遠くなるので、(背に廻した親指と挟むようにして)中指で押したくなるのですが、余った人差し指をテイクレンズの真横に置いてしまい、戻ってくるシャッターチャージレバーに激突される羽目に。幸い?シャッター羽根があまり開かないうちに当たるので、そのままチャージレバーを押し戻して再度撮影しちゃうのですが、絞っているときならまだしも、開放近くだとこの↑ように愉快なことに!
ネクトカリスが本当にイカだったとすると、後になって(プレクトロノセラスのような)気室つきの殻を獲得したのに「やっぱやめ!」たことになり、何とも不合理に感じます。実は別物なのでは?一度も殻を背負わずに進化したのでは?と妄想して、オドントグリフス的な生き物がネクトカリス化する過程を描いてみました。体の両サイドに「鰭」を得て水中に泳ぎ出すようになれば、足は(這うより)餌をホールドする役目にシフトして、どんどん前寄りに縮んでいく筈。これにともない両脇の外套溝が後ろで繋がって(鰓を収容する)外套腔となり、その直前にある足(の後端)をクルリと丸めれば「漏斗」もできて、ホラあっという間にネクトカリスですよ!?
さてそこで気になるのは肛門の位置。もしも←図のような位置に開いていたのであれば、(殻を背負ったが為に)消化管がUターンして外套腔内に肛門を開く頭足類との決定的な違いであり、上の図のように全く別系統の進化であった証拠になるのでは?と。