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過去日記

2002年5月2日(木):夕方

iWeek行ってきました(3)〜ステージ

 ではユーザーグループについて。…ですが、先日書いた予告からタイトルを変えました。

 最初に言いますと、今回iWeekを見に行って、このイベントの一番の醍醐味はユーザーグループ、…というかユーザーグループ等によるステージだと感じました。

 iWeekの会場には、プロ、メイン、サブの3つのステージがあり、それぞれのステージで招待者、メーカー、ユーザーグループ等が様々な発表やプレゼンや見せ物をやっていたのですが、

 まず最初に紹介するのは、PUG0。関西のPalmユーザーグループです。
 ステージでPalm分解の実演を行い、その中身の解説をしていたのですが、これがけっこう盛況で、様子を見るのにちょっと難儀でした。

 次に、けっこう気に入っているバカムービー研究会
 まず前半にAppleScriptの話があり、続いてムービー。
 紹介されたのが『高速富士山』
 これは、ネットで公開されている富士山のライブカメラ映像を、AppleScriptによって自動取得して更にQuickTimeムービーに変換する…というものなのですが、まあそれだけなのですが見ていてけっこう感慨深いものがあります。特に、富士山に雲が掛かったり流れたりする様子など、なかなか見ごたえがあるものでした。他にも、台風が来た日の様子も流されましたが、映像自体は訳がわからない状態でしたがそれはそれでやや面白かったです。
 リンク先でもムービーが一部公開されているので、一度は見るのをお勧めします。
 そして、『Power To Burn』
 内容については、リンク先を…と思ったが、作品自体は公開されていないでメイキングのみでした。…それでもそのメイキングの文章を読むと内容がわかると思います。ムービーの内容を簡潔に説明すると、G4の火力でピザを焼く、というものでしたが…ポリタンクG4を開いたところで中からピザがぺろっと出てくる光景はけっこう愉快でした。
 まああとは、あまり会場外に公開するのはちょっとなんだと云うような物(○○○を粉砕するシューティングゲームとか)とかを公開していました。
 …んで、その後バカムービー研究会の出典ブースに行ったのですが、そこにはそのスタッフの人たちが着ていたTシャツが展示されていて、なんかその図柄が気に入ったものの、どう見てもそれは売り物ではない。だがそれでも「これ、売り物ですか?」と尋ねてみたら売って頂けました。ちょっと満悦。



 …でも実はTシャツの図柄はもう1種類あって、そっちも気に入っていたのだが、それも手に入りませんか?(←って誰に言ってますか?というか誰に言うのが宜しいですか?MARoさんですか?)

 さて次。大谷和利氏によるMacintoshデザイン考現学実践編。
 これは、Mac Fan Beginnersで連載されている、Macのデザインに関する考証や、Macに影響されたと思われる他ジャンル製品の紹介などを、その現物なども持ち出しながら繰り広げてるものでした。
 そこで最後に紹介された、折り畳むとカバン型になってしまう自転車は相当注目されていました。

 更には、先日の日記でも触れた、ラショウ氏のステージなどもあり、iWeekのステージというのは相当楽しめるものだというのを知りました。

 …その反面、複数のステージが同時に稼働しているので全てのステージを見る事が出来ないというのがちょっと残念でした…。REALbasic日本語メーリングリストMacWIREも見てみたかったのですが…
 まあ、たいていのステージは2日間に両日とも行われているので、2日とも行けば良かった話なのですが……

 更に、いちばん大きいプロステージでは、整理券が無いと見れないステージもあって…モンキーパンチ先生による『Macと漫画』という、Macで描くコミックに関するステージが催されていたそうなのですが…整理券手に入りませんでした。…ああ、見たかった…(泣)。

 まあそれはともかく、企業やユーザーグループが交代で次々と登場するステージ、これと、企業やユーザーグループが出展するブースとを見比べて思った事について。
 たとえば前述のバカムービー研究会。ブースで出しているものとステージで発表したもの、同じ物であるのにも関わらず、ステージで見たほうが断然面白いのです。といいますかむしろブースで見ても面白さを感じることが出来ないのです。
 まあ理由は明白で、同じ物を見せるにしても、ステージではメンバーの人が解説を入れつつ以下にショーアップして見せるかという事をきっちり考えて見せているが、ブースではただ作品を流しているだけで、客に説明するにしても同時にせいぜい一人か二人しか相手には出来ない…という状況の違いからです。
 …それで思ったのが、コミケのように机を並べてそこにユーザーグループをあてがうのもそれはそれでいいのだが、もっと会場でのステージ量の比率を上げて常にたくさんのステージが見られるようになれば更に楽しくなるのではと思った所存。
 ただ、更に広い会場が必要になるなどの問題は出てしまうでしょうけれど… いやでも本当にステージが楽しかったんですよぅ。

前後の過去日記

↑2002年5月3日(金):未明

ハピレスに潜む罠

↓2002年5月1日(水):深夜

いま大阪から帰還しました。

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