巨人の首位も(移動日を除いて)わずか1日で終わりました。
まあ、今日からの3連戦、巨人の相手がちょっと手ごわいヤクルトで、阪神の相手がボーナスステージなので、首位奪還は容易だとは思っていましたが。
(なんて書くとベイファンの逆鱗に触れます)
ところで今、阪神が21勝13敗で、巨人が22勝14敗だけど、去年のルールで順位を決めたとしたら、今現在の首位は巨人って事になるんだよね。
去年は、某チームオーナーが、『勝ち数が多いチームが上位』ってゴリ押ししてそう決めちゃったから。
自分トコの球団の本拠地がドームだから、自チームのカードが雨天中止になる可能性が低くて他のチームより多く試合を消化できるから、より多くの勝ち星を先に取れるだろうって企みで。
そんな事があって去年は、梅雨が終わったころにはあのチーム、首位なんだけど勝率は3位とかゆう事もあったような。
それで今年は従来通り『勝率の高いチームが上位』に戻ったけど… この従来の方法も、計算方法が微妙に納得いかないところがあるんだよね。
というのも、引き分けを勝率の計算に加えていない事。
たとえばシーズン終わって『80勝40敗20引き分け』という場合、勝率は 80÷(80+40)で『.666』になるけど、引き分けの試合は『0.5勝0.5敗』として計算するべきなのではという気が猛烈にするのだ。
それだと計算方法は、(80+(20÷2))÷(80+40+20)で勝率『.642』となる。
こういう微妙な数字だとどうもピンと来ないが、仮に、140試合のうち139試合を全て引き分けて、さて残りの1試合というとき、最後の試合を勝てば1試合1勝0敗で勝率10割。負ければ勝率0割になってしまう事になる。いやもし最後の試合も引き分けたら勝率はいったいどう計算するのだ?
…まあそんな極端なことなどもちろん無いだろうけど、さっきの例でも勝率は2分4厘も変わってしまうのだから、終盤1ゲーム差を争う展開になったときなどそうとう影響が出ると思うのだが。
それよりも何よりもそもそも、仮にチームが引き分けを続けた場合は、そのチームの勝率は5割と解釈するのが妥当だと思うのだがどうか?
……これだけ後ろに長々とした文章を書けば、冒頭に書いた暴言も少しは薄まるかな?