けっきょく、シュー兄にはサポート役に徹してもらい、バリチェロを勝たせるという方針に出たようで。
 終盤、シュー兄はバリチェロのすぐ後ろにひっついていて、『自分は抜こうと思えばいつでも抜けるけど抜けない』という、こういう場合のいつものパフォーマンスをやっていたけど。
 本人は、あくまでも「楽しんでいるだけ」とか言ってたが。
 で、思惑通りバリチェロは、今回の優勝でランキング4位から2位にキッチリ上がりました。
 だがこれによってシュー兄の年間最多勝新記録はおあずけになったけど、…まあ本人としては残り4戦でいつでも勝てるという気持ちがあるだろうし…って勝てなかったら笑うな。
 んで今回のフェラーリ1-2フィニッシュによって、もうほぼ確定していたフェラーリのコンストラクターズタイトルも、数字の上で確定したようで。
 …まあ、直前の時点で『残りのレース全てでフェラーリ2台がいづれもリタイアし、ウィリアムズが1-2位を独占すれば逆転』なんて可能性が残されていたのだが、さすがにそんな事もあるまいからタイトルは確定してたも同然だったんだけど。
 ここ見に来てる人はF1に興味ないなんて承知の上でもこの話題は書く。