12インチアルミ板をざっと使ってみた上での使用感を、良い点悪い点両方から見てみる。
よいところ。
・軽い!
…ほとんどこれが理由で買ったようなもんだが、初代15インチは2.7kg、WallStreetに至っては、デュアルバッテリにすると4kg超という環境を持ち歩いていたが、それと比べたら2.1kgというのはほんとに天国である。
……まあ、どうせならレッツノートみたいに、光学ドライブ外付け、ハードディスクは1.8インチにしてもっと軽くしてもらいたいという希望はあるものの、それは言わないという事で。
・小さい!
上述と同じような話だが…とにかく小さい!こんなに小さいのにMacOSが動く!もう端から見ててMacのミニチュアってカンジです!ちっちゃいのに本格派。なんだかデジQフォーミュラを見たときのような気分です!
…まあ、実際のところ、自分の体の幅よりも小さいってことで、電車の中で使うのにも便利だし、職場の机の上に置くにしても、限られたスペースの中に置くのが容易でほんとに取り回しが効きます。
・速い!
えーと、今までのウチのMacは3台が3台ともG4/500だったので、ちっちゃいのに最速のMacとなりました。うちデスクトップは1台で、大きい画面が必要な作業はコレでやってたんですが…12インチアルミ板って、本体の液晶と外付け1600×1200とでデュアルモニタが出来るというのが… おまけにウチのマシンの中で唯一のQuarts Extreme対応ビデオカード搭載機だし…
こうなると、Photoshopで600〜1200dpiでの画像処理とかの重い作業は、外付けモニタに繋いだ12インチでやったほうがいいんじゃないかとか。
わるいところ。
・熱い!
もうさんざんいろいろなところで言われてる事ですが…
全体的に相当熱くなるし、特に左パームレスト付近は、常に手が接触しているところなのでかなり気になります。また、膝の上で使ってるとそのうち耐えられなくなります。
# ただ、本体サイズが小さいので、最初に左膝のみに載せて使い、しばらくしたら右膝に載せ変え、またしばらくしたら再び左膝に…という事が出来ます。
まあともかく、続けて使うのには何らかの冷却対策が必要と思われます。
そして2次的な要因としてけっこう困ったのが、熱によって手から出た汗が本体に付着しそれがすぐ乾くので、…しばらく使っていると本体上に塩が浮いてしまう!…この塩がアルミを侵食しやしないかと微妙に不安(苦笑)。
・クリックボタンやわい!
トラックパッド下のクリックボタンですが…押した感じがかなり心もとないです。
ボタンのはしっこを押すと、ボタン全体ではなくはしっこだけがへなっと沈みます。しかもたまに反応しません。まんなか押せばそうでもないのだけれど、それでもクリック感がちょっとへもいです。
…まあ、普段からノートにもマウス繋いで使っているので、あまり本体のクリックボタン押さないからいいんですが。
・なぞの音を発する!
使っていてたまに本体から『ぽこん ぽこん』という音がします。
…一体どこから鳴っているのかと思ったが、どうやら本体中央のサブウーハーから鳴っているっぽい。
なんだか気になるので、ファームウェアとかで修正して欲しいところだが。
まあこんなところかな。
…さて、じゃあこれからiMovieとiPhotoを試してみようかな。