たばこ病訴訟:「禁煙できる」 患者の請求棄却 東京地裁
『タバコの害は既に社会の常識だから、吸った奴はそれを承知の上だ』
『タバコの依存症は軽いから、吸うのを止めなかったのはそいつのせい』
…という根拠で、タバコ吸って病気になったのはJTのせいだという訴えは儚くも退けられちゃったそうで。
自分自身は喫煙者ではないが、周囲の一旦は禁煙を決意したことがある人たちを見ていると、せいぜい2、3日しか耐えられなかったりとか、1ヶ月喫煙を止めても「1ヶ月も吸わなかったんだから1本くらいはいいか」とまた吸ったりとかで、タバコを吸えなくても全然気にしない体質になど到底戻れない人ばっかりなんだけど、…それでも東京地裁が判断すると『タバコの依存度は軽い』なんだねぇ。
で、敗訴した原告団のコメント、「本当に残念だ」という有り体のコメントはともかく、「アメリカと比べて30年は遅れた判断だ」ってのは、…タバコ屋訴えれば日本円にして1兆を超えるおカネをむしれちゃうメリケン裁判は、進んでいるというよりむしろイッちゃってると表現した方がいいような気も。