米国Yahoo!に次いで日本Yahoo!も、今までGoogleに丸投げだった検索を独自の物に変更したそうな。
Yahoo!経由の検索語傾向がGoogleの場合と異なっているのが、ウチのアクセス解析でも見て取れるようになっていてちょっと面白い。Google経由では決して来ないような検索ワード経由でYahoo!から来てたりとか。
Yahoo!ではどんな方法で検索結果に順位を付けているのかはイマイチ不明だが、傾向のひとつとして分かった事が、Googleの場合だと、そのページに書かれた言葉だけでなく、そのページに向けて張られたリンクの言葉も検索対象にするのだが、Yahoo!の場合はそれが無いっぽい。
例えば、みんなが一斉に『悪徳業者』という言葉でとある宝石商のサイトへリンク貼ったりすると、Googleで『悪徳業者』を検索するとその宝石商のサイトが上位に現れるが、Yahoo!では検索結果に影響が無い…とかそんなカンジ。
ところで、Googleで『悪徳商法』で検索しても出てこない悪徳商法?マニアックスが、Yahoo!では登録サイトとして一番上に出てくるようになったね。
こりゃ例の宝石屋はGoogleに次いでYahoo!にも大慌てで「『悪徳商法?マニアックス』を検索結果から出ないようにしないと告訴するぞ」って脅さないと(苦笑)。
…なんてのを検索してて思ったんだが、Yahoo!で検索した場合、その検索ワードがスポンサーサイトやYahoo!サービスやYahoo!カテゴリに一致したらそれをページの上のほうに相当ごってり出すようになっちゃったんで、このへんはかなり不便になったな…「こっちはYahoo!のスポンサーを知りたい訳でもなけりゃ、Yahoo!のサイト内検索をしたい訳でもないんだよっ!」って気分に。
例えば、『DVD』で検索するとこんなカンジに…
ここで、上にある『ページ』をクリックすればページ検索の結果が出せるんだが、それでも依然としてスポンサーサイトは出現するし、そもそも「『ページ』をクリックすればページ検索の結果が出る」なんて事、検索結果のページを見ても分からない。
Yahoo!の新しい検索アルゴリズムは優秀なんだそうだが、仮に本当にそうだとしても、その検索結果がウィンドウの下のほうにしか出ないんじゃ魅力は半減以下だと思うのだがどうだろう…?
…まあ、カテゴリやスポンサーに決して引っ掛からないような特殊な言葉で検索するぶんにはいいんだけど…というかそんな使い方をしていればいいのか。