W本拠地 オリ近プラス“阪神”もOK
強硬にダブルフランチャイズに反対していた阪神・野崎社長の表情は、会議後は晴れやかだった。「新球団をスムーズに運営するには、2つの本拠地を持つことが必要ということ。我々にも兵庫と大阪を本拠地にすることを、他球団に承知してもらいました」 阪神サイドがOKしたのは、計り知れないメリットがあるからだ。サッカーW杯日韓共催にともなって2002年を全国分散開幕にしたため、03年以降は2年前の成績が開幕権に反映されている。つまり、昨年優勝した阪神は、すでに来年の開幕権を手中にしており、来季は大阪ドームで“本拠地開幕”を迎える可能性が浮上してくる。 現場にとっても朗報だ。甲子園球場は春だけでなく、8月にも夏の高校野球が開催される。阪神は例年、この時期に長期ロードに出るが、独走優勝した昨年でも負け越すなど“死のロード”と呼ばれている。近年は大阪ドームで1カードを組み込み、選手の負担を軽減している。だが、ダブルフランチャイズ制になれば、大阪府内のどの球場も使用可能なため、酷暑の中での遠征削減が可能になる。 来年から死のロードが無くなるのか!!!
うわ、これは来年からものすごく阪神有利だ!というか今まで不利だった分が解消だ!
…まあ、合併話自体ほんとに実現するのかまだ怪しい話だが、ともかくこれは阪神の中の人もゴネた甲斐があったってもんだ。こうなったら何が何でもライブドア社長の排除に全力を尽くさないと!(苦笑)