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過去日記

2004年7月9日(金):夜

人気のないJリーグが何故潰れないのか?

Jリーグのチームが増える理由

 観客動員からみれば、プロ野球のパ・リーグと大差はないJリーグの経営が成り立つのは実に不思議。その秘密は「TV放映権」に隠されていた。

 Jリーグは、NHKとTBSが放映権を購入している。これが、2局で合わせ50億円近くになる。その額を各クラブが個々ではなく、Jリーグが一括して分配しているのだ。ここがプロ野球と違う点だ。この方式を92年Jリーグスタート時から強硬に主張したのが当時のJリーグのチェアマンの職にあった日本サッカー協会・川淵三郎キャプテン。

 あーあったあったそんな事。
 たしかJリーグ発足のとき、放映権料は全てのチームで分配するって決めて、そしたらナベツネが
「ヴェルディの試合の放映権料は全部ヴェルディが受け取るべきだ」
って主張したのを川淵がさっくりと却下して、そしたらコーフンしたナベツネがいつもの調子で
「川淵は人の話を聞かない独裁者だ!」
なんてまくしたてたって事。
 当時は、どっちが真の独裁者なのかなんて事、分かりきっていたけどね。ナベツネ以外の人は。

 その後Jリーグは、今のプロ野球なんて目じゃないくらいの衰退ぶりを見せたんだけど、それでもチームの数は増え続け、来年はJ1、J2合わせて30になるとか。

 そういや、ゴジラ松井が、メジャーでは放映権料は均等に分配してるから日本でも取り入れるべきだなんて言っていた事もあったけど…まあ、放映権料で一番儲けている巨人が大出血するとなると、その放映権料独り占めを阻む相手を政治犯呼ばわりするナベツネが了承するなんて絶対考えられないけどね。

前後の過去日記

↑2004年7月9日(金):深夜

遠藤正二朗氏、復活していた

↓2004年7月9日(金):夕方

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