F1=ミナルディ、来季も継続参戦へ
よっぽどいい成績を上げている他のチームが続々とF1から撤退しても生き残り続けてきて、ゴキブリ並みの生命力とも形容されているミナルディだが、今回、エンジンメーカーが撤退してしまい、またもや存続の危機に立たされたのだがそれでも参戦を続けるらしい。
今年、ジャガーの撤退が決まったという状況でも生き残ったわけだから、やはりこの生命力にはすさまじいものが。
メインスポンサーがシーズン途中で撤退してしまうなんて事は日常茶飯事で、タイヤメーカーとの契約が結べないせいでシーズンギリギリまでタイヤが入手できず、テストでは仕方なくF3000用のタイヤをはめたなんて珍事も起こした経緯を持つこのチームだが、現在、来期の参戦は決めたもののエンジンはまだ未定。同じくエンジンメーカー撤退のあおりを受けたジョーダンは、トヨタエンジンを載せる事になる模様だが…
ともかくこれで来年も、1回のレースでトップに7回も8回も周回遅れにされるマシンを拝む事が出来る(苦笑)ようだが、もうこれで何年落ちになるのかも分からなくなってきたマシンで参戦し続けるミナルディは、他のチームとは違った意味ですごいと思う。