原作では、現金に関するけっこう生々しい話が頻繁に出てくるのだが、アニメのほうでは、学園内でのみ通用する貨幣が出てきてた。
やはり、小学生が日本円のやりとりをするというのはアニメ的にナニだから、どのくらいの貨幣価値があるのか分かりづらい架空の貨幣を出す事によってそのへんの生々しさを押さえようという事のようで。
ちなみにこれは10ペリカで、10ペリカ=1円。(うそ)
話の生々しさといえば、2話のときに蜜柑のスカートが脱げるエピソードがあったが、…アニメでは暴れてるうちに勝手に脱げたような描写になっているけど、原作では、棗は本気で蜜柑を脱がしに掛かり、しかもスカートどころか水玉パンツを脱がし、おまけにそれを持ち去ってしまっていたのだ。
この後も、棗が蜜柑のナニをアレするようなエピソードなどが何度も出てくるので、そのへんがどう表現を押さえられるのかが、ちょっと残念…いやいやちょっと楽しみ。
まあ、そういう毒の多さが原作アリスの良さではあるが、アニメのほうも原作をうまく発展させた面白さが堪らなくいいので、…まあつまるところ是非とも両方見ておくべきだね。