自分が女にモテている姿を常日頃から妄想したりしてるヘタレ2人が、自分の理想の女性をパソコン内に作ろうとデータを打ち込んでいたら、落雷のショックでその女性がパソコンの中から現実に現れてしまった…
…という、普通に「それなんてエロゲ?」な話なんだが…こんな映画が1980年代のアメリカで既に作られていたのだ。
80年代と言えば、いわゆるコンピューターと呼ばれる物が個人でも所有できる時代に入り、また、その技術の急激な進歩から、「そのうちコンピューターが人間を超えるんじゃないか?」なんて事が本気で思われていた時代で、『ウォーゲーム』『トロン』『エレクトリック・ドリーム』など、そういった事をテーマとして扱った映画も多数発表されていたが、その中でこの作品は、当時としては異色な映画だった。
で、この作品が初めてDVD化され、しかもけっこう安価だったので買った。
ときめきサイエンス(原題:WEIRD SCIENCE)
…まあ、万人に勧められるような内容ではないんだが、馬鹿臭いB級のノリがちょっぴり良い作品だった。