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過去日記

2008年12月22日(月):深夜

パンでトンカツ

逆転の発想からのフライ(デイリーポータルZ)

 記事の内容は、
『フライを作るには卵、小麦粉、パン粉の3つが欠かせないものだが、最初からパンを使えば3つもいらないんじゃないか? …と、こういう提案なわけです。』
という事なのだが…
 自分、揚げ物食べるのは好きだけど、小麦粉、卵、パン粉と付けていく行程がめんどくさく、また、余った小麦粉や卵の扱いにも困ってしまう事から、なかなか自作する事は無かったんだが…これは、上手くいくんなら画期的だ!と思った。
 で、トンカツを作るのに肉をパンで挟んで揚げたら、トンカツっぽい物は出来たものの、つなぎが無い為に食べると肉がずり落ちて来てしまうという欠点があるという事が判明した。

 …が、これを見て思った。
「一口サイズにすればいいんじゃないか?」


 ということで早速材料を用意。

 たったこれだけの食材でトンカツが作れてしまうとしたら、それはまさに夢のようではないか。


 豚肉が、トンカツを作るのに一般的なロースではなくバラ肉なのは、作業工程を考えた上で、肉の形状的にこのほうが都合がいいんじゃないかと思った事と、何よりも自分はロースカツよりも、バラ肉を使ったミルカツのほうが好きだからという理由に他ならない。


 …肉とパンが分離しないようにするにはどうしたらいいかと考え、けっきょく巻いてみる事にした。

 このようにパンの上に肉を乗せ、


 巻いてみた…
…ら、パンの弾力は予想以上に乏しく、普通に巻いたらパンが折れて千切れてしまった。
 これはいきなり想定外の展開!


 結局、パンを潰してギチギチに巻くという作戦でこの窮地を乗り切り、ともかくパン巻き肉が完成した。


 …いや、これで完成ではない。これから揚げねば。

 という訳で、熱した油に投入。


 ここでまた予想外の展開。
 あれだけギチギチに巻いたパンが、油に投入した途端に膨れ上がって元のサイズに戻り、そして徐々にパンの端がめくれてきてしまった!

 …それでも崩壊は最小限の所で止まり、なんとかそこそこ無事に揚がってくれた。
 ………なんか螺旋状の物がこっち向いてる!


 そんな訳で、とんかつソースをかけて食べてみたんだが…一応ちゃんとトンカツの味がするよ!

 …もっとも、めくれてしまったパンの端っこが揚がりすぎてカリカリになってしまった事から、ややスナック感覚の食感の物が出来てしまった。あと、そのせいで油もやや吸い過ぎに。


 そして更に、調子に乗って、このトンカツでカツ丼を作ってしまった。
 …なんか螺旋状(ry

 ……このトンカツ、煮込んでみたらパンのめくれた部分がすごい勢いで煮崩れていったので、なんとか被害を最小限に抑えるように慎重に作業を進め、なんとか事無きを得たのだが…



 食べてみると、味はまさにカツ丼なんだが…とにかく食感がとてもカツ丼のそれではない!
 なにしろ汁を吸ったパンがあまりにもやわいのだ!
 流石にこの食感ではこれをカツ丼と言うのは抵抗がある。
 てことで、このトンカツはカツ丼には向かない事が判明した。

 …とりあえず、パンが剥けてしまう事は、揚げる前に楊枝でも刺す事でなんとか対処出来そうだが…それはそれで工程が増えてしまう事になるが、卵をつなぎに使ったりするよりは面倒は無さそうだ。
 ともかく、今回の企みは、調理方法をもうちょっと考えたらアリなんじゃないかって気がした。
 そのうちまたリベンジしてみるか。

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