午前のフリー走行は、雷雨による順延の末に20分限りとなった上に、またもやグロージャンがクラッシュした為に早々と切り上げになるという状況だった。
そして予選…これも、Q1序盤でマッサがスピン、赤旗が出ると天候の悪化の為に順延…Q2もすぐに中断し、けっきょく予選が全て終わるまでに2時間の遅れが出るという状況だったのだが…
そこで、中嶋は、Q1で5位に入ってQ2進出すると、そのQ2は2位!
ものすごい期待が掛かったが、Q3では9位に沈んだ…
…重量見てみると、他のマシンよりも10kgは重いよ…って、速く走るのが困難だったら重タン作戦はまだいいけど、今回Q1Q2ですごい好タイム出してる上に、明日もまた雨天が予想されるのに重タンにしてどうするんだよ!?レース序盤から雨量減るとかでコースコンディションが良くなったりしたら最悪だぞ?…これ、チームが中嶋にポイント取らせないようにしてるとしか思えない作戦だな…
そして他のドライバーは、まずQ1でマクラーレンの2台が脱落した上に、逆転チャンピオンの目がまだ残っていたベッテルまでもがQ1落ち…バトンが14番手に終わったとはいえ、奇跡の逆転はもう無くなったか。
それに対して、それぞれのチームメイトの、バリチェロがポール、ウェーバーが2番手という皮肉な結果に。…って、これ、バリチェロの逆転チャンピオンの目がやや出てきた雰囲気に!?
あと、今季初参戦の小林可夢偉が、11位と大健闘!波乱の予選とはいえ、これは予想外の結果だった!