畑 亜貴の早稲田に“止マレ!”、行ってきた。
はたらっちー、始まって最初のトークでいきなり進行役の学生に「童貞ですか?」とか聞いてくる下ネタ大好きっぷりは相変わらずだった。その後も、「抱き枕は使わないんですか?」「二次元のおっぱいの揺れ方はどうやって妄想するんですか?」など、容赦無いトークを連発していた。
…ってまあ、話はふつうにこれまでに書いた詩に関する話がちゃんとメインだったんだが。
『空耳ケーキ』『ハレ晴レユカイ』のタイトルはどうやって思い付いたのかとか、歌詞に『夢』という単語が出てくる歌が多い理由とか、アニメ曲よりもゲーム曲のほうが、駄目出しをしてくるクライアントの人が少ないから作りやすいとか、『あとがきのようなもの』の歌詞の『○○』『××』には本当は歌詞が入っていたんだけど、作詞家生命を絶たれたら嫌だから削ったとか、ハルヒの新キャラソンでは、小泉の詩書いたのが一番楽しくて、対して谷口が大変で、もう白石が自分で曲書けばいいのにと思ったとか、『mind as Judgment』は、歌詞に『引き裂いた』とか『吊り上げて』とか入れられたのが楽しかったとか、咲-Saki-の曲を作ったときは、麻雀用語を入れた曲は大変過ぎてもう書けなさそうとか、にょろーん ちゅるやさんのキャラソンで、3キャラ×2=6曲作れという依頼があった時は、元ネタ自体に情報が少な過ぎて、6曲ひねり出すのに相当苦労したとか、なかなか愉快な話を色々と聞けた。
あと、事前に募集した詩の添削をしたりとか、質問コーナーとかに続いた。
…その時、作詞家はあまり儲からないという話があって、詩を書いた印税は、売れないと5000円なんて事がザラで、酷い時には2000円なんて事もあったとか、主な収入はむしろ二次利用で、カラオケやDVD収録などで使われないとお金にならないとか。
ともかく、たっぷり3時間に渡る話はなかなか素晴らしかった。