各チーム共にヨーロッパラウンド前のアップデートを行い、完全ドライで行われた、久し振りに真の実力が試される事になった今回の予選だが…
…Q1、新興3チーム以外で落ちる唯一のドライバーが誰になるのかが気になるところだったが、意外にもウィリアムズのバリチェロが来た。
そして予選Q2、異次元の速さを見せるレッドブルの2台が頭を取り、そして、意外にも小林が8番手タイムを出してQ3進出を果たした!ロサは12番手でQ2落ちとなり、初めて小林がチームメイトを上回った。
…が、小林はオプションニュータイヤをここで使い切ってしまった為、Q3では好タイムを出せず、けっきょく10番手に落ち着いた。
そして上位は、ウェーバー、ベッテル、ハミルトン、アロンソ、バトン、シューマッハと、レッドブルがフロントロー独占し、以降、マクラーレン、フェラーリ、マクラーレン、メルセデス…と、レッドブル以外はやや混戦に。
あと注目なのは、これまで厳しい評価が続いていたシューマッハだが、6番手という事で、8番手のチームメイトのロズベルグになんとか勝ったが…こんどこそまともな評価を受けられる結果を出せるだろうか。