メルセデスの2台、やはり序盤からずるずると後退していった。…が、終盤になってペースを取り戻してきたことから、つまり
『空タンの時だけ速い』ということなのね。
で、上がって来たのがフェラーリの2台とライコネン。
そして、タイヤが持たずに4ストップ作戦を各チームが敢行し、その中でトップを走っていたアロンソが優勝、そして3ストップで走り切ったライコネンが2位に入る。相変わらずタイヤに優しいマシン&ドライバーだった。
あと、3グリッド降格ペナルティを受けていたマッサが3位に入り、以下、ベッテル、ウェーバー、そして終盤になって追い上げたロズベルグという順位に。
これでアロンソは今期2人目の複数優勝ドライバーとなった訳だが、それでもまだようやくランキング3位。やはり以前、序盤にクラッシュの巻き添えを喰らってノーポイントだった事が響いている。
で、ランキング2位のライコネンとはまだ4ポイント差でベッテルが相変わらずトップを堅守。
…しかし、フェラーリが戦えるマシンを作ってきただけに、今後の逆転はぜんぜん有り得そう。むしろレッドブルが苦しくなってきたか。