猫魔ヶ岳

1404m

山域:会津
1999.5.2



猫魔ヶ岳は、面白く目立つ名前である。スキー場があることから、東京にいても良く名前を聞く山だが、磐梯ゴールドライン沿いの登山口から短時間で登れることが解ったので、旅行ついでに登りに行った。山自体は、隣の百名山があまりにも立派で位負けしているが、展望も良く登ってみると来て良かったと思う山頂であった。

猪苗代湖畔でゴールデンウィークの一夜を過ごすことになったので、なんとかして会津の山に行けないものかなぁ....と地図を眺めると、猫魔ヶ岳であれば速攻を決められると思い家族に行って来るよと宣言した。早朝妻子のいる部屋を抜け出して寝静まったホテルから一人車を出し、酔狂なことでと思いながら磐梯ゴールドラインの八方台に車を止めた。ここは磐梯山の登山口でもあるが、にわかハイキングなので雪のまだ多い磐梯山には当然向かわず、猫魔ヶ岳への道に入る。しばらくは樹林の中の緩やかな登りで、最初の方こそ道が出ていたが、結局7割くらいは雪の上を歩くことになった。雪の量は0〜30センチというところであった。緩やかな斜面を登り詰めると正面に猫魔ヶ岳が現れる。3つの小さなピークでできており、一瞬遠く急峻に見えるけれども、行ってみると意外とすんなり着いてしまう。斜面にはたくさん雪が残っているが、夏道は6割以上露出しており問題なく歩くことができた。むしろ夏道をわざわざ歩くより、トレースの着いた雪の固い斜面を登るのが楽なくらいだった。
最初の肩状のピークに登り、少し下って真ん中のピークに登ると、少し岩が出たあと、三角点の山頂に到達する。山頂からは眼前に雄国沼の素晴らしい景色が広がった。来て良かったと思った。先の方見えている猫石からは、もっと雄国沼が素晴らしく眺められることだと思う。でも今回はパスしてまたゆっくり来ることとしよう。檜原湖や磐梯山を一望したあと、雄国沼に別れを告げ、元来た道を引き返す。雪の斜面は慎重に下ったが、緩やかになれば、固い雪の上をシャリシャリと駆け下りて行き、八方台の駐車場に降りたつと、磐梯山に登る人たちが何組も出発しており、羨ましくもあった。


記録

日 程

99年5月2日(日)

天 候

晴れ

コース

八方台 -40分- 猫魔ヶ岳 -35分- 八方台

猫魔ヶ岳の稜線